青崎有吾のレビュー一覧
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ネタバレシャーロック・ホームズが名声を得る。だがそれは事件を解決した結果ではなく、ワトソンが書いた実録小説がストランド・マガジンで大ヒットしたからだった。有名になるにつれ、ホームズは「我々の知っている名探偵像」へと歪められていく。この巻の面白さは、その過程自体を物語として描いている点にある。ひょっとするとこの作品の世界が真のホームズの世界観なのかも、とワクワクさせてくれる。
ケンジントンで起きる連続惨殺事件は、殺意というよりロンドン全体に向けた歪んだメッセージのように映る。一方、ブロンプトン墓地では孤児集団クリーピーダンスが、死体と同じ記号を刻んだクリスマスカードを発見する。生者の街と死者の領域が -
Posted by ブクログ
第三巻も絶好調。
展開は最初少しモタモタしている感じもするが、人狼の村に役者が揃ってからは息もつかせぬ展開。
どうなるの?、どうなるの?どう落とし前つけるの?の連続で楽しめました。
それぞれのキャラが立っているのでそれだけでも楽しめます。
ミステリーとしても、フーダニットとして優れているし、パラレルワールド物としても読めて秀逸だと思う。
次作に向けて気になる所がてんこ盛りだが、本巻でも作者がサービス精神が旺盛なのでチラ見せしてくれている。ノラの先行きも、津軽の過去も、失われたアヤの下半身の結末も気になって仕方ない。
第4巻も一気に読もうかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレサクサク読めて面白かった。
動機に関しては、「そんな事ぐらいで殺人を犯す?」とは思ったけれど、そこに至るまでは一気読みしました。最後の最後に「おお、そうくるか」というところまで楽しかった。
普段はダメ人間なのに実は...というのは、金田一少年の事件簿のはじめちゃんが頭に過ぎりました。
途中で差し込まれる読者への挑戦状もワクワク。
私は挑戦をスルリと抜けて、すぐに解決編をよんでしまったけど、解決編を読んでから再読するのも、またアリかもしれない。
シリーズ物なので、続きも読んでみたい。
肩の力を抜きながら、でも読み応えのある作品を読みたい時にオススメです
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近気になってきた青崎有吾さんの短編集。
青春の青っぽさと、それぞれが抱えた悩みをミステリ風に解き明かしていく話でしたね。
重い話もあったけども、爽やかにサクッと書いてるので読み終わった後の爽快感はよかった。
⚪︎早朝始発の殺風景
たった片道の通学電車のやり取りにヒントだったり読み合いがあって、ミステリ感が一番あった。
⚪︎メロンソーダ ファクトリー
詩子ほどではないけど、自分も色弱なので親近感。
にしても、あの情報で気づくのは凄すぎね。
⚪︎夢の国には観覧車がない
予想とは逆の結果。葛城さんからの依頼で二人きりになったんだと思ったのに。。。まあ、それはそれでいい結末?
⚪︎捨て猫と兄