冲方丁のレビュー一覧

  • 天地明察 上
    熱さと清々しさ。
    主人公の春海、そして周りの人々がとても魅力的です。
    なにかにこんなに一生懸命になれるなんて、本当に羨ましい。

    江戸時代に、こんなにも算術が盛んだったなんて。
    そろばんひとつで、こんな計算が出来るなんて!

    今、図面の仕事に携わり日々電卓を叩いている私は、心底驚きました。

    暦を改...続きを読む
  • 天地明察 上
    なんて 胸の熱くなる話

    キャラクター全てが愛おしい

    打ち込むものを持ち
    ひたむきに それに向かい
    新しい出会いと 才能を 無邪気に喜び 受け入れる

    こんな人たちばかりなら
    きっと 平和で豊かな世界になるだろう

    いやいや
    いまだ 話の前半

    下巻を 読むのが 楽しみで仕方がない
  • 天地明察 上
    徳川家全盛の江戸時代を舞台にしたお話ですが、御城碁という文化があった事は初めて知りました。
     
    江戸時代の登場人物に強い人間味を感じたことは初めてで、どこまでがフィクションか承知はしておりませんが、歴史は単なる出来事でなく、人の思いの積み重ねであると今更ながら気付きました。
  • 戦の国

     

    面白かった。
    歴史に詳しいわけじゃないけど、とても楽しめた。
    武将たちの心情を細かに描写してくれてたのがよかった。
  • マルドゥック・スクランブル(2)

    面白かった。
    原作でも大きな存在感を見せるバンダースナッチだが、
    漫画でも残虐性を大いに感じられてよかった。
    ここからのバロットの成長がどう描かれるのか楽しみ。
  • 月と日の后
    中宮彰子、と一条天皇と藤原道長の話。朝廷の融和に尽くし続けた彼女に、頭が下がる。親子・兄弟・親戚・仲間……皆仲良くやっていきたい。

    『枕草子』や『源氏物語』、「この世をば~」の道長の権勢を学んだ位の高校生に是非、読んで欲しい
  • マルドゥック・スクランブル(1)

     

    大好きな小説のコミカライズってことで購入。
    漫画ならではの描き方で読んでて楽しい。
    大好きなシーンたちがどんな風に描かれるのか楽しみ。
  • 麒麟児
    勝先生、江戸城の無血開城、西郷さんとの交渉などなど。今までに読んできた幕末や明治維新のお話に登場してはいたけれど、実際にはどんなものだったのかよく知っていなかった。
    無理難題と思われる要求を携えて交渉に挑む勝先生と、それに相対する西郷さん。面白かった。読みやすくもありました。
  • テスタメントシュピーゲル3 下

    とても良かった。
    シリーズの最後にふさわしいエンド。
    それぞれがそれぞれの道に歩みだしていくところで涙が止まらなくなった。
    彼らのこれからの人生に思いをはせると物語が終わったんだと実感する。
    素晴らしいお話をありがとうございました。
  • 月と日の后
    中宮彰子を主人公とする物語。定子を描いたものにはよく出会うが、珍しいと思いました。たくましく成長する彰子が圧巻です。
  • 麒麟児
    江戸無血開城に至るまでの勝海舟・西郷隆盛の壮絶な交渉。最高に面白かったです。勝さんファンになります。
  • 天地明察 上
    上を読み終わった…。
    なんて素晴らしいの!好き!

    春海を筆頭に好い人しか出てこない。
    こんな好青年あり?
    道策と建部&伊藤のおじいちゃんズも好き!

    下巻では、関さんと会いたいし、えんと再会したいし、道策と勝負したいし、序章の泰福の登場も気になるところ。
    さて、行きますか!下巻!
  • テスタメントシュピーゲル3 上

     

    面白かった。
    凄い熱い展開だ。
    総力戦って感じで凄い燃える。
    もうすぐ終わりと思うと寂しい。
  • 天地明察(1)

    何も知らずに読んだら数学だらけ

    名前的に天文学の話だと思ってみたら算術だらけの話題で驚いた。
    当時は年貢を納めるために、効率よく米を倉に仕舞うには~等で算術を使うために農民の間で算術ブームがあるのは知っていたが、武士の間ではそうでもなかったのか。数学が解るとより面白いが解らなくても楽しめる作品(ヒカルの碁みたいな)。
  • 天地明察(1)

    好きなことをしたい

    現代でも、他者から期待されることと自分がやりたいことが違うことはよくあることだと思う。
    それでも自分と向き合い、環境と向き合うことが大切だと思わせてくれた作品
  • 天地明察(2)

    天才

    偉人・天才の苦悩を書かせると冲方丁さんの右にでるものはいないなと思う。それは本人が天才であるからだと思う。偉人・天才の苦悩が凡人にもわかる快作
  • 十二人の死にたい子どもたち

     

    面白かった。
    なんか淡々と進んでいく感じが独特だった。
    もっと血なまぐさい話かと思ってたので、冲方さんにしてはとても前向きな話でよかったな。
  • アクティベイター
    中国の最新鋭ステルス爆撃機が亡命を希望して羽田空港に降り立ったのち、そのパイロット(女性)が何者かに誘拐される。爆撃機には核兵器が搭載されていると見込まれ、起爆すると首都圏1000万人の犠牲につながりかねない。

    政治的な駆け引きとパイロットの保護を巡る肉体格闘アクション、2つのスリルを場面を移し替...続きを読む
  • ばいばい、アース(3)

    面白かった。
    小説ではいまいちよく分かってなかった神楽が漫画で見れてよかった。
    ベネディクティンとティッツァーノのビジュアルとてもいいな。
  • マルドゥック・アノニマス 2

      

    凄い面白かった。
    ほぼハンター側の視点で進んででいったけど、彼らが成り上がっていくストーリーに悔しいけどわくわくして
    応援してしまっていた。まるでハンターの能力のように彼らに共感を芽生えてしまっていた…
    彼らにここまで移入させてからこの先どうなっていくのだろうか。