青崎有吾のレビュー一覧
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ファルス(笑劇)第三弾
人間たちが暮らすホイレンドルフでは少女たちが次々と殺されていた。犯人は人狼か?
一方人狼たちが暮らすヴォルフィンヘーレでも少女たちが次々と殺されていた。犯人は人間か?
連続殺人の解決に名乗りを上げた『鳥籠使い』一行。そして、二つの村の秘密にも迫る。
さらにバンケットやロイズも参戦しファルスはさらに加速していく。
人狼ならではの特性を踏まえた謎解きもしっかり納得でき面白かった〜。人間の村でも人狼の村でも、弱い立場のものへの理不尽さと抗う姿が少し切なかった。
ただ、それぞれのバトルシーンは本当にかっこいい。息づかいまで伝わってくる。
津軽の過去が気になる。
鴉夜の過去が -
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百合短編。どれも趣向凝らして、面白かったです。青崎有吾「首師」が一番好きでした。
「恋をした私は」武田綾乃
園芸部の地味な私は転校と引っ越し嫌で、離婚した父の方に同居、父の不倫相手と暮らす。不倫相手は美しく、私をも磨いてくれた。でも、高校卒業したら、家をでないといけないの?彼女とは他人?
「雪の花」円井挽
私はずっと家のために過ごさせられた。突発的に父を殺したが、アリバイは作れるのか?逡巡する私はふと、女性から貰ったものを思い出す。
「いいよ。」織守きょうや
私はテストで二位。一位を探しに弓道部に行き、もともと友人の友梨佳と、一位の清良を見て、清良の美しさに虜になる。
「最前」木爾チレン
落ち -
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ファルス(笑劇)第二弾
八十日間で世界一周を成し遂げたフィリアス・フォッグのもとにブラックダイヤ〈最後から二番目の夜〉と金庫を盗むとルパンから犯行予告が届いたため警備をホームズと鴉夜に依頼する。
ホームズ対ルパンの推理によるダイヤ強奪の攻防戦はまさにお見事。犯行予告時間より前から推理は始まっていて、張り巡らされた布石の数々に心理戦。そして、鴉夜の生首ならでは?の犯人追撃は少し笑ってしまうぐらいこれまたお見事。
しかし、推理戦以上に《ロイズ》や《夜宴(バンケット)》も乱入してのバトル戦が迫力満点。どのキャラクターも自分の武器や能力を遺憾なく発揮していてかっこいい。
いや~。やっぱり映像でも見よ -
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19世紀ヨーロッパを舞台に怪物専門の探偵『鳥籠使い』一行が活躍するファルス(笑劇)第一弾
『鳥籠使い』のメンバーは3人。
輪堂鴉夜はこの世に一人しかいないとされる「不死」と呼ばれる怪物。美少女の生首。
真打津軽は半人半鬼の青年で鴉夜の助手。
馳井静句は鴉夜に仕えるクールなメイド。
吸血鬼や人造人間が巻き込まれた事件を解決していく。謎解きは論理的で引き込まれていく。そして会話の掛け合いも軽快で楽しい。
周りがキョトンとしてるなか、鴉夜と津軽の笑い声がひびく
「ははははは」
「ふふふふふ」
しかも「灰色の脳細胞」の警部まで登場!嬉しくなっちゃいました。
鴉夜の奪われた体をめぐって今後の話がとて -
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売れっ子作家陣が綴る百合小説作品集、ラブリーな魔法で陶酔しちゃう! #貴女 #百合小説アンソロジー
■きっと読みたくなるレビュー
前作『彼女。百合小説アンソロジー』に続く、いまを時めくミステリー作家陣によるアンソロジー。
あいかわらずキュンキュンさせてくれる本シリーズ。今回はミステリーよりも百合要素がマシマシで、読んでると別世界に昇天させてくれます。
テーマはひとつなのに、様々なアプローチで楽しませてくれますね。皆さん各々の強みを出されていて、先生らしいなって作品ばかりでファンとしては嬉しい限り。
恋愛なんか久しくしてないなー、百合なんてよくわかんねーよと思っている中高年層にこそ読んで -
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シリーズ第3弾♪
今作は人狼編!そして長編〜♪♪
村人が次々と殺され、闇夜に少女が連れ去られた。犯人は人か?それとも狼か?
あ〜面白かった!
今回もアニメを見てる気分で読み終えた。
人狼と鳥籠使い御一行、それにロイズの御一行も加わり、わちゃわちゃ繰り広げられる笑劇(ファルス)。
前作はミステリー感が弱めのバトルシーン多しだったけど、今作はミステリーとバトルと笑劇と、どれもがいい感じに混ざり合ってた。
そしてちょっと切なさもあったし。
絶妙なバランス!
まだまだ続くであろうシリーズ!
鴉夜さま大好き♡
これからも楽しみ〜
まだ3巻部分のアニメ見てないので、これから見る!
原