青崎有吾のレビュー一覧
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ネタバレ『地雷グリコ』:神社の階段で行われたグリコに3つ爆弾の位置を指示してそこに立ち止まると10段戻るというゲーム。ゲームの単純さと相反する心理戦にゾクリとくる。真兎の階段の段数を聞いたたけで椚先輩の地雷原を予想するとは。
『自由律ジャンケン』:グーチョキパーにお互い自由に1つ付けられる5種類のジャンケン。手の形、勝ち負け要素の設定だけかと思いきや、真兎の伏線がゾゾゾ。その確認も椚とするとはね。
『だるまさんがかぞえた』:学外対決。頬白高校vs星越高校。巣藤の先生攻撃に真兎はかわす。かわすというかそもそも最初から勝負は決していた。0文字攻撃回避とは。
『フォールームポーカー』:四部屋にカードが分かれ -
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【感想】
4大ミステリランキングを制覇した話題作。
人を殺傷する兵器「地雷」という物騒なワード。
赤紫、黄、青の毒々しいカラーで彩られた表紙。
これらの情報から思い浮かんだのは、陰惨な出来事、人間の心の闇、衝撃的な展開・・・
したがって、ミステリー初心者の私は、ショッキングな展開が待ち受けていることを覚悟の上で読み始めた。
しかし、読後の私に残ったのは、爽快感と開放感であった。青春、友情、平和・・・という、予想の逆を行った展開は、抜けるような青空みたいに、清々しいものであった。
本書を読んで、何か感銘を受けただとか、学びがあったというわけではないが、ただただ読んでいて楽しかったのだ。なん -
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ネタバレこの方の作品はストーリーも登場人物も青春の描写もとにかく素晴らしくて、さくさく読めてしまうのであっという間に終わってしまう。もっと読みたい。
解説にあるように、すでに存在しているゲームを変則的にしていてとっつきやすい印象を持たせつつも、しっかりと頭脳戦で、真兎がいかにしてこのゲームを攻略するのかといったところはまったく予想つかず、ハラハラしつつも勝利したときの爽快感はとてもよかった(地雷グリコだけは若干読めたかなぁ。もちろんどうやって相手を嵌めるのかとか具体的な駆け引きとかまでは全くわからなかったけども)。
ぜひ続編を見たい。星越高校壊滅編かなぁ。 -
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青崎有吾『地雷グリコ』角川文庫。
初読み作家。2023年刊行の単行本を加筆修正、文庫化。射守矢真兎シリーズの第1作のようだ。
『地雷グリコ』というタイトルからは内容は想像出来ず、読み進めると様々な創作ゲームを軸にして高校1年生の射守矢真兎が繰り広げる頭脳戦が連作短編形式で描かれるということが解る。
最近のミステリー小説は殺人や盗難を扱ったオーソドックスな設定から相沢沙呼の『medium 霊媒探偵城塚翡翠』に代表されるような変り種の変化球のような作品が目立ち、それがまたかなりのハイレベルであることに驚かされる。
本作もまた大谷翔平の投げる魔球スイーパーのような超絶な変化球の作品で非常に面