【感想・ネタバレ】新装版 冲方丁のライトノベルの書き方講座のレビュー

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購入済み

2023年10月20日

面白かった。
こういう感じの本をあまり読んだことがなかったけど、読みやすくてよかった。
好きな作品の裏話的なものも読めてよかったな。

#タメになる

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Posted by ブクログ 2016年04月22日

【すごく力が湧いてくる。】
書くこともエンターテイメントに。
そこまで自分を持っていくために必要な本でした。
スキル磨きに、教えを実行してまいります。

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Posted by ブクログ 2013年10月09日

これは、誠実で真摯な本です。

小説を書きたくなる本です。
(2013年10月8日)

「読む娯楽から、
書く娯楽へ」という著者のメッセージに共感します。
(2013年10月9日)

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Posted by ブクログ 2021年03月13日

勉強のために購入。冲方さんの小説を読んだことはないのですが、ライトノベルから時代小説まで幅広く手掛けていることは知っていたので、何となく「とても聡明な人」というイメージが自分の中にありました。そんな印象がより強くなった一冊。とにかく論理的に、ロジカルに執筆するタイプの人なのだなーと。
あとこの全編に...続きを読む渡って小刻みに入ってくるいかにも一昔前のラノベのノリ、読んでてこそばゆくなる感じも込みで懐かしかったです。自分もこういうことするの好きなはずなんだけど、他人のを客観視するとこっちまでそわそわしてしまう笑

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Posted by ブクログ 2017年03月16日

10代向けに書かれているので構えず読める。
自身の作品のプロット紹介にボリュームを費やしすぎなんじゃないかと思ったが、とても面白かった。
種書き・骨書き・筋書き・肉書き・皮書き、というオリジナル用語がわかりやすくてよい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年02月22日

・主題とは皆さんそれぞれの中にある大きなテーマのこと。なぜ内面から生まれてきた主題を小説にしなければならないのかというと、それが「意味不明なものであるから」。主題とはたいていその人にしか理解できないものだから、ストーリーもないうちから「卵とネズミ」と言われても、なんのことかわからない。主題とは混沌と...続きを読むした発見でもある。そんなきわめて個人的なものが、もしかすると他人を喜ばせ楽しませるかもしれない。それこそが主題の価値。
・主題を作るために必要な要素は、技術と知識と感性。作家には、この三つが織りなす三角形の中に収まるレベルの作品しか書けない。
・誰からも期待されずただ黙々と小説を書くというのは、やはり小説を書きたい人にとって、もっとも大切なものかもしれない。

創作の三項目:知識、技術、感性。
小説の五項目:主題、世界、人物、物語、文体。
執筆の六段階:能書き(作品になる前の様々なアイデア。他の作品になるかも)、種書き(能書きのうち、作品に使うものを絞り込む)、骨書き(企画書レベル。全体のおおまかな粗筋)、筋書き(プロット。詳細な粗筋)、肉書き(執筆)、皮書き(推敲。贅肉を絞る作業)。

・説得力がないと言われたら、何かを表現するためには、何かを否定することが有効。辛さをそのまま表現しても辛くない。本当は辛いのに、辛くない辛くないと主人公が否定していると、辛さの説得力が増してくる。

・リアリティがないと言われたら、作品内に三つの常識を作る。「絶対にしてはいけないこと、普通はやらないこと、誰でもやること」。この三つがあると、読者は作品に安心して没入できる。「絶対に起こらないこと、普段は起こらない珍しいこと、いつも起こること」これは使い方によっては世界と人物と人間関係を同時に説明できるので便利。

・意外性がないと言われたら、ミスリードを作る。引っかかりやすい間違いを用意しておく。ある話題の後に別の話題を出してごっちゃにする。絶対にわからないことをもう少しでわかるんじゃないかと思わせる。簡単にわかる答えを複雑な問題でもって難解に思わせる。「これは絶対に起こらないだろう」と思わせておいて、起こしてしまう。

・ありきたりと言われたら、異なるものを混ぜ合わせる、過剰にする、不足させる。人物、数、文章、物語のどれかを過剰にしたり、削ったり。あるいは、逆転させる。

・インパクトがないと言われたら、すごいと思わせる。こんなことにこれほどこだわるのは、お前しかいないと思わせたら勝ち。過剰の極大バージョン。作品自体が過剰になる。インパクトは出そうとしても出ない。徹底的にこだわろうとすると、結果、インパクトが出る。

・感情移入できないと言われたら、苦しい場面に感情移入してもらえたら、幸せな場面でも感情移入は続く。苦しい場面とは何か。欲しいものを得られない苦しみ。失う苦しみ。

・文章が下手と言われたら、書きたいものをはっきりさせる。自分がこれから書くことについて、とにかく整理する。何が大事なのか優先順位をつける。

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Posted by ブクログ 2013年03月08日

読んだよ.
「ライトノベルの書き方講座」っていう
紛らわしいタイトルのライトノベルだと思ってたら
本当にまじめに「書き方講座」してたよ.

