茂木健一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【ひらめきのメカニズムを探求したい方へ】
誰もが持っている「ひらめき」の開花方法を科学的根拠をおりまぜて解説してる書。
トヨタや万葉集の具体的事例から、日本人は「想像力」「個性」「独創性」が無いと言う「嘘」を分析し、日本人固有の考えを壊してから始まる展開はさすが科学者といった感じです。
その後、「ひらめき」の具体的発想法、鍛え方、パフォーマンスを上げる事例が展開されてます。
本書に「普遍的な言葉で語ること」と言う話があるが、茂木さんの使用している文書に脳科学用語や、普段の生活で使用しない難しい言葉を使用してる点に若干の違和感を感じます。
<以下、備忘録>
・想像性は経験と意欲が合わさって生まれる。だからこそ、誰でも、いつでも、経験を増やし意欲を高めようと努めれば、創造性は鍛えられる
・どんなひらめきも、素材は外からもたらされる
・単純に真似して終わるのではなく、独自の知恵を加える。みんなで少しずつでもいいから、知恵を加える。それを徹底して続ける。そうすることで、元のシステムやノウハウとはまるで異なる次元にまで成長する事がある。
・絶えずやること、続けることは重要である。「毎日やる」という習慣化、日常化が創造性を自分のものとする最善の方法
・ひらめきの裾野を広げていくには、億劫がらずに手を動かして「書く」事が大切だ。
・マイナス思考に考えないで、「何か方法は無いかな」と脳をとりあえずでも動かし続けることが大切 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著名な作家などがそれぞれの3・11をふりかえり、これからどうすればよいかそれぞれの視点から提言を述べる作品。
この本で一番驚いたのは、病を患っていたため、この震災で不安や無力感を感じなかったといった著者がいたことだ。このことから、他人や未来への不安や自分の無力感はある程度自分に余裕がないと生じない感覚なのだと感じた。
しかし、震災直後に起こった買いだめの現象から、今回日本人が感じた不安のベクトルは自分に向いていなかっただろうかと感じた。
また、どん底はつづかないと励ましている著者がいるが、何もなくても、毎日が先の見えないどん底だと感じている人々である現代人に伝わる言葉なのだろうかと感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ生きている中で、どうしてもうまくいかないときというのはある。自分の才能に自信を失ってしまったり、目標を見失ってしまったり、やる気が出ないということは誰にでもある。
そんなとき、不安や怒り、イライラなどの感情が出てくることは、ある程度避けられない。
負の感情から抜けだす方法はいくつかあるが、小さな成功体験を持つ こともその一つである。
どんなに小さなことでもよいから、自分が楽しめて、達成感を持つようにできることの没入するのがよい。その結果得られるささやかな成功が、脳をかえていくのである。
脳の中では、何らかの成功体験=報酬が得られると、そのような結果をもたらす原因となった行動にさかのぼり、その回路を強化するような学習が起こる。情動系で働く神経伝達物質が、そのような学習を促進するのである。
達成感を得る手がかりは、必ずしも社会的に評価されるものでなくともよい。自分で満足できることや、身近な人にほめてもらったり、喜んでもらったりできるような、そんな小さなことで十分なのである。
どんなちいさなことでもよい。「やってよかった」という達成感を得ることで、脳は確実に変わっていくのである。