冲方丁のレビュー一覧
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物語りは北極出地が終わったところまで。
登場人物がどれも優しい人ばかりで温かい心で読める。主人公の渋川春海は優しくて穏やかな印象を持った。一緒に測量をした建部と伊藤も歳は離れているけど春海を対等に見ていた、何の引っかかりもなく読めた。
優しくて熱い人に弱いので、建部が亡くなった描写には思わず泣いてしまった…まだまだやりたい事もあっただろうし悔しかっただろうけど、充実した人生を送ってたんだろうなあ。伊藤も春海を気遣ってあえて言わなかったのも涙。
関孝和はどんな人物なのか、早く会えるといいね
最後に、
最近は優しい本ばかり読んでたから、江戸時代固有の単語や言葉遣いに苦戦した。読めない単語を何 -
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ネタバレシルヴィアの首だけの死体が発見された話の続き
マルセル島での決戦みたいな感じで、今回は過去の話と現在の話が混ざることなく、一気に描き切っていた。物語を大きく展開させるときに一気に読めるのはやっぱり楽しい。過去とわからないことだらけの現在軸が交互にくるのも面白いが。
ウフコックの活躍の葛藤、決断の代償が今回の話。葬儀での宣言はとっても格好良かった。また、シザースの誘いを断ったまでは良かったが、それの代償が大きかった。ただ、ハンター陣営もいっときとはいえ協力するようになったのは大きな進展かも?
次巻でラスティの処遇とシルヴィアの死の真相は明らかになるかな。シザースとの戦いはどのように展開して -
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【どんな本?】
この本では、著者のデビュー作『マルドゥック・スクランブル』を作り出した過程を追体験できる。
具体的には「執筆の六段階」を学ぶ。
著者は小説を書く際に、以下の六段階を経て執筆している。その具体的なやり方を学ぶことで、自身の創作に活かせるようにすることが本書の目的。
《執筆の六段階》
1. 能書き(哲学)
2. 種書き(アイデア出し)
3. 骨書き(梗概・人物設定・世界観設定・物語構造)
4. 筋書き(プロット)
5. 肉書き(本文)
6. 皮書き(推敲)
【まとめ】
有名作家さんの物語の作り方を簡潔に学べる。
実際にこのプロセスで物語を作っているらしいので、非常に参考になると -
Posted by ブクログ
ネタバレめちゃくちゃ面白かった…!
最後まで読み切り、登場人物ほぼ全員が死んでしまったことを思い、ちょっと笑ってしまった。読んでいる最中は悲しいのだけどね…
ボイルドがいかにしてあんな怖い男(スクランブルのボイルドは本当に圧倒的だった)に至ったのかを、知れた気がする物語。
魅力的な主人公だった。壮絶。おまはん、1人で全てを背負いすぎや。私はこのシリーズで、ディムズデイル=ボイルド大好き人間に生まれ変わりました。
最後までウフコックのことを考えていた描写が切ない。ドクターにも「ウフコックの側にいてやってくれ」と言っていたんだね…
次作ではシザース、ボイルドの娘がキーになるのかしら。頭おかエリート一族