冲方丁のレビュー一覧

  • マイ・リトル・ヒーロー

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    交通事故にあい意識が戻らない息子を救う鍵は、ゲームの世界大会で優勝すること。

    同じようなゲームをやったことがある人なら、世界観や興奮が共感できるのではないでしょうか?

    また、ゲームの可能性、eスポーツの可能性を感じ、目まぐるしく変わる状況や世代交代など、今の時代にもマッチして面白かったです。

    そして何より、人間性の豊かな登場人物に何度となく泣かされました。
    久しぶりに読書で大泣き。
    この世界観をぜひ実写でも観てみたいと思いました。

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    2023年05月21日
  • マイ・リトル・ヒーロー

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    すごく面白かった。特に後半は夢中で読んだ。前にFORTNITEをしてたからスピード感がリアルに伝わってきて、目がまわるような錯覚を感じた。

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    2023年05月04日
  • 天地明察 下

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    渋川春海と彼の人生に関わる登場人物たちが生き生きと魅力的に描かれていて、夢中で読みました。冲方さんの書く文章が本当に好きです。

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    2025年10月11日
  • 剣樹抄

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    地獄と極楽は地続きなのかもしれない。大火事からの復興の最中で起こる事件とセリフから人物それぞれの人間味が感じられて、時代小説としてもさながらヒューマンドラマとしても面白い話だった。

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    2023年03月08日
  • 決戦!大坂城

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    すごくおもしろかった。
    子ども向けの本だと出てこない武将が登場するのがうれしい。それから、いろいろな作者の短編集だから、この人から見たあの人と、別の人から見たあの人が違うのもおもしろい。このシリーズは全部読みたい。
    一番よかったのは「黄金児」で、その次は「忠直の檻」。(小5)

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    2023年03月05日
  • 月と日の后

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    彰子の幼い頃から晩年までをまとめた小説で何もわからない処に投げ込まれ帝の妃として支え、藤原家の繁栄をも助けて晩年は国母として崇められる。何も教えられていないと見向きもしない人が多いなか自分が帝を支えて少しでも役に立つ事を見つけていく。真似できる事ではないけど自分も地に足をつけて女としての魅力を身につけていきたいと思える一冊。
    女心が分かる作者は冲方氏は男性かと思ったが女性なのかな??

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    2023年01月31日
  • 月と日の后

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    ネタバレ

    藤原道長の娘で、一条天皇の后、その後の天皇3人の母である藤原彰子の生涯を描く歴史小説。さすがは冲方丁、非常に面白い小説だった。

    藤原道長、頼道親子の官僚としてのしたたかさを裏にして、ちょっと神経質で情けない側を表にみせる描写、一条天皇や後一条天皇の徳政、紫式部の知性と不思議ちゃんっぷり…こういうややデフォルメさせた個性的な登場人物たちを配して、主人公の彰子の幼少期の無力っぽさ、一条天皇を慕う一途さ、父道長を利用したり弟頼道を泳がせつつ手綱を握るしたたかさを、魅力たっぷりに描く。

    平安時代、こと藤原氏全盛期のなんともドロドロ・コソコソした宮廷風景があまり好きではなく、例の望月短歌に見られるイ

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    2022年12月03日
  • ばいばい、アース(4)

    匿名

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    面白かった。
    少しの間だけでも、冲方丁先生の世界を絵にしてくれてとてもよかった。
    小説読んだときのことが思い出せて楽しかった。

    #ドキドキハラハラ

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    2022年11月30日
  • サイドストーリーズ

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    しゃれた構成のアンソロジー

    煙草をテーマに有名作家の有名小説の番外編ばかりを集めたという大変にしゃれた構成のアンソロジー。
    もとの小説を読んでいれば読み返したくなるし、読んでいなければ読みたくなるという、出版社 作家の術中にはまってしまうたちの悪い本。
    番外編ではあるが元の本の色合い香りを程よく保った佳作が多い。

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    2022年10月03日
  • マルドゥック・アノニマス7

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    ネタバレ

    バロットとウフコックが再会し救出できたかが、ウフコックはブルーの奪還のためにそのまま再度潜入捜査をすることに。ただ、その捜査は長くはかからず、誓約の銃との全面戦争へ。バロットの成長とともに圧倒的な勝利をするもマクスウェルは逃してしまう。
    また、一方では、ハンターが市議会員になったいるやうな描写や誰かの葬儀など、まだまだ明らかにされてない描写がワクワクした。
    シザーズ側として、バロットたちから逃げ出したマクスウェルやイースター達の仲間であるレザーやラフィがシザーズ側になってしまうような描写があったりと新たな不穏な動きが。
    今後は、ウフコックとハンターの針の共鳴を軸に彼らとの戦いが描かれるとともに

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    2022年09月25日
  • マルドゥック・アノニマス 6

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    ネタバレ

    ウフコックを取り戻すべく奮闘するバロット。誕生日を機に声帯再建手術を受け、その成功の翌日にハンターとの二度目の邂逅へ。
    そして、その邂逅でウフコックの居場所の特定に成功し、奪還作戦へ。また、ハンター側もシザーズとの直接対決が始まろうとしており、ウフコック奪還作戦の時にハンターの登場がなかった理由も明らかに。
    最後は、ウフコックが脳死状態にあるブルーを救出に行くために再びの潜入捜査をするという、ちょっと驚きとバロットみたく悲しい続きに。
    脱出作戦のようなバロットとウフコック、そしてアビーたちの連携プレーがまた読みたいし、次巻以降もそうなって欲しいと願っている。

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    2022年09月25日
  • マルドゥック・アノニマス 5