ライトノベルは読むのは好きだけど書くのはなぁ….
難しいと思うんだよな….
てか難しいんだよ.
いや,書こうとしたこと無いけど.
でも創作って大変なんですよ?
...続きを読む
夢を記事にするだけでも大変なのに.
え?
それとコレとは話が違うって?
まぁいいじゃないか.

えーと,なんだっけ?
うん.
表紙のメガネっ娘がラノベを書くラノベだと思ってました.
そういう時期がボクにもありました.

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Posted by ブクログ 2013年02月06日

小説の書き方って、ほんっと千差万別なんだなあ。冲方先生のなかでも作品によって違っちゃってるし!

小説の書き方の正解がほしくてこういうハウツー物を読んでます。でもこの本でついに、正解なんて無いんだーと思い知りました/(^o^)\ハウツー物読まない派の方に、ほらねって言われそう(笑)

でもね。ハウツ...続きを読むー物をいくつも読んで蓄積されたノウハウが、自分なりの書き方になっていくはず。試行錯誤はあるだろうけれど。

というわけで、本のなかで冲方先生も述べていた通り「この小説はこんな風に書いたんだよ〜」とつまびらかにしちゃう(曝露)本がもっと出版されてほしい!

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Posted by ブクログ 2012年04月11日

平易に書かれているのですぐ読み終わった。

具体的なテクニックの数々はすぐに役立ちそう。

ギャグがちょっとすべってないか、と思ったがレビューで自作について書くときの照れ隠しではないかと推測していた人がいたが、そうかもしれない。

冲方氏の熱心な読者は面白さ倍増だろう。
そうでなくても一読の価値あり...続きを読む。すぐ読めるし。

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Posted by ブクログ 2011年12月17日

冲方さんの「天地明瞭」からこの本の存在を知り購入。初めての小説How to本だったが、こう描くべきだとかいう堅苦しいことは描かれていない。むしろ、この売れっ子小説か何を考えながら描いているか等裏側が少し覗けたので面白かった。ここまで綿密に計画を建てているのかとプロットを見ながら思ったし、何より小説を...続きを読む描くということが結構身近に感じることができたのが収穫。

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購入済み

ライトな感じの書き方講座

2021年03月18日

この作家の小説は、「天地明察」、「マルドゥック・スクランブル」を読んでいたので、このような小説がどのようにして書かれたのかについては興味があった。内容としてはかなり軽い調子で書かれているが、着想段階から始めて、数段階を経て、一つの小説になっていく工程が記載されている。この本を読んだからといって誰でも...続きを読む小説が書けるというわけではないが、小説を書きたいと思っている人にとっては参考になるのではないだろうか。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年08月25日

新装版前は読んだ記憶があるので読みなおしてみる。
前のバージョンの細かい内容は覚えてないが、内容がそこそこ変わっている気がする。ファフナーのあたりはかなり変わっている。

読んだ感想としては、思ったより薄いなと言う感じ。
沖方さんの作品を読んだことがあるなら読み物としては楽しめる構成。
書き方講座と...続きを読む言う意味では、最後の二章以外は微妙に感じる。
逆に最後の二章はかなり具体的に書かれており、そのケースでは参考にしたい案件が多いが、やはり本全体に対してみると薄い。

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Posted by ブクログ 2013年02月03日

このテのハウツー本もたまには読んでみたかったことと、
沖方丁先生の本が読んでみたかったこともあり読んでみました。

うん、中々良かった!
正直、ハウツー本で「こう書け!」などと書いてる本は大嫌いです。
この本はむしろ、「自分はこう書いてます」と
「こんな遊びをすると面白いよ」な本で、これが正しいなど...続きを読むは全くありません。

しかしながら、現在作中で謝っておられますがこの先生も例に漏れず、
読者に失礼なプロが山ほどいるなぁとも思いますね。
完結していない、続きが出ない、なのに同先生の新刊は出続けている、
みたいなプロの多いこと。
これはその作品が大好きなファンには辛い。
せめて打ち切りだの、切ない事情がわかれば、なんて思ってもしまいます。
だからでしょうね、最近WEB発の書籍化が多いのは。
WEBでヒットした下地である程度は安心、作者がネタ切れになるリスクも低い、
つまり読者が裏切られにくい。

ちなみに先生が書かれていたこととも通じますが学生時代の国語のテスト
って、もの書きのハウツーが凝縮されていた気がします。
そういう問題集をやってみるのもいいかも?

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