青崎有吾のレビュー一覧

  • ノッキンオン・ロックドドア

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    とても面白かった!
    連作短編だから、時間なくてもスイスイ読めて、
    毎回あっ、となってました。
    作者さんの謎が、毎回想定外で、驚きの連続でした。

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    2025年04月09日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    大好きな有栖川有栖の、デビュー35周年のトリビュート作品集。
    どれも非常に面白い…!!

    一番印象に残ったのが有栖川有栖嫌いの謎。
    いとこに有栖川有栖の本を借りようと思いお薦めを訊いたらボロカスにけなされたんだけど、その割には全部読んでる?なぜ?というお話。
    面白いなぁ。よくこんな発想できるよなぁ。
    『幽霊刑事』を、「タイトルがピーク。背表紙だけ見てればいい」とバッサリ切り捨てるところなど、もうとにかく笑ってしまった。


    夕木春央と今村昌弘しか読んだことなかったけど、他の作家のも読んでみたくなった。
    その前にもう一度アリスシリーズから読み直したいな。

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    2025年03月30日
  • 水族館の殺人

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    さすがの青崎有吾さんでした。2作目もちゃんと面白かった。シリーズ化を意識していなかったらしい1作目の「体育館の殺人」で十分、登場人物が面白いと感じていたから、そこのキャラクターの味もマシマシだったし、知ってる人も多かったから、余計読みやすかった。
    こっちにヒントを結構与えてくれるけど、結局読者への挑戦状は解けず。でも、各所で強調されているからこそ、解説編で「うわ〜、その記述あったわ〜」ってなるところばかりで、思うようにやられるのも、もうむしろ快感。笑 推理も気持ちいいし、出てくる人たちのことをもっと知りたい。気になると思わせてくれる。次作も楽しみで、初めから最後までワクワクが止まらないお気に入

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    2025年03月30日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    これは!!
    有栖川有栖氏の生み出したキャラが色んな作家さんの力で色付いてます!!
    知ってるだけに笑えるフレーズ。キャラクター達への愛情を感じます
    「残念。ハズレだ」
    「…しがないサラリーマンです」
    笑笑!!!
    たぶん有栖川有栖には書けない砕け方!
    シリーズを知らなくても楽しめる。
    …けど!知ってたら何倍も面白いです

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    2025年03月08日
  • 図書館の殺人

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    シリーズ第4弾において、やっと登場人物の名前と顔のイメージが一致してきて、登場人物の多さに戸惑うことなく読むことができて、今回は面白いし楽しいって思いながらの読書となりました!
    まだまだ続きがありそうなのでこれからも楽しみにその日を待とうと思います!

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    2025年02月25日
  • ノッキンオン・ロックドドア

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    ドラマを見て面白かったので購入。
    ドラマと小説は似ているのでここのシーンだ!ってなるので楽しいです。
    私は、探偵系はドラマパートが長くて好きではなかったのですがこの小説はドラマパートが少なく、
    推理のパートが多いので楽しく読むことができました。
    キャラの性格も面白く気に入りました。
    途中で事件の略図(?)も描かれているので事件現場の様子がつかみやすかった。

    初めて探偵系を飽きずに最後まで読めました。
    なので飽きっぽい人にもおすすめです。

    色々な事件が出てくるので1冊で結構満足します。
    面白かったので2巻目突入。

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    2025年02月24日
  • ノッキンオン・ロックドドア2

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    ドラマが面白かったから原作も読んでみた。
    最後の謎(不可解)もこの雰囲気、関係性だからいいなーと思った。

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    2025年02月23日
  • 風ヶ丘五十円玉祭りの謎

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    このシリーズにして短編っていうこともあったのかちょうど読みやすい謎解きになりました!
    登場人物もいつもより多くなかった(ほぼいつもと同じメンバー)ので話に入りやすく誰が誰っていう見分けもつきやすくこのシリーズ3作目ですが一番面白く読めました!

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    2025年02月19日
  • 水族館の殺人

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    シリーズにも関わらず一年のブランクがあり、「地雷グリコ」を楽しんだきっかけに読んだ本作。 

    裏染天馬のキャラが相変わらずぶっ飛んでおりながら、時折見せる気づきを勘付かせる表情が素敵でした。
    水族館で飼育員が何者かに襲われた後水槽でサメに食べられるという凄惨な事件。少ない証拠から綿密に推理を構築していく中、ものの分単位での各容疑者の行動を編み出していきます。人によるとここが退屈に感じたり難しく感じたりするかもしれませんが、平成のエラリークイーンと呼ばれるだけ13人から容疑者を絞る様は圧巻でした。

    途中、プールでの実験は青春を感じさせ私は好きなシーンでした。逆に卓球パートはいらないかな笑

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    2025年02月11日
  • ノッキンオン・ロックドドア2

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    5年前の事件の真相、これまでの描写から完全にミスリードされていたので驚いた。行動としては間違っていたと思うが、動機は非常にアツい。相手を思うが故の行動が最高。
    今回は穿地メインの話がいちばん好きかもしれない。真相を見抜く穿地の有能さ、警察一族に生まれたことでの煩わしさとそれに対しての穿地の折り合いのつけ方が、より穿地というキャラクターに深みを与えていると感じた。容疑者の動機や行動も考えさせられるものがあると思う。
    今作も倒理と氷雨の気安いやり取りがおしゃれでテンポよく読める。終わり方がとても綺麗だし、前作最初と今作最後の章タイトルが伏線回収感あって良いんだけど、できればまた皆の活躍が見たい。ぜ

