青崎有吾のレビュー一覧

  • 水族館の殺人

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    裏染天馬シリーズ2。
    トリックはともかく、天馬と柚乃の掛け合い、天馬妹等、バラエティに富んだ登場人物。
    主人公達が個性的過ぎる為、容疑者達が少しモブ感が強いものの、天馬シリーズは楽しめる。

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    2025年07月19日
  • 体育館の殺人

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    ネタバレ

    謎解きはなるほどー!そして、エピローグもほぉー。ただ、その理由で殺人するか?な気も…

    あと、直近重めミステリを読んだせいか、ちょっと軽さが気になりました。(完全に好みの世界だけど)

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    2025年07月18日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ホームズとルパンは染み付いてるが、よく知らない探偵はオマージュかどうかもピンとこないので、普通に好きな作家さんのアンソロジーとして読んだ。

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    2025年07月05日
  • 早朝始発の殺風景

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    5編からなる短編集。様々な状況の密室で居合わせた高校生達が、互いの言動の裏を読み、小さな謎をめぐって静かに思考をめぐらせる。謎解きと青春ドラマが交差する、ささやかな密室ミステリー。

    特に表題作の「早朝始発の殺風景」が好みでした。
    始発列車に乗り合わせた男女の高校生が、互いに始発に乗った理由を探り合う。会話は穏やかながらもどこかスリリングで、手がかりを敢えて悟らせるといった、高度な心理戦が繰り広げられる。そのやり取りは、まるで言葉によるチェスのよう。微笑ましくも緊張感が同居し、この世界へと引きこまれました。

    本作の真骨頂は、“謎解き”が単なる知的遊戯に留まらず、ドラマに結びついている点にあり

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    2025年07月03日
  • 風ヶ丘五十円玉祭りの謎

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    シリーズの短編。
    謎解きは論理的であるが、ややこじつけ気味である。
    謎も日常的なもので読み応えはないが、会話のやり取りは面白かった。

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    2025年07月01日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    杉江松恋さんの海外ミステリ入門ガイドが素晴らしかった。初学者への手解きとして、とてもわかりやすくて、もっとミステリのことを知りたくなるようなアプローチの仕方だと思った。「作者は犯人の味方」。なるほどなぁ。確かに。

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    2025年06月23日
  • 水族館の殺人

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    高校生探偵が殺人事件の謎を解明するシリーズもののミステリーです。
    登場人物それぞれのキャラが立っていて、テレビドラマを見ているような感覚の脚色で、取っ付き易いです。
    犯罪トリックや謎解きロジックに関しては、どちらかというと分かり易さが優先されていて、科学的正確さ、緻密さなどのリアリティーを求める読者には少し物足りないかと。

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    2025年06月16日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    ネタバレ

    【収録作品】
    楠谷 佑「パブリック・スクールの怪事件」…ホームズ&ワトソン
    ガイド第1回 ミステリのおもしろさ。
    辻 真先「アルセーヌ・ルパンのお引っ越し」
    ガイド第2回 名探偵とは誰でしょう?
    斜線堂 有紀「キャロル・ハートネル大いに憤慨す」…ポアロ
    ガイド第3回 トリックとは何か?
    水生 大海「一つの石で二羽の鳥を殺す―To kill two birds with one stone.」…ミス・マープル
    ガイド第4回 推理とは何か?
    青崎 有吾「シチリアオレンジジュースの謎」…エラリイ・クイーン
    ガイド第5回 どんでん返しとはなんでしょうか。
    阿津川 辰海「オムレツは知っていた」…ネロ・ウ

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    2025年06月10日
  • 平成ストライク

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    平成っていろんなことがあったな…
    千澤のり子さんの「半分オトナ」の話の感じ好きだった。あとは遊井かなめさんの話の舞台も懐かしい感じ。

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    2025年06月08日
  • 加速してゆく 平成ストライク(分冊版)

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    平成っていろんなことがあったな…
    千澤のり子さんの「半分オトナ」の話の感じ好きだった。あとは遊井かなめさんの話の舞台も懐かしい感じ。

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    2025年06月08日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 4

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    アンデッドガール・マーダーファルス(4巻)

    暫く仕事と、メジャーリーグに忙しく
    全く本を読めなかった。。。反省

    3巻の続きかと思いきや
    エピソード0の短編集という
    むしろ、この4巻から読んでもいいぐらい
    生い立ちにフォーカスされており、面白かった
    鴉夜、静句、津軽の超絶悲惨な体験が生々しく
    だから、の心強さの表れを感じることができま
    した

