青崎有吾のレビュー一覧

  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    表紙に一目惚れして買った為有栖川さんの事をこれまで読んだことがなかったがここまで面白いとは!
    語り手として作者の名前が出てくるのが斬新に思えた。
    元ネタが随所に織り込まれているので、そっちを読んでから再度読むと面白さも倍増するのかもしれない……。

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    2025年03月31日
  • 貴女。

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    多彩な百合小説が読めるアンソロジー。
    いやあ、どれも面白いんだよねえ。
    織守さんの百合、めっちゃ可愛いかったな。
    何から何まで微笑ましい。
    青崎さんの戦国時代百合は斬新。
    首師を主人公にするところがまた良い。
    あの結末もこの時代ならでは。
    でも一番気に入ったのは斜線堂さんの百合ですね!
    個性的なキャラと二人のコミカルなやり取りが楽しい。
    ある瞬間、頭に描いていた物語の印象がくるりと反転するあの感じもたまらない。
    もう全部好きだ。

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    2025年03月30日
  • 水族館の殺人

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    裏染天馬シリーズ二作目。
    前作とは雰囲気が変わって学校内ではなく、新聞部が取材に向かった
    水族館で起こる事件の謎を解くことになります。

    相変わらず個性的な登場人物が多くて面白かったです。
    読みながら犯人とトリックを予想してみるものの
    まったく当てられないのが悔しい反面、楽しみでもあります。

    最後の展開も、前作同様、ただの事件では終わらない
    単純な動機ではない感じも魅力的でした。

    シリーズは続いているので読むのが楽しみですが
    良い作品なので読み終わってしまうのが寂しいです。

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    2025年03月25日
  • 11文字の檻 青崎有吾短編集成

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    ネタバレ

    短編でサクサクっと読める感じ!1番短いやつだと2000字?で書こうってなったやつらしいからマジで短かった!でも、ちゃんとオチもあるし、分かりやすい。
    11文字の檻は難しいけど、まぁ、字を扱う職業の人があれだけ集まってる環境だからできたことなんだろうなぁ〜と。

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    2025年03月20日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 1

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    ネタバレ

    掛け合いが凄い!色んな意味で!
    海外にいる設定なのに、それは日本語でしか伝わらないやーーん!みたいなのがあって、ちゃんと向こうの人には伝わってないのおもろかったな。
    ただ、その掛け合いの部分がややダルい感じはあった笑
    全体的には面白い!これからの敵も面白そう

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    2025年03月20日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー三十五周年記念トリビュート

    錚々たる作家が7人も参加していてすごく豪華な短編集

    「昨今のミステリ界を牽引する作家の中には、世代的に有栖川有栖作品に親しんだ経験を持つ人が多いことに着目」した企画とのこと
    有栖川有栖作品には魅力的なキャラクターが多く存在するので書きやすくもあり、書いてみたかったのではないかと思う


    有栖川有栖らしさの完成度で言うと
    『クローズド・クローズ』 一穂ミチさん
    『縄、綱、ロープ』 青崎有吾さん
    『型どられた死体は語る』今村昌弘さん
    は上手かった が、上手いだけに所々で本家らしくない違和感のある表現が気になってしまう

    でもまたそれも良しと思える

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    2025年03月16日
  • 11文字の檻 青崎有吾短編集成

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    ネタバレ

    11文字の檻は途方もない答えの数に諦めそうだが、一つずつ可能性を消し、答えを導く方法を考え出したのはすごいし、こんな忍耐力はない。最後は颯爽に脱走したのが良かった。他の短編も短くきれいにまとめられていた

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    2025年03月06日
  • 地雷グリコ 1巻

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    作風に再適任の作画担当でほぼイメージ通りだったけど、椚先輩だけちょっとイメージと違った(脳内では、顎が尖ってない感じのキャラデザをしていた)

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    2025年03月02日
  • ノッキンオン・ロックドドア2

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    ネタバレ

     本作では倒理と片無のW探偵が『穴の開いた密室』や人間消失という不可能と不可解が絡んだ事件を推理する話や彼らと同じ大学の同期である穿地警部補が主役の話が6編収録されていて、特にラストの短編はシリーズキャラクター達がこれまでの過去の因縁に決着をつける感じで短編集の筈なのに一つの長編を読んだような感慨深さがあった。もし続編が出たら是非読みたい。

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    2025年02月28日
  • ノッキンオン・ロックドドア

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     最近ドラマを一気見して懐かしくなり再読。不可能(ハウダニット)担当と不可解(ホワイダニット)担当のW探偵が密室殺人、ダイイングメッセージが絡んだ事件を解決していく短編集で、衆人環視の中行われた毒殺事件の『限りなく確実な毒殺』や謎の会話から思いがけない真相に辿り着く『十円玉が少なすぎる』など遊び心に溢れた作品ばかりで面白かった。

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    2025年02月27日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川有栖デビュー35周年記念トリビュート企画に参加した作家たちのアンソロジー。

