冲方丁のレビュー一覧

  • 光圀伝(七)

    匿名

    購入済み

     

    面白かった。
    老年に達した光圀にはもう隙がないという感じだ。
    重大な決断もやってのける。
    最後まで魅了される人生だった。

    #深い

    0
    2024年09月07日
  • 光圀伝(六)

    匿名

    購入済み

     

    面白かった。
    別れがあれば出会いがある。
    光圀は本当に回りの人に恵まれているんだな。
    粗々しくも知的な感じがとても良い。

    #深い

    0
    2024年09月07日
  • 光圀伝(五)

    匿名

    購入済み

    面白かった。
    光圀の周りで死があふれてきてしまっている。
    だんだんと親しい人達がいなくなって悲しくなる。

    #深い

    0
    2024年09月07日
  • 光圀伝 四

    匿名

    購入済み

     

    面白かった。
    泰姫の不思議な雰囲気が再現されていてとても良い。
    光圀がだんだん泰姫に心開いていく感じが好き。

    #深い

    0
    2024年09月07日
  • 光圀伝 三

    匿名

    購入済み

     

    面白かった。
    読耕斉との知的なやりとりが見てて楽しかった。
    二人が心のともになっていく感じがたまらない。

    #深い

    0
    2024年09月07日
  • 光圀伝 二

    匿名

    購入済み

     

    面白かった。
    光圀が荒れていた時期か。
    若さゆえの粗々しい感じがとても良い。
    成長していく時期だから見てて楽しい。

    #深い

    0
    2024年09月07日
  • 光圀伝 一

    匿名

    購入済み

     

    面白かった。
    原作の雰囲気を感じられていてとてもよい。
    幼少期の兄との関係がだんだん良くなっていくところが好き。

    #深い

    0
    2024年09月07日
  • 天地明察 下

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    また最高の本と出会ってしまった。なんせ春海に関わる人間全員が全部良すぎる。嫌だな、という人間しない。出会いも別れも全部が春海にのしかかって、それでも全部を背負って最後までやりとげる美しさ。まさか20年を超えての大事業になるだなんて思わなかったなあ。
    最後ちょっと駆け足だったような気もしたけど、それまでに出会って培った経験と手回しの蓄積なのかな。関孝和は知っていたけど、渋川春海は知らなかったから創作?と思ったけど、実在した人物だったとは。歴史って本当に面白い。

    0
    2024年09月07日
  • 剣樹抄 不動智の章

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    ネタバレ

    江戸を舞台にした権力闘争がよりスケールアップし、新キャラ柳生義仙の登場で登場人物たちにも広がりがあってとても面白かったです…!

    ついに光圀が了助の父親の仇であることが明かされるシーンはとても胸を苦しめさせられました。両者の気持ちもわかるけど苦しいときに義仙が現れ仲裁したときには安堵すると同時に今後どうなるのか心配しました。
    本当に心揺さぶられる内容、情景が描かれてます…

    因縁を知った後の義仙との旅では江戸時代も平穏ではないなと感じられるような当時の人々の様相を了助とともに読者も知っていきます。
    そのなかで了助は地獄そのものとなる人々を見て復讐に憑かれた心境を変えていきます。
    その姿をみて、

    0
    2024年09月01日
  • 十一人の賊軍

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    戊辰戦争の新発田藩を描いた作品。
    日本を分けた戦いで言えば関ヶ原より遥かに規模が大きいにも関わらず今一注目度が低く構図が分かりにくい戊辰戦争で、あくまでフィクションながら新発田藩の立ち位置というのがよくわかるストーリーでした。

    映画の脚本をもとに冲方さんがノベライズした作品ですが、リアリティがありまさに映画を見ているような感覚になりました。

    11人(+α)が個性を出しつつ協力しながら戦う展開はありきたりながら物語としてはやっぱり王道で面白い。
    昔映画であった「里見八犬伝」のようでした。

    0
    2024年08月26日
  • ばいばい、アースI 理由の少女

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    ネタバレ

    人々が動物のかたちを纏う世界に生まれた異形の少女・ベル。牙も毛皮も鱗もない“のっぺらぼう”の旅が始まる

    地には花、空に聖星(アース)、人々は猫や蛙、鼠などさまざまな動物のかたちを纏う。この世界に、ラブラック=ベルはたったひとり、異形のものとして生まれた。牙も毛皮も鱗もない“のっぺらぼう”の彼女は、自分と同じ存在を探す旅に出る。放浪者の資格を購うため、剣士となって〈都市〉と〈外〉との戦いに臨むベル。そこで彼女を待っていたのは――。

