剣樹抄

剣樹抄

850円 (税込)

4pt

疾走感溢れる傑作時代エンターテインメント。
冲方節炸裂の、これぞ大江戸諜報劇!

父を旗本奴に殺され、育ての父も明暦の大火で喪った少年、六維了助。
火付けの一味に我流の剣法で襲いかかったところを若き水戸光國の目にとまり、捨て子を間諜として育てる幕府の隠密組織「捨人衆」に加わる。江戸を焼く盗賊に、妖しい美貌の惨殺犯も現れ――。

解説…佐野元彦(NHKドラマプロデューサー。制作作品「篤姫」「あさが来た」「ノースライト」など多数)

※この電子書籍は2019年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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  • 剣樹抄
    850円 (税込)
    疾走感溢れる傑作時代エンターテインメント。 冲方節炸裂の、これぞ大江戸諜報劇! 父を旗本奴に殺され、育ての父も明暦の大火で喪った少年、六維了助。 火付けの一味に我流の剣法で襲いかかったところを若き水戸光國の目にとまり、捨て子を間諜として育てる幕府の隠密組織「捨人衆」に加わる。江戸を焼く盗賊に、妖しい美貌の惨殺犯も現れ――。 解説…佐野元彦(NHKドラマプロデューサー。制作作品「篤姫」「あさが来た」「ノースライト」など多数) ※この電子書籍は2019年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 剣樹抄 不動智の章
    880円 (税込)
    父親の仇は、光國だった。傑作時代エンターテインメント第二弾! 父の死の真相を知った了助。その仇討ちを止めに入った義仙と廻国修行の旅に出る。幕府転覆を目論む極楽組と光國の因縁も絡み……。 ※この電子書籍は2021年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 剣樹抄 インヘルノの章
    880円 (税込)
    陰謀の陰に老中が!? 傑作時代エンターテインメント第3弾! 歴史時代小説には、吉川英治『宮本武蔵』、藤沢周平『蝉しぐれ』、宮本昌孝『剣豪将軍義輝』、葉室麟『あおなり道場始末』など、剣の修行を通して成長する若者を描く青春小説の系譜がある。 冲方丁〈剣樹抄〉シリーズも、この列に加わる作品である。末國善己(解説より) 地獄にとどまり、地獄を払え―― 大火を引き起こした「極楽組」首魁・極大師は水戸光國のもとに自ら降った。 柳生義仙と廻国修行の旅に出ている六維了助は、逃げた配下の3人を追う。 東照宮討ち入りの謀反に関東での切支丹集団の潜伏、松平伊豆守の影――。 絡み合う魔の手から光國と了助は江戸を守れるのか。 傑作時代エンターテイント完結!

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剣樹抄 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地獄と極楽は地続きなのかもしれない。大火事からの復興の最中で起こる事件とセリフから人物それぞれの人間味が感じられて、時代小説としてもさながらヒューマンドラマとしても面白い話だった。

    0
    2023年03月08日

    Posted by ブクログ

    江戸時代と言っても風俗は初期から末期の間に変遷がある。よくある時代物は、割と後期の雰囲気が強い。
    この作品は、水戸の徳川光圀が世子の時代が舞台。将軍もやっと4代。わりと初期に近い。
    父親を理不尽に殺されて、芥集めなどで露命を繋ぎながら身を守るために強くなった了助。
    拾人組、という隠密チームの予備軍的

    0
    2022年07月11日

    Posted by ブクログ

    やっぱり、冲方丁は上手い。
    この作家の作品を読むと、息が詰まり、鼻の奥がつんとし、目頭が熱くなり、心は踊る。
    連作短編で、この一冊で終わらない。次の作品が単行本で出版されている。
    早く文庫化して欲しい。でも二冊目でも物語は完結しないようだ。
    困ったな~

    0
    2022年07月09日

    購入済み

     

    面白かった。
    光圀伝につながる要素が読んでてとても楽しかった。
    まだ続きそうで、楽しみ。この時代での大きなシリーズになるなら、追っていきたい。

    #ダーク

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

     冲方丁にしては珍しく、フィクションらしいフィクション。但し、登場人物は史実を踏まえて登場させている。

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    江戸時代初期、本気で生きる者たちの物語。

    問答無用に愉しめた。目頭を熱くさせる文章から、信じられないぐらい残虐な文章まで自在に操り、心揺さぶられた。

    0
    2024年11月25日

    Posted by ブクログ

     本作は『光圀伝』とリンクする場面が多く、光圀伝ファンには大変興味深い作品。拾人衆という子供の特殊技能集団を使って江戸の事件を解決していくという設定も良い。一方で1話毎の事件がやや複雑すぎて渋滞を起こしている印象。「丹前風呂」がまさにそうで、人物も多く展開も裏の裏までひっくり返り、推理物としては良い

    0
    2023年12月02日

    Posted by ブクログ

    大江戸諜報劇
    そういえば時代モノ初めて読んだ
    それぞれに長けた技を持つ少年少女たちと
    それをまとめる曲者な大人たち
    はぁ面白い…

    0
    2023年04月07日

    Posted by ブクログ

    光圀伝とは違う角度で水戸光圀とその周辺を描いている。戦乱が無い故に働き場所を無くした武士たちが鬱憤を晴らすために悪事に手を染めるという矛盾、武士としての存在価値が戦闘員から治安維持に移行する時代の難しさが、この時代を象徴しているのだろう。
    孤独と復讐心に捉われ続ける了助の姿が愛おしく、また泰姫や左近

    0
    2023年03月12日

    Posted by ブクログ

    久々に侍劇らしい時代小説に出会う。
    剣と心と、チャンバラと。光圀と了助の関係性も危険含みで、これからどうなるか、ハラハラする。敵役の設定も面白く、この時代の幕府が直面していただろう文治へのパラダイムシフトという課題、うねりを背景としている。続編も楽しみだ。

    0
    2022年08月04日

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