青崎有吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
若きシャーロック・ホームズを描く(主人公はリューイ達だが)このパスティーシュ作品、若いとは言え一般的なシャーロックとはまったく異質なシャーロック像(インド系の出自)である事にこれまで全く作中で触れられていなかったのだが……ついにその謎の一端が明かされると同時にいわゆる我々のよく知るシャーロック像との整合性までとってきた。そうきたかwww
そして、この巻で初登場の兄マイクロフト・ホームズのキャラクターがシャーロックより一層様子がおかしくヤバくて好きwww
今回は教養ありそうな浮浪児チーム『舞踏墓地』との共闘で事件に対峙するリューイ達だけど、なに!?また新キャラが大量に追加されるって!?!? -
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Posted by ブクログ
とある沿線で繋がる短編集。
それぞれの高校生たちが送る日常の中に、ふと湧いた謎を会話劇で解く。
青春は、気まずさでできた密室だーーー。
とは、言い得て妙である。
その通りどの物語も何処かの中で進む。まるで小劇場の舞台を観ているような、ドキドキ感が迫る。
衝撃だったのは、表題にもなっている『早朝始発の殺風景』。てっきり電車の中から見える景色だと思っていた『殺風景』は、全く違うものだった。思い込みとは本当に恐ろしい。設定1つで、あっという間に心は鷲掴みにされた。
一番好きだったのは『夢の国には観覧車がない』かな。観覧車内で交わされる部活の先輩と後輩の会話劇。観覧車が再び地上に戻るまでの2