青崎有吾のレビュー一覧

  • 図書館の殺人

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    裏染長編第3作。ダイイングメッセージの扱い方が好きです。手がかりが揃うにつれ、ますます犯人が分からなくなるというジレンマに陥りますが、そこから発想を転換させて、1人の人物を浮かび上がらせる逆転の一手が見事でした。

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    2025年07月17日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年を記念して作られた「館」をテーマにしたミステリアンソロジー。もうそれだけで踊りだしたくなるほど嬉しいのですよ。
    執筆陣は東川篤哉、一肇、古野まほろ、青崎有吾、周木律、澤村伊智と比較的新しめの作家が集まっています。新本格何世代になるのでしょうね。感覚的に孫曾孫世代という感じですが。

    新本格らしい要素がそれぞれに込められています。奇矯な探偵、思い切った設定、大胆なトリック、遊び心に富んだパズルゲーム、一発ネタ的な大どんでん返し、などなど。そうそう新本格黎明期にどんどんガンガン投げつけられたあの感覚がよみがえります。
    ひとつひとつの力が弱くともその組み合わせで読ませるものもあります。

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    2018年08月20日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    館ミステリアンソロジー。館好きにとってはたまらない、変な……もとい、魅力的な館がいっぱい登場します。
    お気に入りは青崎有吾「噤ヶ森の硝子屋敷」。一番魅力的な館かなあ。住めないけど(笑)。そしてまさかのトリックに、キャラ立ちの名探偵。そして何よりも気になるのが墨壺コレクション! 他の館でもなんか事件が起こりそう……と期待します。
    周木律「煙突館の実験的殺人」も凄いなあ。煙突館、これもまたなんともインパクトのある館で。とんでもなさすぎました。これは……行きたくないな。

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    2018年03月14日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    黒より白の方が万人にお薦めできそう。
    こんなのありかと思う一方、自分の中で可能性を排除していたのでやられた感はある作品や、もしかしたらが当たった作品、ちょっと怖いテイストの作品もありました。
    でも、お薦めの一冊です。
    どんな仕掛けがあるかは読んでのお楽しみに。

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    2018年02月19日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年のアンソロジー。
    新しい作家さん探しのために購入。
    とある作家さんだけは文章を受け付けなかったことを除けばたのしめたかなー。

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    2017年12月04日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    普段アンソロジーなんぞには手を出さない性分ではあるのだが、創刊以来のお付き合いであるタイガであり、お気に入りの作家も複数参加しているということで、購入に至る。      
    東川篤哉「陽奇館(仮)の密室」・・・ユーモアミステリの覇道を往きながら、ユーモアミステリらしからぬオチ。   
    一肇「銀とクスノキ」・・・青春叙述ミステリ。   
    古野まほろ「文化会館の殺人」・・・臨床真実士ユイカ登場。素晴らしいの一言。    
    青崎有吾「噤ヶ森の硝子屋敷」・・・著者らしいの一言。   
    周木律「煙突館の実験的殺人」・・・著者の真骨頂。    
    澤村伊智・・・「わたしのミステリーパレス」・・・知らないお人。

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    2017年12月04日
  • アンデッドガール・マーダーファルス(2)

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    帯にも書いてるけど描き込みがすごい。
    ちょっと顔の表現が独特というか、癖のある感じなんだけど、鴉夜と津軽が見つめあう見開きなんてそれだけでほろりと来てしまった(最近異様に涙腺が弱い)。
    って人造人間編ばっさりカットかよ!!!!
    まあ確かにその次の宝石バトルの方が漫画映えするだろうからそういう判断なんだろうけど…(それに気になった人は原作を読もう的なこともできる)。まあ確かに漫画にするにはやや話が「本格」というか「ロジック」よりで微妙なのかなあ。だけど残念なので−星一つ。
    あと、ルパンと某氏との出会いがやたら耽美になってた。
    原作読んだ感じだともっとルパンはやんちゃっぽい感じをイメージしてたんだ

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    2020年12月01日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 1

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    ファンタジー。ミステリ。ホラー。
    あまりに特殊な設定で謎解き。
    著者らしいコミカルな会話も健在で読みやすい。
    裏染天馬シリーズよりも好き。続編も期待。

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    2023年12月01日
  • アンデッドガール・マーダーファルス(1)

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    原作に忠実に漫画化している。ただ原作の大暮氏の表紙に比べ、作画担当の方が女性だからかかなり柔らかめなタッチになっている。真打のビジュアルなんかはこっちの方がとっつきやすくていいかな。静句は原作2巻の表紙の方がイメージに近いというか、セクシーさをぷんぷんに出してたけど。
    一応吸血鬼編の途中までだけど、このぶんだと2巻で次のエピソードも終わっちゃいそうなペースで、原作にすぐ追いついてしまうんではないかとそれが心配。

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    2020年12月01日
  • 体育館の殺人

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    学園本格ミステリー。
    学園ミステリーでは 【日常の謎】的な、人の死なない作品が多いと思うのですが、まさに本格ミステリーといえる展開が好印象。
    論理的な解決で、作品として綺麗にまとまっていると思う。
    アニメネタは必要なし。
    次作も楽しみ。