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    2025年02月09日
  • 貴女。

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    ネタバレ

    めっちゃ好きです!
    完全にパケ買いしたんですけど、ただの百合のいちゃらぶのアンソロジーじゃなくて、ミステリ要素だったり時代要素だったり、もちろん王道な百合だったりと色んな種類の百合小説が読めて大満足です!帯に書いてあった「〝百合〟ってこんなにも自由。」になるほど!ってなりました。それぞれの小説の初めにイラストレーターさんが書かれたイラストが入ってて物語にあってて想像しやすくてすごく素敵です!

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    2025年02月01日
  • 貴女。

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    初めて百合小説を読んでみましたがめちゃくちゃ良かった!あと表紙が良すぎマジ大好き。2024年マイベスト表紙賞あげちゃう♡

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    2025年01月27日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 4

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    ネタバレ

    アニメの続きが気になり読んだ。

    前日談が5篇打が、どれも作品やキャラの解像度があがる素敵な話だった。
    3人の過去話も好きだが、なんと言っても謎解きがこの作品の魅力!
    そして要所に小泉八雲、ダーウィンなどの偉人が出てきても破綻しない世界観。
    いやはや天才的な発想。
    5巻の発売が今から待ち遠しい。

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    2025年01月13日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 4

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    今回は過去編の短編集。だいぶ前に読んだもの。

    『知られぬ日本の面影』
    怪物びいき、日本びいきの西洋人、小泉八雲。幽霊に悩まされる友人の妻からの相談を奇妙な一行に依頼する。探偵となるきっかけとなる最初の物語。風呂敷から鳥籠へ。

    『輪る夜の彼方へ流す小笹船』
    鴉夜はなぜ不死になったのか。平安時代、まだ世慣れたところの全くない幼い鴉夜が可愛く…そして一人不死として残される切なさよ。

    『鬼人芸』
    鬼となった津軽の過去。明治の世で、残る怪物を狩っていた一味が捕らわれて。

    『言の葉の一匙、雪に添え』
    不死の主を守ってきた馳井一族の物語。若き日の静句、そして鴉夜が首だけとなる前の幸せだった日々の終わ

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    2025年01月12日
  • 水族館の殺人

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    ネタバレ

    推理しながら読み進めてたけど犯人当てられなかった、、
    いかにも怪しい人物って、逆に容疑者候補から外しがちなんだなって思いました笑
    犯人が分かってから読み返してみると、もう本当に序盤の序盤からヒントが散りばめられていて何回か強調されている決定的なある特徴もあり、さりげない部分に気づけなかったのが悔しい〜!

    第一章の題である夏と丸美と私と死体は、乙一さんの夏と花火と私の死体のオマージュなのかな?
    それ以外にも章の中の小題?に、僕は妹に乞いをする(僕は妹に恋をする)や病弱イルカ娘(侵略イカ娘)、おどける大捜査線(踊る大捜査線)などなど、色々なオマージュが散りばめられていて面白かった!
    私が気づいて

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    2025年01月10日
  • 11文字の檻 青崎有吾短編集成

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    「噤ヶ森の硝子屋敷」の大胆さは素晴らしい

    百合概念を自由自在に操る「恋澤姉妹」も圧巻

    タイトル作も設定に工夫があり、ラストの爽快感も抜群

    誰をも満足させる短編集になっています

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    2024年12月31日
  • 水族館の殺人

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    容疑者が11人も!?
    今作も面白かったし、「静かなエピローグ」を読んだ後の余韻が凄かった。
    あと章のタイトルがパロディになっていて、クスッとできるのも好き。
    きちんと読み解けば私でも犯人を推理できるはずなんだけど、相変わらずわかりませんでした。
    天馬と家族との関係も気になる。これから少しずつ明かされていくのが楽しみ。

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    2024年12月30日
  • ガス灯野良犬探偵団 5

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    ようやく人物が揃って来た。謎解き要素もあって嬉しい。でも目が悪いのでアクションシーンはよくわからん。

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    2024年12月20日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 4

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    ネタバレ

    相変わらずずっと面白くて満足感ある。主要キャラたちの過去のエピソードの短編集だったけど、どれもよかったな。津軽のエピソードが思ってたより悲惨でびっくりした。小泉八雲まで出てくるとは思わなくて、織り込み方に毎回びっくりする。面白い〜!ラノベみたいな雰囲気もあるのに、人魚裁判なんかを読んでると、ちゃんと論理に基づく展開になってすごい。面白い〜!
    4以降からしばらく出てないけど、続き早く読みたいな。青崎さんの本、天馬シリーズも含めると、あと数冊で全部読み切ってしまう、、読み終わりたくない、、、。

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    2024年11月22日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 4

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    登場人物たちの生い立ちが分かる短編集。
    どれも引き込まれるように面白いが特に鴉夜が不死になる前の過去と静句の過去の話が好き。
    5巻が待ち遠しい。

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    2024年11月05日