あらすじ
日本はきっと復活する――。そのためにまずは危機の本質を見極め、この国を前に進めるための意識改革が必要だ。「本物の知性」を生む教育、息苦しさを打開する政治、「脱ガラパゴス」の“ものづくり2.0”……。時代が変ればルールも変る。固有の長所を活かしつつ、世界基準から外れた古い制度や思い込みから脱却するべし。目覚めよ、日本人。甦れ、日本! この国を愛して止まない著者が教える、新時代を生き抜くヒント。
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Posted by ブクログ
読み終わって、では何をするかと思った時に何も浮かんでこずに、再度拾い読みをした。
結局、自分の歩幅で歩いて行くしかないと云うことが分かった。
全員が同じ方向に向って努力するという時代ではないのだ。
Posted by ブクログ
過去の4億円申告漏れ以降、筆者の本を読まなくなったが、久しぶりに本書を購読した。
現代の碩学のことはあり、随所に参考になる提言があった。
特に注目した事は教育問題である。
「日本ではペーパーテストが一点でも高い方を合格とするのが公正であると信じ込んできた。」
「ハーバードにしろ、スタンフォードにしろ願書と面接を重視してゐる。」
ある米教授曰く、「そもそも、人を選別する事自体が不公平なんだよ。」
筆者曰く、「さうであるならば、願書と面接で個性的な学生を採用すべきだ。」
「知性とは、正解を解く事(+スピード)ではなく、プロセスである。」なるほど