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2019年1月に衝撃の映画化! 廃病院に集まった十二人の少年少女。彼らの目的は「集団安楽死」をすること。 決を取り、全員一致でそれは実行されるはずだった。だが、病院のベッドには“十三人目”の少年の死体が。彼は何者で、なぜここにいるのか? 「実行」を阻む問題に、十二人は議論を重ねていく。互いの思いの交錯する中で出された結論とは……? 解説・吉田伸子
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「十二人の死にたい子どもたち」
2019年1月15日公開 出演:杉咲花、新田真剣佑、北村匠海
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Posted by ブクログ
話の落とし方がとても素晴らしく、長く複雑な構成のはずがとても読みやすい一冊になっていました。 主に会議の形で話が進んでいくのですが、12人それぞれに各々の思いがあり、また会議の参加者の1人として話を聞いているようで読み進める手が止まりませんでした。
12人➕αの登場人物のことを理解することが中々大変であったが、そこは作者の冲方さんがだんだんと刷り込んでくれており、最後には皆のことを充分に理解できて読み終えた。 題名からして非常に重い話であったが、最終的にはスッキリした読後感を味わっている。 解説に記載されていたが、若い方に対し絶望することは否定...続きを読むしないが、絶望したままでいるのは勿体無いよ、との言葉は重かったし、そのように伝えたい。
ラストを読んでコレが目標だったのかよく考えられてるな。ここに集まった彼等が本当に欲しかった、求めていたのはソレなんだろうな。
面白かった。 なんか淡々と進んでいく感じが独特だった。 もっと血なまぐさい話かと思ってたので、冲方さんにしてはとても前向きな話でよかったな。
#深い
確か音楽の坂シリーズ?の、中二病が治らない人が出てる映画 だったよなー……ってあらすじ読んだら、自殺のために集まった少年少女の前に、 すでに死んでいる少年がいて、十二人は真相を推理するという、 自分がめちゃくちゃ好きな密室劇だとわかり購入。 実はこれ「十二人の怒れる男たち」っていう、裁判員裁判のよ...続きを読むうに 十二人が事件を話し合うお話のオマージュなんだよね。途中で気づいた。 こっちは白黒映画なんだけど、超面白いからオススメ(脱線) こっちの小説は謎の死体に加えて、徐々に子どもたちが死にたい理由も わかってくる。その理由が千差万別なんだけど、基本的に親が悪いのが多い。 他には子供ならではの勘違いや無知によるもの、悪い意味で子供らしい内容だった。 それが少しづつ真相が明かされていくにつれて、子供達の「死ぬしか無い」と 思っていた狭い世界が、徐々に広がっていく。その感情の移り変わりも面白い。 死体の真相と、子供達がどうなるのかは是非読んで欲しい。 ある意味ジュブナイルものであり、群像劇でもある。 最後の最後まで楽しめる、久しぶりに当たりと思えるミステリでした。
そこそこ面白かった。 解説文にもあるけれども、12人の〜といえば、「12人の怒れる男」か「12人の優しい日本人」を思い浮かべる。この2作品は裁判の有罪、無罪を協議する陪審員の話だけど、本作はちょっと毛色が違う。タイトルの通り「死にたい子供たち」が12人集まる、ということは命を自ら終わらせたい子供達が...続きを読む集まるというやや重ためな内容。ただ、重たいだけではなくてエンターテイメントとして仕上がっているところが流石だなと思った。 とあるサイトを通じて集まった死にたい少年少女が12人。集まったのは撤去が決まっている元病院の建物。それぞれの境遇や悩みを抱えたキャラクターが、順番に集まっていく。最後を迎える予定のベッドが12台。しかし、皆が集まったそのベッドの上にはすでに息を引き取った13人目が横たわっていた。そんな予定外の出来事から、話し合いを通じて真相を解明しようとしていく。そんなミステリー要素も本作の魅力だ。 正直キャラクターが多すぎる上に、病院内の構造や、番号やら名前やらごっちゃごちゃになってちょっと追いつかない部分もあった。終盤は流石に名前とキャラクターは一致してきたけど、トリック(というか真相部分)についてはもう諦めた。ああ、そういうことね、うんうん、はいはい、てな感じで流し読み。それでもなんとなくわかったのでそれでも良かった。重要なのは話の本筋の部分かなと思うので。 他の12人〜ものと同じく、舞台はほとんど一つの場面で展開する一幕劇の作りだ。会話で展開していくけど、途中途中、それぞれのキャラクターの目線で語られていくので、飽きずに読み進めることができた。ただし、どんなに話し合いは真相解明を行なっていっても、最後は自らの命を絶つ人たちなんだよなー、と思うと、この話し合いは一体なんなんだろうと思いながら読んでしまう(実際そういった発言をするキャラクターもいるし)。 キャラクターが多く、設定も細かいので、頭の中だけで理解しようとすると疲れる。だけど、巻頭の病院見取り図などを駆使して読み進めると納得のラストを迎えることができる。モヤモヤする展開もあるけど、最後は爽やかな読後感を感じることができるものであった。面白かった。
おもしろかった 途中まで登場人物がごちゃごちゃになりがちだったけど、読んでるうちに何とか区別できるようになった。 もやっとする奴は一刀両断されるし、キャラに変に裏切られることもないし、読後感も後味悪くなくてよかった。
集団自殺をするために廃墟に集まった12人のティーンたち しかし集合場所には13人目がすでに死んでいて…? 見ず知らずの死体を巡り、"集い"に参加した少年少女たちが疑心暗鬼に討論を進めます 場を混乱させる犯人が複数挙がるも理解が追いつかなくて苦労しましたが、ティーンらしい(?)支離滅裂な理論や感情的...続きを読むな紛糾、自己中心性がおもしろく、意外と12人の特徴も覚えられました 最後も不安定さの残るティーンならではの展開で納得のいく終わり方でした 大人だったらこうはいかなかっただろうな
こればっかりは仕方ない気がするけど、自分が人の名前覚えるのが苦手だからイマイチ最後まで誰か誰かこんがらがってた。 でも話的にはすごく面白くて、少年少女の葛藤とか苦しさとか、自分にはない感覚とかもあって読んでて飽きなかった。 なんとなく途中から予想はしてた結末だったけど、主催者については予想外すぎてび...続きを読むっくりしたけど納得もした
いろいろ突っ込み所も多かったけど、終わり方が前向きで、爽やかにも感じられて良かった。2024/11/17
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