    3巻の続きを期待して読んでしまったので
    (勝手に次のバトルがあるのかと思ってました)
    違った意味で楽しめました

    ★3.4

    でも、3巻で絶対終わってない気がするのですが
    続きないのかしら、、、アニメや漫画で続いてるとか、、、調べてみるか

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    2025年06月07日
  • 図書館の殺人

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    「体育館の殺人」よりも好みでした。こちらの方が、根拠に基づいた論理的推理が多い印象で、納得感が増しているように感じられました。
    個人的には、犯人(だれが)、動機(なぜ)、方法(どのように)の三点を解明する流れが充実している作品が好きなので、ちょっと残念。

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    2025年06月05日
  • ノッキンオン・ロックドドア

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    ネタバレ

    How担当の倒理とWhy担当の氷雨が共同で営む探偵事務所に持ち込まれる事件を解決していく連作短編。
    一般的なミステリ小説の流れである、日常→事件発生→捜査→解決→逮捕→後日談の中の捜査→解決の部分が抽出されたような内容で、ひたすら謎解きを楽しめる。
    とくに「十円玉が少なすぎる」では、退屈を紛らわすためにバイトの女子高生 薬子からもたらされた日常の謎を推理する。男のセリフからどんどん推理を膨らませていく展開が好きだった。
    主役の二人と同じ大学のゼミで犯罪を研究した刑事の穿地、犯罪計画を提供する美影。この4人の関係は気になる。

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    2025年05月25日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 4

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    ネタバレ

    第4巻では、物語の主軸となるキャラクターのそれぞれの過去編が描かれる。
    特に印象的だったのは、のっぺらぼうが登場する一編。被害の規模は小さいながらも、嫌悪感を誘うような雰囲気が日本の妖怪らしくて良い。トリックが「赤毛連盟」へのオマージュとなっている点も面白かった。また、戦闘描写も見どころのひとつ。ムジナの死体を用いた攻防戦では、津軽が血を吸った布団を武器とし、敵が刺さった鎌を利用する。倒した敵の死体を、即座に再利用する戦闘は、このシリーズらしいダークな駆け引きがあって面白かった。
    また、過去編で描かれる師弟関係の深さが心に残る。それぞれの師が善き人であったからこそ、その末路に訪れる運命には胸が

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    2025年05月23日
  • 有栖川有栖に捧げる七つの謎

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    有栖川作品を読んだことがないので、正直よく分からない部分もちらほら。
    ついでに今回お初の作者さんも半分くらい。
    でも読むきっかけになるんではないかと…
    そういう意味では良かったと思う。
    どの作品も読みやすかった。

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    2025年05月12日
  • 図書館の殺人

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    ネタバレ

    神は細部に宿る、証拠の意味するひとつひとつを
    徹底的に検討して犯行可能な人物を論理的に絞る
    何回も絞る、絞り過ぎてゼロ人になっても絞る
    この作業を済ませる事により読者に宣言できる
    「現時点で手がかりはすべて出そろっている。」
    読者はこの挑戦に応えられるか?

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    2025年05月01日
  • ノッキンオン・ロックドドア

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    一つずつの謎解きやエピソードが短いので、とても読みやすかったです。主人公2人やサブキャラクターたちもとても魅力があって、アニメや映像で見たくなる作品でした!

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    2025年05月01日
  • 地雷グリコ 1巻

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    キャラデザは好きだけど、漫画にするとちょっと雰囲気が軽くなりすぎるな。 自分の好みでは無いけど、読者層の入り口広げるのには良い展開の仕方なのかもしれん。

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    2025年04月30日
  • ミステリーツアー

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    5名の作家さんが、それぞれたくさんミステリー本を読んでくださって、
    どんな本か、どこが面白いか、あるいはどこが他と違って秀でているか、などなど書評してくださってる。

    感じ方はひとそれぞれなんだろうけど、あ、これ面白そうだな、って思わせてもらえるので、参考にもなってよきよきでしたんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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    2025年04月27日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 3

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    ネタバレ

    人間の村と人狼の村、二つの舞台で起こる連続少女殺人事件を軸に、ミステリと復讐劇が鮮やかに絡み合う。
    本巻の核となるのは犯人・ユッテの行動と動機。人間にも人狼にも迫害された母の復讐。その上で、人狼村の少女を救うという矛盾した目的を両立させる為、彼女は人間側で殺害した少女の死体を人狼の村に持ち込み、死んだと見せかけて少女を脱出させる。復讐と救済を同時に成立させるアイデアには驚かされた。
    一方、序盤に提示された“金色の狼”の目撃談のせいで、ユッテが両方の村を往復している事が早い段階で推測できてしまう点は、ややミステリとしての解決のカタルシスを弱めてしまった印象もある。ヒントを出さないのもフェアじゃ

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    2025年04月19日