青崎有吾のレビュー一覧

  • アンデッドガール・マーダーファルス(2)

    匿名

    購入済み

    ミステリー

    化け物によるミステリーとか大好物なので続きを楽しみにしていました。化け物の華麗なる共演がたまらないです。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #シュール

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    2023年07月02日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 3

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    さあさあ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい!!
    今宵は満月、人も狼も踊るがよろしい♪

    本作『アンデッドガール・マーダーファルス3』の感想になります。

    いやぁ〜、3作目ともなると飽きが来やしないかと思っていたのですがね、人狼村と人間村の壮絶な戦いを前に武者震いが止まりませんよ。

    「私に震える体はないがな」

    「あれ、師匠?唇なら震わせられるでしょ?」

    「お前の歯をガタガタ言わせようか?やれ、静句。」

    「はい、鴉夜様。」

    「ひぃ〜!!」

    とまぁ、本題から逸れましたが今作では人狼がテーマになった長編で、鳥籠使い、夜宴、そしてロイズの三つ巴は相変わらずの格好良さ。後半の大暴動からの真相解明

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    2023年06月27日
  • ネメシス6

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    短編二つともクオリティ高かった気がするし、ハラハラドキドキが止まらず面白かった!
    風真サイドとアンナサイドで読み応え抜群でした。

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    2023年06月22日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    ネタバレ

    「その爪先を彩る赤」は、多重人格を装う必要性がよくわからなかった。さらにはあまりに露骨なヒントでねらいが読めなかったなぁ。総じてキャラ設定の意味を十分に活かせていない気がする。長編だと違うんかな?

    「東雲高校文芸部の崩壊と殺人」は、妙に淡々としていたがトリックはよかった。というか、淡々としていたからトリックの良さが際立ったのかもしれない。高校という世界をどのように色づけるかは、世界観だけではなく、トリックの受け取り方まで変えるんだなと改めて思った。

    「黒塗り楽譜と転校生」は、転校生って必要?って感じの扱いになっちゃった気がする。タイトルにつけて一定の役割を期待したのだとは思うけど、作品全体

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    2023年06月08日
  • 図書館の殺人

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    裏染天馬シリーズの4作目。
    今回のテーマはダイイングメッセージ。
    平成のエラリー・クイーンの名は伊達ではなく、今回もロジックが冴え渡っています。
    キャラの軽妙な掛け合いも面白かったです。
    次回作がとても楽しみ!

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    2023年05月19日
  • 図書館の殺人

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    裏染天馬シリーズ4作目です。
    今回のテーマはダイイングメッセージです。
    このシリーズ本当に読みやすかったのですが、今回は少し動機が薄い気がしたのです。。。
    ただし本当にこのシリーズはキャラクターが素敵でした。
    楽しく読ませていただけました☆
    最後に天馬の過去も少し出てきます!
    連続ものなので、ぜひ体育館の殺人から読むと登場人物の関係性がよくわかるのでおすすめです!!

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    2023年05月08日
  • 早朝始発の殺風景

    ネタバレ 購入済み

    高校生たちのありそうでなさそうな空気感が懐かしく、ミステリー要素もあり、おもしろかった!
    エピローグで各々のその後が見れたのもよかった!

    #エモい

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    2023年03月25日
  • 早朝始発の殺風景

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    本書は前回読んだアンソロジーと一緒に借りたのだが、青崎さんの作品ってミステリの切り口の面白さもそうだけど、それ以上に若者の心の中の様々な機微を面白くも繊細に描いている事に、とても好感を持ち(軽く扱わないというか)、これを読んで青春時代の素晴らしさを実感する方もおそらくいるのではないかと思うくらい、表現は現代的なのに、どこか普遍性も感じられました。

    本書には5つの短編が収録されていて世界観が共通しているものの、それぞれ単独で読めるような、いずれも若者の瑞々しくも、ちょっと切なくさせる会話のやり取りが印象に残る。


    「早朝始発の殺風景」
    「殺風景」って凄い苗字だなと思ったが、彼女の凄さは苗字だ

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    2025年08月09日
  • 放課後探偵団2 書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー

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    前作から、10年ぶりの復活となる本書は、創元推理文庫から2020年に発売された、「書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー」の第二弾で、全て1990年代生まれの作家が書かれているのが特徴ですが、どちらかというと、その若さはあまり気にならず、バラエティに富んだ多種多様な作風を、一冊で体感できた喜びが強かったです。


    武田綾乃 「その爪先を彩る赤」
    演劇部の失くなった靴を捜索する話で、犯人や動機は分かりやすいものの、その後の探偵に絡む、謎解きの細やかな伏線が見事だと思いましたし、そこに潜んでいたのは、探偵と「僕」との間における、稀少な価値観の共有で、こうした自分を認めてくれるような喜びは、学園生活で

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    2023年02月14日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 1

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    異形蠢く19世紀末のフランス。人類親和派の吸血鬼が銀の杭で惨殺された。解決のために呼ばれたのは、”怪物事件”専門の探偵・輪堂鴉夜と、鳥籠を持つ奇妙な男・真打津軽。彼らは真相にたどり着くことが出来るのか。


    吸血鬼や人造人間、鬼などの異形が存在する世界を舞台としたファンタジーミステリ―です。フランケンシュタインやヴァン・ヘルシング、ドラキュラ伯爵など、多くのフィクションキャラクターが登場しており、作品の垣根を越えて楽しめるエンタメといった感じ。

