茂木健一郎のレビュー一覧

  • あるとき脳は羽ばたく

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    茂木さんのエッセイ集
    共感できるところが多々あります。
    私も美食家ではないし、なれないと思います。
    でも、素朴なものでもおいしいものはおいしいし、脳がそれをどう感じるか次第ですね。

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    2011年03月19日
  • 自分の頭で考えるということ

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    茂木さんと羽生さんの対談集。脳の素晴らしさ、将棋の奥深さ、コンピュータソフトのありかた等が良く分かりました。

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    2011年03月07日
  • すべては音楽から生まれる

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    筆者の音楽(クラシック)に対する偽りのない愛がひしひしと感じられる。カジュアルな服装をした者や学生風な者が集まり、ただ静かに流れてくる音楽に耳を傾けた楽友教会、「ラ・フォル・ジュルネ」で聴いた≪田園≫、そこでは「未知の自分」を新たに発見することができ、自分の生きる現実世界を再構築してくれた。また、NHKホールで聴いたシノーポリの≪未完成≫、高校時代に学園祭で上演した≪魔弾の射手≫から得た言い表すことのできないような感動は、記憶を成長させ、まるで目に見えない「道路」や「空港」のようなインフラを脳内に作り、感受性に磨きをかけてくれた。

    こうした音楽体験を茂木はふんだんに語り、その音楽の持つ強力な

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    2011年02月24日
  • 脳と即興性 不確実性をいかに楽しむか

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    ネタバレ

    脳の働きや即興性との関係についての考察は少ないけれど、山下洋輔の成り立ちやさまざまなエピソードがおもしろく、一気に読めた。即興性は引き出しを多く持っておくことが大事ということ、既存の枠組みを理解した上でそれを壊す勇気を持つことが創造性に繋がるということに深く納得。

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    2011年02月19日
  • 脳の中の人生

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    不確実性を感じる脳はドーパミンを堕している。
    ひらめくには、周りの環境に脳が退屈していることが多い。
    科学は、わからないことに注意目する醍醐味がある。わかっていることに注目するよりは。
    わかりやすさを科学に求めすぎている。
    適度な時間のゲームは脳に悪くない。
    記憶はエピソードと共に覚えるのがよい。
    英語は、単語ではなく文として、エピソードとして覚えると良い。
    ど忘れを思い出すのと、創造力働かせるのとでは、脳の働きがにている。
    一つのことに打ち込む変人がいても良い。
    国語入試問題は、メタ認識を鍛える。
    たまに突飛なことをするもの良い。
    たまにゆったりするのも良い。
    わかりやすいだけでは駄目。わか

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    2011年02月13日
  • クオリア入門 ――心が脳を感じるとき

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    脳科学者 茂木健一郎さんが提唱する、新しい視点の脳科学の本。
    美しいものを見て美しいと思う、感動する、といった
    いままで科学が避けていた「心」の問題に迫った本。

    たしかにこれだけ科学や医学が発達しているのに
    人が感動したり、心地よい感覚を感じるという「心と脳」のメカニズムは
    ほとんど解明されていない。

    心は脳がつかさどってることは間違いないんだけど
    なんで脳のシナプスの電気活動だけで、人に多種多様な感情が宿るんだろう…

    まだ科学で解明されてない部分だから、この本にも答えなんて書いてないけど
    興味深い疑問を投げかけてくれた本でした。

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    2011年02月10日
  • 自分の頭で考えるということ

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    コンピューターにはかなわない様な気がしていますが、やはり、人間の脳には無限の力があるようです。
    そして、究極にその力を発揮した時、トップギアで考えている時、時間の観念がなくその時間がどのくらい続いているのかわからないという羽生さんの言葉にジーンときました。

    棋士、という仕事は間違いなく贅沢品でしょう。
    社会にとっての贅沢品。
    衣食住に貢献しない仕事という意味でですが、棋士が食っていける社会ってすばらしいなと思います。
    たぶん、谷川さんだって山崎さんだって・・・・ひふみんは将棋やっていた方がいいかもしれませんが・・・何の仕事についても最高の仕事をなさるでしょう。
    でも、将棋をしていてくれて良か

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    2011年02月02日
  • 感動する脳

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    105円で売っていたから買ってみた(笑)

    苫米地氏の脳科学だけを読んでいるだけじゃ偏るので

    茂木氏の本も読んでみた(・∀・)

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    2011年01月29日
  • すべては音楽から生まれる

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    音楽を聞く喜びは、その成り立ちを一般化、普遍化してこそはじめて、その本質をとらえることができる。
    音楽において大切なリズムやメロディ、イントネーションといった要素は、つまり、音がお互いに結ぶ関係性に由来する。
    音楽の本質を理解することは、生命なるものの芯を見据えることと同じである。音楽の本質を考える作業は、常に未完成に終わる運命にある。
    どのようにしたところで、目に見えない。目に映らず、触ることもできないからこそわからない。
    しかしこの目に見えない何かが、脳に喜びをもたらし心身を健やかにし、生命を積極的に全うさせてくれるということが、底しれぬ音楽の可能性と相通じる生命の不思議さである。
    目には