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    2025年11月27日
  • 地雷グリコ

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    まずトリガーチェックとして、イカゲームみたいなデスゲームものではない。ライアーゲームの青春版って感じでした。全然怖くないのでご安心を。

    総じて面白かったけど、後半にかけて「そんなのあり?」みたいなのが多かった。ルールとは何ぞや。こういうやり方が納得いかない私が社会で負けていくんだと痛感した。第1話の地雷グリコはめちゃ面白かった。ゲームはどれも面白い。

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    2026年03月18日
  • 11文字の檻 青崎有吾短編集成

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    政府に盾突き、監獄に囚われた男。1日1回、釈放のチャンスが与えられる。そのチャンスとは、政府が定めた「国家に恒久的な利益をもたらす11文字の言葉」を当てることだった(『11文字の檻』)。
    表題作を含めたSF、ミステリ、百合のごちゃまぜ短編集。正直、表題作が突出して面白く、そのためだけに買う価値があった。たかが11 文字を当てる、それがいかに難しいことか。理路整然とした手段で解答を導くさまが読んでて気持ちいい。こういうミステリって、舞台装置が作家都合で「解けるように」出来てることが多いと思うんだけど、それをまったく感じさせないガチガチの設定なのが更にすごい。ただ、ある程度読み手の教養が必要で、学

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    2026年03月17日
  • 体育館の殺人

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    鮎川哲也賞受賞作。

    学内随一の天才でアニメオタクという探偵役の設定はユニークですが、内容はオーソドックスな本格ミステリの雰囲気。

    特に一本の傘から推論を積み重ねていく、その過程の面白さに惹きつけられました。

    意表を突くような密室トリックや、エピローグでの幕引きも印象的で、続編への期待も高まります。

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    2026年03月15日
  • 地雷グリコ

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    こういうゲームを題材にした小説とか映画って、デスゲームとか、大金がかけられててたりとかっていう物が多いイメージやったけど、賭けてるものが文化祭のお店の出店場所っていうのが誰も傷付かず可愛いし、ゲームや戦略に集中できたのがよかった。読みながら、小説よりも漫画向きな気がすると思ってたらしっかり漫画化されてました。それも読んでみたいな!

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    2026年03月14日
  • 早朝始発の殺風景

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    この本は主人公が日常生活で感じた違和感から相手がついている嘘を解き明かしていくと言う話だった。この本での嘘は主人公にそこまで強いダメージを与えない内容が多く、後味がよかった。しかし、その分、本の読む側としてはインパクトが少なかった。
    個人的にはメロンソーダ•ファクトリーが一番印象に残り、伏線の回収の仕方として一番納得ができた。
    あとこの本で驚いたのが、どの話も二者の会話だけで物語が成り立っている点だ。2人の会話だけでここまで世界観を広げるのはなかなかできることではないと思った。

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    2026年03月09日
  • 地雷グリコ

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    短編集だけど、ストーリーは繋がってて、なるほどなって思った。
    一つ一つの勝負は特に面白かったわけではなく、ひらめきとか卑怯な感じがして「うーん……」って感じ。
    《 愚煙試合》が存在する意味や雨季田と勝負して勝ちたい理由がどんどん明かされていくことの方がおもしろかった。
    最後のポーカーの試合展開はおもしろかった。
    元友達、今は恐い他校の対戦相手が、友人に戻って女子高生らしくなる最後はよかった。

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    2026年03月06日
  • 体育館の殺人

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    電子書籍で読んだら地図を見ながら読み進めるのが大変だった。
    読者への挑戦状は正直全然分からなかった。

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    2026年03月05日
  • 地雷グリコ

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    年代によって受け取り方がが違うだろうという1冊。そういう思考もあると思えるようになっていないとそれが思考の固定化であり、劣化ということ。

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    2026年03月04日
  • 地雷グリコ

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    以前話題になっていたので読んでみました。主人公・射守矢真兎。なんて読むんや。そんなトリッキーな名前の主人公たちが学園を舞台に、生徒会相手に文化祭の模擬店の場所を賭けてゲーム対決を繰り広げます。題して『愚煙試合(ぐえんじあい)』。ぐえー!中二病感がぷんぷんする!
    ルールを裏をかくイカサマなんでもあり・頭脳バトル小説ですが、ゲームバトルの説明部分は、読むのが大変でよくわからんので大胆に読み飛ばして章の後半のトリック部分を読んでいました。漫画のほうが楽しめるんじゃないかな。と思ったらすでにコミカライズされていて、『めだかボックス』の作画を担当した人の作品とのこと。なるほど、中二具合もイメージぴったり

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    2026年02月27日
  • 地雷グリコ

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    五つの章から構成されていて、各章でそれぞれゲームが展開されて勝敗がつくので、短編集みたいにも読める。ストーリーのまとまりもあって、ラストに向けた伏線回収も、腹落ちできた。
    ゲームは、運任せのものばかりだと思っていたが、相手の心理を読んで打つ手を誘導したり、ルール違反でなければ、それアリ?そんな発想する?ってことが展開されるので、先読みができないものばかりで、あっという間に読んでしまいました。

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    2026年02月25日