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    ネタバレ

    前巻から引き続きのウフコック&バロットの脱出戦の様子とそれまでのバロットの経験の話。レイとの師弟関係が増えたりと前巻までにチラッと出てきた話が本格化してきた感じ。
    また、バロットがストリートでの経験を前向きな意味で自分の強みとして昇華できたのも今後の活躍につながる感がしてワクワクした。
    ハンターの過去が少しずつ判明されてきているが、決定的な話は次巻になるのだろうか、楽しみ。

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    2022年09月24日
  • マルドゥック・アノニマス 4

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    ネタバレ

    4巻目にしてバロットが主人公として帰ってきた。話自体はバロットが卒業旅行に行ってからウフコックを奪還するまでの話。前巻の最後でウフコックを奪還していたのでその間の話を補完する感じ。
    奪還してたから脱出するまでのストーリーと奪還するための道筋を描く二方向のストーリー展開で面白かった。場面的には安全なところまで離脱できていない状況で今作は終わっているので次巻も楽しみ。

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    2022年09月24日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    近未来SFアクション。スーパーガールとして復活した娼婦の少女と、言葉を喋るネズミとのコンビが、少女を身請けし殺そうとした男の犯罪を追う。
    カジノにて少女が(男の犯した犯罪の記憶が記録された)チップをそこでのギャンブルに勝つことよって奪取するシーンには驚かされた。緻密な実況解説に著者の教養の深さを見せつけられた
    今作の痛快さは現実の自身の無力さを突きつける、と同時にそれと対峙する勇気をくれる
    まず課題に出会ったら、時間がかかっても解決策は自力で編み出そうと思う。気安く他人に訊ねるのでなく。

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    2022年09月23日
  • マルドゥック・アノニマス 3

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    ネタバレ

    ハンターのエンハンス能力により、新興勢力のエンハンサー集団を取り込んでいくクインテット。それに対抗しようとウフコックとイースター博士が中心となり善の組織を作り上げる。
    中盤から終盤にかけて直接対決することに。そこでは数々の仲間や敵方の人物がやられていったが、まさか、最初のロックに続けてブルーまで死んでしまうとは驚きだった。ニヒルなキャラで好きになりかけていたところだったのに、ここで殺してしまうとは。。。
    また、短編でネタバレされていたが、ネヴィル検事には、すごくイライラさせられた。
    最後に、ウフコックとバロットが再開できていたので、やっと反撃の希望が出てきた。

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    2022年09月23日
  • マルドゥック・アノニマス 2

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    ネタバレ

    前作からサム弁護士の遺志を継ぎ、クインテットへの潜入捜査及び犯罪者のリストメーカーとなるべく奔走するウフコック。
    ただ、そこではハンターの緻密な戦略のもとアンダーグラウンドをあっという間に制圧する悪徳の極みたるクインテットを傍観するしかなかったウフコック。いっときバロットに癒されたが、すぐに潜入捜査に戻ってしまった。かれが隠してしまった感情は、彼女に対する恋慕やそれに付随する形の思い遣りなどかな。と想像しつつ読み進めていた。
    また、『マルドゥック・フラグメンツ』で描かれていたエンジェルの登場など、敵方と思われる人物ばっかり出てくるわ、ウフコックは相変わらずガス室からのレポートであるなど、全く希

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    2022年09月20日
  • マルドゥック・アノニマス 1

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    ネタバレ

    『マルドゥック・スクランブル』から2年後が舞台。今作の主人公は前作からのバロットではなく、新しくウフコックのパートナーとなったロック。。。だと思って読んでいたが開始早々に彼を失うことに。
    『マルドゥック・フラグメンツ』において絶望的なレポートをウフコックが書いていたし、また、合間合間にウフコックの絶望的な振り返りもあってとっても重苦しい雰囲気でしかない。ただ、その雰囲気がこの世界に引き込まれてしまう要因でもあるのが面白いところ。
    物語的には、馴染みのスラムで活動するサム弁護士が持ち込んだ依頼から全てが始まり、ウフコックがその弁護士の意思を継ぐ形で新勢力との戦いが勃発して行くこととなる。

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    2022年09月20日
  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕

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    退廃を感じさせる近未来。

    少女は、男に殺されかけた。
    「なぜ私なの?」その問いと共に、初めて「生きたい」という思いを抱く。
    彼女を支えるのは、道具になれるネズミ。"彼"は、有用であることを証明し続けなければ、生きることを許されない。
    深くまで描き込まれた一人ひとりが、肉弾戦で、頭脳戦で、存在を賭けてぶつかり合う。

    登場人物全員に感情移入せざるを得ない。手に汗を握るエンタメでありながら、人間の深奥部を抉り出す。ジャンルの枠を超えた傑作。

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    2022年09月18日
  • 冲方丁歴史小説4作品試し読み合本(『天地明察』『光圀伝』『はなとゆめ』『麒麟児』)

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    魅力的

    ためし読み作品なのに計400ほどのページが掲載されているというのもすごいと思うのですが、この作品を読んだことがきっかけで沖方先生の幅広い時代の考証と描き方のセンスが魅力的であることを知る読者が増えることを期待しています。自分は特に「はなとゆめ」で、清少納言が果敢に中宮定子に愛をもって仕える姿が印象に残りました。

    #感動する

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    2022年09月01日
  • ストーム・ブリング・ワールド 2

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    上巻に続き面白かったです。
    10年前に読んだ本をもう一度読み、上巻と同じくあの時のドキドキ感が甦りました。
    彼らの旅に幸あれ☆

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    2022年08月04日