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    2011年01月28日
  • 思考の補助線

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    若干ブームの落ち着いた感じがする脳科学者、茂木健一郎氏が自らの思想体系を語ったもの。なかなか簡潔にコメントするのが難しい。新書というよりエッセイ集として読むと楽しめる。もともと月刊誌連載の文を新書にまとめているため若干まとまりのない構成にはなっているが、茂木氏の「学問」観や情熱が伝わってくることには間違いない。タイトル的にハウツーものを期待して読むと痛い目にあうことだけは注意。(特に、最近の茂木氏はハウツーものも多く書いているので)

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    2011年01月17日
  • 自分の頭で考えるということ

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    対談形式で本書は綴られている。将棋から見えてくる未知の思考領域を科学的に解説。考える大切さが書かれた本!将棋好きの人なら読む価値あり。

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    2011年01月15日
  • 脳は0.1秒で恋をする 「赤い糸」の科学

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    ネタバレ

    この本の冒頭に、

    この世の中には、「出会った誰もが恋するような人」がいて、
    それは、最高の自然さをまとっている人だという。

    それまで生きてきた過程で、悲しいことやがむしゃらで努力したこと、悩んだ事などの様々な経験を積み重ねたことで、「今の全てが平安のうちにあり、穏やかに心を解きほぐせている人」だそうだ。

    この状態が最も美しく、「誰もが恋する人」だと書いてあった。

    これは、本当によく分かるような気がする。

    そして、こんな雰囲気を醸し出せるような「人」として
    生きていきたいものだ....と、深く、深くうなづいてしまう。

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    2011年01月15日
  • セレンディピティの時代 偶然の幸運に出会う方法

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    ◎出会う→気づく→受け入れる 
    セレンディピティサイクルをブンブン回そう。

    ◎大人になり、せっかくさまざまな知識や経験を得たのに、それがかえって邪魔になって、行動することや気づくことが妨げられるとすれば、なんと皮肉なことだろう。自分が過去にどんな人間だったかなんて、忘れてしまってかまわない。「今、ここ」に熱中することで、脳の潜在能力を最大限に発揮することができる。

    ◎小さくまとまってはいけない。異質なものを拒まず、清濁併せ飲む大物になれ!

    ◎あがいてもいい。劣等感こそが自己発見や創造性の源なんだ。

    ◎たとえ慣れ親しんだものであっても、「これは違う」と思ったら、「何でダメなのか」と立ち止

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    2011年01月06日
  • 脳の中の人生

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    読売ウィークリーのコラムをまとめたものなのかな?2,3ページの話が独立しており、本書を通しての主張というものは特に内容に感じなかった。1つ1つの話は面白く興味深い。

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    2011年01月04日
  • すべては音楽から生まれる

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    クラシックのような心地よい音楽を聴いていると気分がスッキリしてきて幸福感を感じます。
    長い年月をかけて洗練され、何世紀にも渡って人びとに聴かれ続けるクラシック音楽にはまるで魔物のような魅力が潜んでいるはずです。
    本書は脳科学者の茂木先生がご自身のクラシック音楽での実体験を綴っています。
    音楽ファンは他人の音楽話でも十分楽しめる。
    クラシック音楽を聴いてみたいなという人におすすめの入門書です。

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    2010年12月14日
  • 脳を活かす勉強法

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    著者の茂木氏が勉強で良い成績を修めた成功体験を例に、脳の働きと成果を出す為の効率的な方法を解説している。
    基本的に書いてある内容は理にかなっていると思うが、茂木氏がうまくいった場合の方法であり、普遍的な方法とは言えない。
    内容はわかりやすく、時間をかけずに読み切れる。
    自分の取り組み方を見直してみる気になるかもしれない。

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    2013年08月07日
  • ひらめきの導火線

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    「ひらめき=想像」を発火させる為には「情報」と「意欲」が必要。
    些細な事でも観察・認識・理解・受容し、とにかく行動を起こす事が重要。「ひらめき」とは先人の影響の連鎖によって成り立つ為、普遍性を発見する事が本当のひらめきへの第一歩となる。そこに絶対は存在しない。常に偶有性の中に身を置く事を心情とする。

    アイデアが出しやすい環境を作る事が本当に出来るのか自分で実験してみたいと思います。

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    2010年11月17日
  • 感動する脳

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    なるほどって感じかな。すぐ読める内容だった。ドーパミンのことが多く他のことももっと書いてほしかった。

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    2010年11月13日
  • すべては音楽から生まれる

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    以下、引用。

    ▼哲学者ニーチェは「音楽なしで<生>をとらえることはできないと語った。

    ▼想像力と生命力は、<私>の脳の生きる糧に他ならない。…その先に生まれるであろう表現は、どのようなものであれ自分自身の生き方の果実である。願わくは、新たな想像力と生命力を内に秘めた果実でありたい。

    ▼モーツアルトのピアノ協奏曲、映画『短くも美しく燃え』でも使われた21番第二楽章のアンダンテ

    ▼バッハの≪無伴奏ソナタ≫


    ▼ピアニストのスヴャトスラフ・リヒテル氏

    ▼シューベルト歌曲集≪白鳥の歌≫

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    2010年10月31日
  • 言葉で世界を変えよう 万葉集から現代俳句へ

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    タイトルがカッコイイですよね。黛さんと同い年なんだけど、茂木さんとも一緒とは思わなかったです。内容は特に新しいことを言っている訳じゃないかも。対談者2人のことが好きなら、読みやすいと思う。私はどちらかというと苦手なキャラ。でも、やっぱり言葉に関する論考は誰の意見だろうと面白いなぁ。

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    2012年08月11日