冲方丁のレビュー一覧

  • マイ・リトル・ヒーロー

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    驚くほどのお人好しである暢光が巻き起こすFPSゲームファンタジー。
    人を信用することが難しいこの時代に、ファンタジーと電子世界を融合させ、上手く家族の団結や絆を描き出せている作品。
    戦闘場面の描写は少々斜め読みしてしまいつつ、次の展開がどうかるかもある程度予想がつきながらもおもしろく読み進めることができた。
    世代を超えてコミュニケーションや絆を確かめるのは会話だったり、はたまたアニメだったり、ゲームだったり、時には何気ない公園でのキャッチボールなのかもしれない。
    人をつなぐコミュニケーションの手段は無数にあり、心をつなぐことは信じることなんだと改めて思えた作品。
    後日談のようなエンディングも心

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    2026年02月24日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    人が多くて 途中混乱しそうになったけど
    何とか特徴があったので 読み進められたし
    どんどん 絡まった紐が解けていく感覚が
    楽しかった。全員死なないとか綺麗事だけではない部分が個人的にすき。

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    2026年02月23日
  • 天地明察 下

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    ネタバレ

    歴史の教科書だとひと言で終わる改暦にここまでドラマティックな展開が含まれるかというほどに背景があり、引き込まれるように読み進めました。実際の出来事とはいえ、最後まで見事なストーリーでした。

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    2026年02月21日
  • 天地明察 上

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    江戸での生活とその心情変化を生き生きと描かれており、これから迎える改暦作業にどのように関わっていくのか、主人公に寄り添った気持ちで下巻が楽しみになりました。

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    2026年02月19日
  • 天地明察 下

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    ケプラーの法則とか、いいですね。
     「私たちが小さいのではなく、世が大きいのだ」とか、使ってみたいですね。

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    2026年02月15日
  • 月と日の后

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    役千年前のお話。
    この時代に長生きする事が良い事かを考えてしまう。夫、子、孫、親戚を思い奮闘する国母は大変だと思いました。

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    2026年01月29日
  • マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion─燃焼 〔完全版〕

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    めちゃくちゃ読みやすいのは変わらず、一巻と大きく場面が変わる巻。

    前巻の終盤がかなり激しかった対比なのか、安心や平和な雰囲気が心地よく、主人公に暖かく接してくれるキャラクターに好感が持てた。

    怒り、悲しみ、反省など、主人公バロットの感情が流れ込んでくるような読み味に心を動かされる。本当にすごい。

    巻の後半はさらに場面が変わって、次巻までまたがる長いパートが開始する。
    普通、スタートが好評な作品は中高盤ダレがちだけど、今作は丁寧な説明と、飲み込まれるように読める展開の面白さが衝撃的。

    キャラクターの成長と、ストーリーの進みがマッチして非常に気持ち良い一冊!

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    2026年01月21日
  • 天地明察 下

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    いつか読みたいと思っていた一冊、面白かった
    偉人の歴史本ではあるが天才の話ではなく、努力人間がいくつもの山を乗り越えていくサクセスストーリー
    ちょっと出来過ぎな点もあるが、最後までさらっと読め、だが内容はしっかり忘れない、という良本だった
    「必至」という言葉が使いたくなる

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    2026年01月17日
  • はなとゆめ 電子ビジュアル版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    某少女漫画雑誌と同じタイトルだなあと思いつつ(笑)
    タイトルのうち「はな」とは【華】
    「その人なりの才を発見し、柔らかに導いてしまう。その人自身にその人ならではの華があることを悟らせる」
    とは、中宮定子の最大の美点として、この物語の主人公清少納言が表した言葉。
    かの清少納言が、少し引っ込み思案で、
    父親のような卓越した歌才がないことに対しコンプレックスを持ったりしているという人物造詣には少し驚いたのだけど、
    それはこちらの勝手な思い込みに過ぎないのかもしれないなあと思いました。
    (何しろ「枕草子」も中学校で習った「春はあけぼの」しか読んだことないんで)
    中宮定子様がこの本に書かれている通りの方

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    2026年01月15日
  • 天地明察 下

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    吉川英治文学新人賞受賞作。
    感動。抜群に良かった。
    特にラストだけど、終盤80ページくらい、ずっと涙ぐんでた。

    男たちがみな、漢。
    目指す一つの場所に、多大なる困難を乗り越えて何年もかけて邁進する姿に、憧れる。かっこいい。
    酒井大老もかなり好きだけど、闇斎には流された。

    そして、天と地と時。壮大。
    事実が見えても恐れ多い。すごくわかる。震える。

    男三人で魚を肴に算術を語るシーンはなんだか泣きそうになった。

    途方もない事業に取り組む姿は「舟を編む」に似た感覚。

    本筋と関係ないけど、この時代に日本で行列式が発明されていたことに驚愕した。

    そして、養老孟司さんの解説もすごく好き。

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    2026年01月03日
  • 天地明察 上

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    これは面白い!
    算術に魅せられるシーンや、関わる人々の想いに触れるシーンには、熱くなる。
    暦や神道に関する知識も勉強になり、はっとさせられた。

