青崎有吾のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレだるまさんがかぞえた。プレイヤーは、標的と暗殺者に分かれる。標的は機の前。暗殺者は公園の入口。入口から木まてま40歩程度。暗殺者は1歩ずつ標的に向かっていく。標的は掛け声と共に定期的に振り向き、暗殺者の動きをチェック。暗殺者が歩いている姿を視認できれば標的の勝利。それを回避しつつ評判にタッチできれば、暗殺者の勝ち。
だるまさんがかぞえたのリズムで、1文字ずつ、暗殺者も掛け声と同じリズムでゆっくり。
掛け声は10文字より短くてもいいし、長くてもいい。
標的が顔をかくしてかは振り向くまでを1セットとしら5セット。
両プレイヤーは各セットの開始前に数技を書いて入札。
標的は掛け声の文字数、暗殺者は進む歩数。
標的が入札する数字は5セット合計で50になること。
真兎が暗殺者。
ぴたりしょう、掛け金10倍。同じ数を当てたら。
敵、下限は決まってないので、0.
真兎も0。
敵の仲間、通し。2画。
敵、0に。
真兎、0を2画で書いてた。
真兎、次で勝つ宣言。
敵、49に。
数えて振り返ると、真兎いない。
真兎、外を回った。ぐるりと一周。
敵、視認できない。公園の木が邪魔で外見えない。
真兎、10000歩。
→頭の体操で、迷路を解くのが迷路の周囲を回るという発想と似てるなと思ったが、ゲームに応用しているのでオケかな。
最後、バックステップでフェイントをかけ、反対側からタッチ。
→ラストが見られたら、と危険な気もしたが、公園の周囲を回るトリックがあったのでオケ。
有名人しりとりフリスビー。真兎と会長。
6文字縛り。
真兎、親友の鉱他風日。フリスビー、暴投。真兎、鉱田のフルネームに弱い、なんか照れくさい。
サンドイッチかけてた。
会長の言ってた。ルイス・マルコという経済学者は存在しなかったので、会長の負け。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの方の作品はストーリーも登場人物も青春の描写もとにかく素晴らしくて、さくさく読めてしまうのであっという間に終わってしまう。もっと読みたい。
解説にあるように、すでに存在しているゲームを変則的にしていてとっつきやすい印象を持たせつつも、しっかりと頭脳戦で、真兎がいかにしてこのゲームを攻略するのかといったところはまったく予想つかず、ハラハラしつつも勝利したときの爽快感はとてもよかった(地雷グリコだけは若干読めたかなぁ。もちろんどうやって相手を嵌めるのかとか具体的な駆け引きとかまでは全くわからなかったけども)。
ぜひ続編を見たい。星越高校壊滅編かなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ百合と知らずに購入、これで百合の定義を知りました。百合とは恋愛だけに限らず女性関係を主軸にしたお話だそう。ライバル関係やシスターフッドなども入るそうです。
見てわかる通り豪華作家さんのアンソロジー。
それぞれ個性がでて素敵です。
織守きょうやさん→今まで読んだことのない作家さんでした。純粋な友情が素敵でお互いを思ってのすれ違いにもほっこりしました。
青崎有吾さん→姉妹の話。過去に読んだ本と全く違う切り口でめちゃくちゃ面白い。初めはどういうこと?ってなりながらも伏線を回収する。海外小説のような強烈な物語と展開で迫力もあり良かった。かなり印象的!
武田綾乃さん→王道の恋愛系であり、でもバッドエンドという悲しき物語。こういうプライド高い人いるよなーと切ない気持ちになった。
円居晩さん→フレネミーといった感じ。仲良くしていた先輩が意地悪く、駒にされていたというか…シンプルだからこそ感情がわかりやすいように思えました。
斜線堂有紀さん→驚きの入りで始めグロい系かと思いきやなるほど、感情抉られるやつだ…と理解。絶望感と緩急が凄い。正直流れ的にバッドエンドになるのかなーと思ってたからハッピーエンドで意外だった!
乾くるみさん→好きな先輩が何を買ったか、というとてつもなくどうでもいいテーマでここまで広げられるの凄い。
相沢沙呼さん→面白かったー!関係性が複雑!紫乃に魅了されてしまった。そして騙されたオチかと思いきや紫乃も好きになってたんだと思ってほっこり?
1番続きが読みたくなったかも。 -
Posted by ブクログ
気になっていた作品で、ようやく手に取りました。
なんと短編になっており、どれも学生の些細な日常…な、お話。なんですが、どの作品にも穏やかな雰囲気からガラッと変わり、ミステリが入ってくる所がとても良かったです。
しかも、最後に全てのお話が繋がって心があたたまる作品でした。
解説でも言っていましたが、
わたしにもとても響いた言葉で
卒業してほっとしてる
気まずさでできた密室なんだ。 狭くてどこにも逃げ場のない密室
っていうので、本当に学生生活ってそうだよなって。その中でしかない関係、でもそこから出ることもできない。その中で楽しい事もあるのかもですが、集団行動が苦手だったわたしは、この言葉を言った子と少し思想が似てるのかもと思いました。
日常の中の青春、そしてミステリ。
心があたたまる1冊でこの時期に読めて良かったと思いました。 -
Posted by ブクログ
良作。
短編集とは思えない満足感。
作者曰く「屋根裏部屋のような代物」。
そうだとするのならば、この屋根裏部屋は正に宝石の山。
作者が取り扱うジャンルの幅にも驚かされる。
『加速してゆく』
「JR福知山線脱線事故」を題材にしたミステリー。
恥ずかしながら事件のことを知らずに読み、当時の凄惨さ、衝撃さを知ることができる良い短編だった。
『噤ヶ守田の硝子屋敷』
個性が強い探偵が出てくる新本格ミステリー。
短編でしか許されないであろう終わり方が、探偵の推理も相まってめちゃくちゃオシャレに感じた。
『前髪は空を向いている』
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』を題材にした公式二次創作。
原作を知らないせいで、あまり楽しめなかった。
『your name』
わずか3ページで終わるショートショートミステリー。
ページ数に反してミステリーとしての質は極上。
『飽くまで』
飽き性の男がパートナーに飽き、殺害する話。
淡々と書かれる文章が男の空虚さを表しているようでゾクッとする。
『クレープまでは終わらせない』
ロボットが出てくる近未来SF×JK?の日常がクセになる短編。
序盤に出てくる心愛(ここあ)先輩が主人公に「古風な名前」と揶揄されているのはクスッときた。
『恋澤姉妹』
「百合」を題材にした復讐アクションもの。
著者にアクションのイメージは無かったが、バトルシーンは予想以上にワクワクした。
『11文字の檻』
100頁と今作の中では中編に該当する脱出ミステリー。
場所、時代背景、脱出の条件、物語の進行、ラスト全て完璧。ずっと面白い。