    起こる事件も謎解きも”怪物事件”なので本格的な推理小説とは趣が違いますが、人外の存在設定が詰められているファンタジー小説好きならきっと好きだと思いま

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    2023年02月14日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    ミステリ作家とのトークイベントをまとめたもの。ミステリを俯瞰したようなテーマと、インタビュアー自身の考えも多く語られているのが特徴か。
    ミステリの面白さが多角的に見られる。最近のミステリを読めてないなと実感し、読みたい本がたんと増えた。

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    2022年11月16日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    若林さんがガンガン踏み込んで面白い話を引き出してくださるので楽しかった。「こうではないですか?」と斬り込んで「そうじゃないですね」と返される場面も多かったけど、それはまあご愛嬌。

    印象に残っているのはこの辺▼
    ・円居さんの「推理漫画よりも早く展開する頭脳バトルやギャンブル漫画のテンポが求められていると感じている」という話や、FGO他ノベライズの裏話。

    ・SFミステリと特殊設定ミステリの違いと阿津川さん・逸木さん・方丈さんのスタンスの違い。

    ・澤村さんの「ジャンルの書き手でないからこそジャンルあるあるなシチュやキャラに頼りたくない」スタンスはそういう考えもあるんだと新鮮だった。

    ・呉さん

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    2022年10月27日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 3

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    ネタバレ

     文庫書下ろしの「アンデッドガール・マーダーファルス」の第3弾。1作目は、本格ミステリテイストが強く、2作目は多数のキャラクターがうごめく群像劇で、アクション物のテイストだった。3作目は、1作目に回帰し、本格ミステリ要素が発揮された作品となっている。
     人狼を恐れる人間の村ホイレンドルフと、人狼達の村、ヴォルフィンヘーレ。二つの村で併行して起こる、連続殺人事件の真相を、怪物専門の探偵、輪堂鴉夜が捜査する。
     メインプロットは1人二役。人間の村での4人目の被害者であるルイーゼ。このルイーゼが、人狼の村での4人目の被害者であるノラと同一人物であり、ヴォルフィンヘーレの13歳に満たない少女を、「繁殖

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    2022年11月06日
  • アンデッドガール・マーダーファルス 2

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    さて、続き。3年振りの行動制限のないお盆、久し振りに乗った新幹線の車中で読み進む。
    前作の感想に『続きはもっと面白くなるものと期待する』と書いたが、その通りでした。

    1899年のロンドン。80日間世界一周を成し遂げたフォッグの館にあるダイヤを狙うという怪盗ルパンwith“オペラ座の怪人”の予告状に、警備を依頼されたのがホームズ&ワトソンと、“鳥籠使い”一行とは。加えて<ロイズ>の凄腕用心棒も絡んでの争奪戦に、最後に乗り込むのがモリアーティ率いる怪物軍団って…。
    私はそれぞれのオリジナルを読んだことがないので確かなことは言えないのだけれど、有名なキャラクターがさもありなんという具合に表現されて

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    2022年08月15日
  • 体育館の殺人

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    正統派ミステリー 体育館の壇上で男子高校生が刺殺された。一見単純そうな事件かと思われたが、その体育館は密室となっていた。 青崎有吾さんは平成のエラリー・クィーンと言われているそうですね。フーダニットのお手本のような作品です。気を衒ったトリックは一切なく、読者に挑戦してきます。さて、犯人とトリックを当てることができますか?

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    2025年12月21日
  • 【無料読本】探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」へようこそ

    購入済み

    OKだと思う

    扱われる事件はそこまで凄惨なものではないと思いました。でも、ライバル関係のようでありながら切磋琢磨していく二人の関係を窺ったりできたので、ノッキンオン・ロックドドアの世界を、少し知ることができたと思います。

    #シュール

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    2022年04月01日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    既読作家のインタビューは面白く読めたが、それ以外の方のは上滑りする感じで読んだ。しかし、作家さんたちや、書評家の方々は本当に本を読み込んでいるのだなぁと思う。澤村伊智と阿津川辰海は読もうと思っていた作家で、更に早く読まねば、と思った。あと、大学のミステリ研で、ミステリーよりも「ジョジョ」「カイジ」「ガンダム」が会話に出るというエピソードや、京大ミス研にはジョジョ全巻置いてあるのとか面白かった。デスノートもインタビューのあちこちにでてきたし、マンガ・アニメのストーリーがミステリー界に与えている影響も大きいのですね。
    今、高校生だったら賢い大学行ってミステリ研入る目標も楽しそうだなぁ。読み仲間が増

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    2021年10月24日
  • ネメシス6

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    だんだん面白くなってきた。もちろん以前の作品がつまらないという意味ではない、どの巻もそれなりに良かったけれど、今回のカジノの話はハラハラして手に汗握る感じで一番面白かった。アンナ強いなー。次はいつ出るんだろう。楽しみだな。

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    2021年10月16日
  • 新世代ミステリ作家探訪

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    言い回しや考え方にそれぞれの個性や人柄を感じられ、同じ本をあげていても視点が違ったりする所があったりしたのが読んでいて楽しめた。

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    2021年09月30日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    館もののアンソロジーで
    作家ごとにいろんな切り口のアプローチがあって
    バラエティは富んでいた。

    その分、好みなものもそうでないものもあって
    全体としては星3.5という感じ。

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    2021年09月25日