    登場人物がみんな良い。
    主人公の安井春海はもとより、本因坊の二人も、安藤も、村瀬とえんも。
    設問への関の対応、深い。
    建部と伊藤との関係性が素敵。じーんときた。

    神の視点は時代ものに多いんだろうけど、同じ文節の中で視点人物が変わるのには、最初やや慣れなかった。
    だが途中から一気に読みやすくなり、先が気になってページをめくる手が止まらなかった。

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    2026年01月02日
  • 骨灰

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    SFの人がホラー小説書いてる!と衝動買いしました。

    ホラー小説のお手本のような綺麗な進行で、あっという間に話が進みます。無駄は極限まで削がれています。さすがです。

    今作の怪異の強大さは天災のように扱われます。そこが結構生々しくて好きです。成仏してくれ!とかの次元では無いです。
    日常の中に避けようのない怪異が、嵐のようにぶつかってくる。これは自分にも起こるんじゃないか?なんて錯覚させられます。

    普段歩いている東京の見る目が変わります。
    ホラーだけで収まらず、壮大な人間讃歌となっているところも良いです。

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    2026年01月02日
  • 骨灰

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    ネタバレ

    ドンドン主人公の思考が沼にハマっていき、それに伴ってホラー感が増していくホラーだった。
    怪異系のホラーで幽霊とかそういうのが出てこないからこその怖さがあった。

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    2025年12月29日
  • 骨灰

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    ネタバレ

    松永光弘は、自社の高層ビル建設現場に関する不審なツイートの真偽を確認する為に、地下へ向かった。異常な乾燥と嫌な臭気の中調査を進めると、図面には無い巨大な穴のある祭祀場に辿り着く。そこで一人の男性を発見してからというもの、怪異が日常を侵食し始める。

    終始からっからで、臭い(笑)
    いや、これは褒め言葉である。今まで触れたことのない独特の温度。言ってしまえば、臭い小説は結構ある。でも、こんなに乾燥を感じた小説は今までなかったかも。今が冬であることを差し引いても、読み進めるほどに喉が渇いていく。水を浴びるほど飲みたくなった。それだけ作品の雰囲気が確立されているということだろう。私が本作に高評価をつけ

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    2025年12月25日
  • 骨灰

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    ホラーというジャンルを手に取ることがほとんどなかったのですが、この作品をきっかけにホラーもいいなと思うように。
    スピーディにどんどん悪い状況に陥っていくところに、ページをめくる手が止まらなくなった。

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    2025年12月09日
  • マルドゥック・ヴェロシティ3 新装版

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    ネタバレ

    P265
    「そうでもせんと、お前、全てが終わった後で、自分の頭をその銃で吹っ飛ばしかねん様子だぞ、ボイルド」

    フライト刑事とボイルドの関係で、マルドゥック・スクランブルのバロットとベル・ウィングの関係を思い出した。よき理解者であり、先生と生徒であり、友人でもある温かい繋がり。ボイルドが自身を虚無に委ねてしまってからも〝爆心地(グラウンドゼロ)〟へと向かう速度を度々緩めてくれたフライト刑事は、ボイルドの人生にとってウフコックと同様、揺るがない良心であったと思う。

    ヴェロシティを通して好きなシーンは沢山あるけれど、『マルドゥック・ヴェロシティ(新装版)(1)』で、ラナがボイルドの胸ぐらをつかん

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    2025年12月10日
  • 月と日の后

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    ものすごく面白い!彰子さまの強さ、紫式部を初め彰子さまを支える女房たち…うー、学生時代に読めてたらこの頃の歴史の点数上がってたのに!(笑)

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    2025年10月29日
  • 天地明察 下

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    素晴らしい本ですね。
    江戸時代初期に暦を作るという壮絶な事業を成し遂げているのがすごい。
    何よりも円周率3.14という記述がありましたが、もうすでにこの時代にこの概念があったのかと驚きました。

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    2025年10月09日
  • 天地明察 下

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    上巻下巻とも良い!!!!!一切飽きがない!!!下巻は1日で読み終えてしまった

    表現や単語が難しくGoogleと行き来しながら読む箇所もあったが、全体的にテンポ良くサクサク読めてしまった。特に物語終わり方、最後2人で同日にこの世を去ったところ、オシャレな終わり方だな。春海の最後はゆっくり穏やかにえんと過ごせて幸せだっただろうな。

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    2025年10月03日
  • 天地明察 上

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    物語りは北極出地が終わったところまで。

    登場人物がどれも優しい人ばかりで温かい心で読める。主人公の渋川春海は優しくて穏やかな印象を持った。一緒に測量をした建部と伊藤も歳は離れているけど春海を対等に見ていた、何の引っかかりもなく読めた。
    優しくて熱い人に弱いので、建部が亡くなった描写には思わず泣いてしまった…まだまだやりたい事もあっただろうし悔しかっただろうけど、充実した人生を送ってたんだろうなあ。伊藤も春海を気遣ってあえて言わなかったのも涙。

    関孝和はどんな人物なのか、早く会えるといいね

    最後に、
    最近は優しい本ばかり読んでたから、江戸時代固有の単語や言葉遣いに苦戦した。読めない単語を何

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    2025年10月02日