    名だたる作家の完成された作品に有栖川先生の幾つかの本をもう一度振り返りたくなるほど。
    何も知らされなければ有栖川先生が書いたのでは…と思いそうでもあり、とても楽しめた。
    各々作家さんのこれまでのイメージが少し違って見えたりして短編であるのが残念なほどで、もっと堪能したかったという気分。
    個性が光り、それぞれの特徴も魅力もあった。
    どれも良かったが、一穂ミチと夕木春央が特に好き。

    ○縄、綱、ロープ〈青崎有吾〉
    ○クローズド・クローズ〈一穂ミチ〉
    ○火村英生に捧げる怪談〈織守きょうや〉
    ○ブラックミラー〈白井智之

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    2025年02月27日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    なんて贅沢なアンソロジーなでしょうか。
    全ての作品に有栖川さんへの愛が感じられます。
    トリビュートとはよく言ったものです。
    青柳さんのものと、今村さんの二作品が特に良かったです。

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    2025年02月20日
  • 彼女。

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    ネタバレ

    レズに焦点を当てた話だった。

    話によって当たり外れがあるけど、あたりの素晴らしさで⭐️4にしました〜

    前半は面白くない、後半が面白い
    あと、後半になるにつれ内容が過激に…笑
    私はエロがないと楽しめないのかもしれない笑

    あとは、有名作家さんの方が今回はハズレが多かった気がする。
    特異性を狙いすぎるからかな?

    全体として、やっぱり登場人物が毎回美人。
    百合であるためには美人であることが必須なのか。

    ◯当たり
    斜線堂有紀「百合である値打ちもない」
    相沢沙呼「微笑の対価」

    ◯ 斜線堂有紀「百合である値打ちもない」
    面白かった、本当に面白かった〜
    他の話と違って純恋愛に偏っているし、
    エッチ

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    2025年02月16日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 4

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    5編の短編集

    鴉夜&静句と津軽のエピソード0!
    短編とは思えないほど、それぞれの話の濃さと深さに釘付けになってしまいました。
    しかも登場人物がまた良かったです。私は特に『鬼人芸』での鬼殺しのメンバーが切なくて切なくて。
    いや『回る夜の彼方へ流す小笹舟』の蘆屋道満と鴉夜が切なくて切なくて。

    過去の悲しさを思いを混ぜ合わせて、3人のファルスは続く。

    「ははははは」
    「ふふふふふ」

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    2025年02月12日
  • 水族館の殺人

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    登場人物が多く、事件の内容も複雑なので、ついていくのに必死だった。青崎さんは本当に頭が良いと思う。自分の頭がもう少し良ければもっと楽しめたはず。

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    2025年02月10日
  • ノッキンオン・ロックドドア2

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    ネタバレ

    各キャラクターの書き分け、情景描写が明確なのでさくさく読みやすいのに人物像も情景もちゃんと思い描ける。青崎有吾巧いなぁ。

    大学時代のゼミの教授がクセ強いけどちょっとお茶目だったり、穿地を主人公にした一編があったりと倒理と氷雨を取り巻く周りも厚みが増してきて嬉しい。
    最終章、5年前の謎の真相が分かってから読み返すと、とある2人のセリフや行動が初見とは違って見えてきて、この時はこんな気持ちだったのかなと考えながらじっくり楽しめた。

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    2025年02月09日
  • ノッキンオン・ロックドドア

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    キャラの設定、関係性が非常に刺さる。探偵×探偵、最高。短編集であることや、倒理と氷雨の掛け合いが軽妙かつおしゃれでテンポよく読める。お互いがお互いの推理の足りない部分を補い合ってるのが非常に良い。トリックも面白く、些細な描写が実は解決の糸口になっていたという作りが絶妙。同ゼミ4人の過去の因縁について、要所要所で巧みな匂わせをしてくるので、続きがすぐに読みたくなる。

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    2025年02月07日
  • 水族館の殺人

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    シリーズ物だということを知る前から一番はタイトルに惹かれて手に取った一冊でした。そのため読むのをすごく楽しみにしていましたが、登場人物も多く謎解きがすごく難しくて、ページを何度も見直しながら謎解きに参加していました。一回だけでは全然理解できないクオリティーの高さです!

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    2025年02月06日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    豪華作家たちが書く有栖川有栖作品の登場人物たちが見られてとても嬉しい!!
    内容も推理ももちろんだけど、キャラの解像が素晴らしくて、あらゆる描写で(わかるわかる~!!)となりながら読めて楽しかった。

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    2025年02月01日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    最近勢いのある豪華なメンバーによる有栖川アンソロジー。めっちゃ期待して読み始め、そして期待通りの内容だった!

    個人的にはやっぱアリスシリーズが好きなので、青崎さんと今村さんの話がたのしかった。
    青崎さんのは有栖川先生も後書きで述べてたけど、先生本人が書いた?と言うくらい文体や、有栖と火村と台詞回し、事件の起こり方や解決の仕方、流れが完璧で、正直有栖川先生の短編より良かったかも…笑
    真相が1番気になったのは夕木さん。

    読む前はぜんぶ勝手に作家アリスシリーズを題材にしてるんだと思ってたけど中身は各作家さんそれぞれ個性が出て、でも有栖川先生へのリスペクトやメッセージが入ってて、これは読者はもちろ

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    2025年01月30日