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    2024年08月17日
  • 月と日の后

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    大河ドラマをきっかけに彰子視点の物語も。面白かった〜。笛のくだりとか年寄りのくだりとかは『栄花物語』あたりに書いてあるんかな。素敵なラストでした。

    0
    2024年07月27日
  • 十一人の賊軍

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    テンポが良いので、ほぼ一気読みでした。
    映画脚本の小説化ということは、冲方丁さんのオリジナルではないんですね。それでこの出来とは、驚きました。

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    2024年07月21日
  • 剣樹抄 インヘルノの章

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     剣樹抄、完結。極楽組の正体が意外だった。また、了介が精神的にも技術的にも大人になったことが素晴らしい反面、少し寂しい。

    0
    2025年12月07日
  • 剣樹抄 インヘルノの章

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    ネタバレ

    剣術の師の元、了助の成長を描く剣樹抄。面白かった。
    1巻では了助の過去が描かれ、2巻では仇が光圀であることを知る。3巻の本作では仇である光圀の背後にいた存在にまで辿り着くとともに復讐の上をゆく赦しを行うという成長を見せる。
    剣を通じて悟りを開いていくのは王道のストーリーではあるものの異能の仲間や諜報戦、バトル描写など読みどころが多くて面白かった。

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    2024年06月25日
  • 光圀伝 電子特別版 (上)

    ネタバレ 購入済み

    読み出したら一気

    少し暗めの書き出し。
    歌舞いていた少年時代から友を得て人として成長する青年期の前半まで。
    気性の激しい光圀が宮本武蔵に沢庵和尚、林羅山という傑物に接することで成長していく様が生き生きと描かれていて、ページを繰る手がとまりません。
    光圀の出生の秘密が木になりますね。
    次巻が楽しみです。

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    2024年06月18日
  • 天地明察 下

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    ネタバレ

    授時暦が間違っていることが分かった時のドラマチックさが印象深いです。
    大和暦を通すための政治工作も面白く読みました。
    まさに「持てる力を全て使って」というような感じで、読み応えがありました。

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    2024年06月14日
  • 天地明察 上

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    碁の才能に恵まれながら御城碁の勤めに飽き、また寄る辺のなかった春海が、自分の存在意義を見つけて自己実現を果たす物語だと思います。昼行灯の天才っぽさはラノベ主人公的でありながら実はそうでは無く、春海が自分の未熟さにもんどり打っているのが印象的でした。

    文章もイキイキとしています。特に春海が関孝和の稿本を前にして恐れ、その世界に飛び込もうとする描写がいいと思います。測地の旅での建部・伊藤との交流も面白く読みました。

    上巻を読んでいる途中、既に2周目を読みたいという気持ちが湧きました。こんなことは初めてです。

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    2024年06月09日
  • マルドゥック・アノニマス9

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    ネタバレ

    ハンターとの共感を失ったシルヴィアを保護することになったバロットたちイースター陣営。彼女の心境の変化を感じ取れる中、バジルによるシルヴィア奪還作戦が始まることに。

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    2024年05月31日
  • マイ・リトル・ヒーロー

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    めちゃくちゃ面白かった!
    冲方丁さんが大好きで、でも冲方さんの歴史小説以外の作品を読むのは初めてだったから、読む前はどうなんだろうな〜いつもの壮大なワクワク感が現代だとどうしても弱くなっちゃうんじゃないかなあ、なんて思ってたけど、読み始めたらすぐにずぶずぶに世界に入り込んで、読んでる間ずっと本当に楽しかった。
    歴史小説に負けない壮大なワクワク感が顕在して、この本のことも登場人物たちのこともみんなすっごく大好きになった。

    少しご都合展開ではあるかもしれないけれど、こうなったら嬉しいな最高だなって展開が想像を超えて次々に広がっていって、読み進めるうちにどんどんワクワクが大きくなって、はやく次が読

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    2024年05月25日