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Posted by ブクログ
今回は過去編の短編集。だいぶ前に読んだもの。
『知られぬ日本の面影』
怪物びいき、日本びいきの西洋人、小泉八雲。幽霊に悩まされる友人の妻からの相談を奇妙な一行に依頼する。探偵となるきっかけとなる最初の物語。風呂敷から鳥籠へ。
『輪る夜の彼方へ流す小笹船』
鴉夜はなぜ不死になったのか。平安時代、まだ世慣れたところの全くない幼い鴉夜が可愛く…そして一人不死として残される切なさよ。
『鬼人芸』
鬼となった津軽の過去。明治の世で、残る怪物を狩っていた一味が捕らわれて。
『言の葉の一匙、雪に添え』
不死の主を守ってきた馳井一族の物語。若き日の静句、そして鴉夜が首だけとなる前の幸せだった日々の終わり。
『人魚裁判』
地元の名士が人魚に殺された…。
ある夜、岩場にあった遺体とそばにいた人魚。
異形裁判の弁護人に名乗り出た鴉夜たちは。
どれも面白くて一気読み!このシリーズめっちゃ好きなんですけど!!!
オーディブルでは坂本悠里さんのナレーションがすんばらしい。
これまで小出しにされてきた3人の過去が詳らかにされる。
ふふふふふ。ははははは。
どんな場面でも不敵に笑っているイメージの二人だけど、その過去はあまりに壮絶で…。
でもこれからも軽やかに笑い、ボケツッコミしていてほしい。。
Posted by ブクログ
鳥籠使いが鳥籠使いになる最初の事件。鳥籠使いのメンバー鴉夜、津軽、静句の過去の出来事。そしてエポック社のアニーと鳥籠使いたちの出会いとなる人魚裁判。全5話からなる短編集。
「輪る夜の~」自らも自覚する人でなしが赤子をなぜ引き取ったのか。自分に恩義を感じ、信頼と信用をさせて自分の悲願を達成すると見越していたのだろうか。ドウ様は人でなし、ドウ様は人では無しでなく何者か?
「鬼人芸」喜怒哀楽の楽以外の感情が欠落しているような津軽。サイコロ運がないのは生まれつきなようで出る目出る目が悪い人の見本だ。そんな己自身もネタにして楽しい方へ面白い方へ向かうのが強いのか狂っているのか。そんな津軽の喜怒哀楽を全て観える貴重な話。
「言の葉一匙~」無口で鴉夜に忠実で津軽に対して辛辣くらいで過去が謎だった静句。今回で精神年齢15才依存度MAX激重女性だと判明。鴉夜様のためが全部自分のための静句にとって今の状態は良いのか悪いのか、津軽は鴉夜にとって良いのか悪いのかは謎で怖い。
今作はそれぞれが今の鳥籠使いのメンツになるまでが書かれたゼロ巻のような立ち位置だ。だが、個人的には1~3巻を読んで鳥籠使いの面々の個性を承知の上で読んで欲しいと思う。もちろんこちらから読んでも楽しめると思うが、最初にしては重くて笑劇とは言えない。それぞれを知った上で読むとキャラの今とのギャップも感じることが出来るし、愛も増すように感じた。
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