青崎有吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アンソロジー作品『有栖川有栖に捧げる七つの謎』を読みました。
有栖川有栖のデビュー35周年記念のトリビュート作品です。
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予想をはるかに超える名編ばかり
それにしても、ここまでやりますか?――有栖川有栖、思わず脱帽
レジェンドへのリスペクトを胸に人気作家7名が全力執筆!
真正面から挑戦する超絶技巧の本格ミステリから、女子高に潜入する火村とアリスや不可解なダイイング・メッセージに挑む江神たちEMCの面々まで。
「気鋭の作家が本気で遊んだら、こんなものを書いてしまうのか?」と有栖川有栖を感嘆させた一度限りの豪華トリビュート。
有栖川有栖による解説 -
Posted by ブクログ
勝負ごとに強いゆるふわ女子高生、射守矢真兎が挑む変則遊戯頭脳バトル。
段にペナルティが仕込まれた変則グリコ「地雷グリコ」を筆頭に、百人一首の絵札を使った神経衰弱「坊主衰弱」グー、チョキ、パー以外に互いに相性と独自ルールを交えた独自手を作って戦う「自由律ジャンケン」互いに入札した歩数で戦う「だるまさんがかぞえた」スート通りの4部屋に伏せられた52枚のトランプを使って役を作って戦う「フォールーム・ポーカー」など、よくもこれだけ多種多様なゲームを作れるなと感嘆してしまう。本作の元ネタ、もといオマージュは恐らく『嘘喰い』だと思うが、それに負けるとも劣らない頭脳戦であり、特にクライマックスのどんでん返 -
Posted by ブクログ
地雷グリコの青崎さん。デビュー10年目に出版された本作、8遍の短編集。いろいろなアンソロジーに掲載された短編を収録していて、表題作『11文字の檻』が書き下ろし。『your name』は
3ページで終わるという、いろんな作品書いてたのね♪(´ε` )
もともと短編は好きだったのですが、最近は長編ばかり読んでいたせいか、リズムが合う前に終わってしまい、残念という作品が多かった印象。
それでも『恋澤姉妹』や『噤ケ森の硝子屋敷』、
『11文字の檻』は良かった。
『恋澤姉妹』は百合小説と作者は解説するが
よくある恋愛的な百合というより友情、シスターフッド的な描き方と、謎多き恋澤姉妹に惹かれてしまう。 -
Posted by ブクログ
一冊の本をめぐる様々な思惑と導かれる殺意と動機とは
シリーズ四作目、ライトノベルのようなキャラクター設定に対して内容はゴリゴリの古典ミステリというギャップが読み手のわたしの心を毎回惹きつけています。
今回初めてシリーズでダイイングメッセージというものが出てくるが、早々に探偵役の裏染君がダイイングメッセージは意味がないと一刀両断し、あくまでも事件の現場の「事実」から推理を展開し、ダイイングメッセージや動機といった「解釈」の生じるものはそれを裏付けるものとしているところは推理小説として分かりやすさと面白さを両立しているところがあると思う。
だからこその犯人である条件の導き、それに容疑者が適合