青崎有吾のレビュー一覧
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購入済み
読みやすい
ラノベ寄りで読みやすいミステリー。
殺されるのは1人、グロいシーンもないのでミステリーを初めて読む人にもオススメです。
探偵役がオタクっていうのも今っぽい。
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平成のクイーンは、平成の怪物
時は19世紀末のヨーロッパ。"吸血鬼"が殺害された事件の依頼をされたのは、東洋の怪物専門の探偵一行。青崎ロジックは時代が変わっても健在。特殊な世界における掟、徐々に明らかになっていく証言・物証から導き出される唯一人の犯人。実に研ぎ澄まされた推論が展開されていきます。
奇怪ながら、コメディタッチで描かれた登場人物たちも良い。どちらかと言うと滑り気味だった「裏染天馬シリーズ」と比較して、ミステリ外でも見応えがありました。期待に胸が膨らむ次巻へ向けてのエピローグ・・・今後、最も注目していきたいシリーズの1つです。 -
文庫本版?
「水族館の殺人」は既に購入済みなのに、文庫本化による価格を下げての再販でした。アブナイアブナイ。
ちゃんと文庫本版であることを明記して欲しいし、前作「体育館の殺人」のように大幅加筆があったのかも知りたい。
そういう意味では、比較のために単行本版も残しておいて欲しかった。 -
Posted by ブクログ
グリコや神経衰弱、じゃんけんなどの遊びに独自のルールを加えたゲームでの究極の心理戦。
相手の心理の裏をかくのは当然、ルールの穴を利用したイカサマも駆使して戦う。
ゆるくて掴みどころのない女子高生、真兎(まと)が文化祭の出店場所をかけて生徒会と戦う『地雷グリコ』。46段の階段の頂上を目指してグリコで勝負するが、1人3つまで『地雷』を仕掛けることができ、相手が地雷を踏むと10段下がるペナルティを課すことができる。
連作短編で各話ごとにユニークなルールのゲームが出てくるけど、複雑なルールと先の読み合いで展開を追うのが少し大変だった(特に4ルームポーカー)。でも勝負が決まってから真兎の仕掛けていた -
Posted by ブクログ
面白い。全体としてはやや軽い印象だった。
ゲームをしっかりと論理で攻略していく展開には爽快感があり、その点はとても楽しめた。
主人公はほんわかした性格で、
その友人は気だるげに見えながらゲーム最強設定、
キャラクター造形はややありきたりに感じた。
さらに、服装やアイテムなどで個性を強調するような演出があり、どこか厨二病的というか、アニメ的な雰囲気が強い。好みではない。
ただ、この作品の中心にあるのはキャラクターではなくゲームであり、彼女がそれをどのように鮮やかに攻略するのかという部分が最大の魅力だと思う。実際、最初の二つのゲームまでは非常にスラスラと読むことができ、うっすらと推理もできた。 -
Posted by ブクログ
地雷グリコの青崎さん。デビュー10年目に出版された本作、8遍の短編集。いろいろなアンソロジーに掲載された短編を収録していて、表題作『11文字の檻』が書き下ろし。『your name』は
3ページで終わるという、いろんな作品書いてたのね♪(´ε` )
もともと短編は好きだったのですが、最近は長編ばかり読んでいたせいか、リズムが合う前に終わってしまい、残念という作品が多かった印象。
それでも『恋澤姉妹』や『噤ケ森の硝子屋敷』、
『11文字の檻』は良かった。
『恋澤姉妹』は百合小説と作者は解説するが
よくある恋愛的な百合というより友情、シスターフッド的な描き方と、謎多き恋澤姉妹に惹かれてしまう。 -
Posted by ブクログ
一冊の本をめぐる様々な思惑と導かれる殺意と動機とは
シリーズ四作目、ライトノベルのようなキャラクター設定に対して内容はゴリゴリの古典ミステリというギャップが読み手のわたしの心を毎回惹きつけています。
今回初めてシリーズでダイイングメッセージというものが出てくるが、早々に探偵役の裏染君がダイイングメッセージは意味がないと一刀両断し、あくまでも事件の現場の「事実」から推理を展開し、ダイイングメッセージや動機といった「解釈」の生じるものはそれを裏付けるものとしているところは推理小説として分かりやすさと面白さを両立しているところがあると思う。
だからこその犯人である条件の導き、それに容疑者が適合