冲方丁のレビュー一覧
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高官暗殺から始まったMSS要撃小隊の長く熱い24時間。冬真、水無月の少年組が大活躍、特に水無月が素敵だった。クライマックスのリヒャルト・トラクルの逮捕劇において満身創痍の妖精たちのとった行動の描写は彼女たちの強い意志を感じさせるもので、とても印象的。オイレンシュピーゲル参とのリンクもあるのでこちらも...続きを読むPosted by ブクログ
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複数のテログループによる原子炉のバトンリレーを追うMSS要撃小隊
スピーディーな展開が続き、乙とモリサンのやり取りがとても印象的だった。彼女にはミョーオーサマのワザモノを目指して頑張ってほしい。オイレンシュピーゲル弐と同じ事件をフォイエルスプライトの視点から描いているのであわせてどうぞ。Posted by ブクログ -
持ちあげて落として、持ちあげて落として・・・・・
こんなに二転三転するラノベを読んだことが無い。
いや、もう従来のラノベの領域に無い、あるいはかつてのラノベの領域に戻ったのか。
オイレン視点なので、ケルベルスメンバーの話が中心になってます。
なんというかもう・・・・涼月の可愛さMAX巻ですね。
オ...続きを読むPosted by ブクログ -
ルーン=バロットが、ウフコックという金色の万能ネズミと共に、自分の事件を解決していくシリーズ2作目。
まずは、前回に壊れてしまったウフコックの修理をするために「楽園」と呼ばれるところに。楽園の成り立ち、ウフコックやボイルドの過去が少し明らかになったりする。この場面であった情報の海に飛び込んでい...続きを読むPosted by ブクログ -
ついに登場!女性スピナー、ベル・ウィング。
とにかくこの人はカッコいい!
大好きなキャラクターです。Posted by ブクログ -
まだまだ物語は序盤。
ようやく、北極出地の旅へ。
マンガ版だからといって端折ることなく丁寧に描いてくれていて、活字だったあのシーンもこのシーンも
期待を裏切らないビジュアルで広がるのが楽しい。Posted by ブクログ -
・「マルドゥック・スクランブル"104"」
銃が嫌いな少女とウフコックの交流。バロットとは違う芯の強さがある少女が格好よかった。ボイルドは捜査官時代でも、ボイルドそのものだった。
・「マルドゥック・スクランブル"-200"」
ローズとウィル、どちらもなんだか切なくさせた。ボイルドがちょっと格好よい...続きを読むPosted by ブクログ -
大ポカやらかす晴海の姿は見たら辛いだろうなぁと覚悟でページをめくったら、あらカワイイw
こういう地味に燃えるのを本気でアニメ化してみて欲しいところ。映画もう今年かぁ。Posted by ブクログ -
ポーカーとかが全然わからないので
ギャンブルのところの描写はよくわからなかったけど
緊張感がすごく感じられた!Posted by ブクログ -
完全版の中巻。サイバーパンク3:カジノ7。
中盤以降カジノ小説と化すのだが、これがすごく面白い。心理戦や各種ゲームにおける戦略の描写はかなりの説得力があり、間違いなく著者の冲方氏はカジノ(ギャンブル)への造詣が深いことが分かる。
作中のカジノ参加者と同じく、読んでいて自分も熱中してしまった。必見...続きを読むPosted by ブクログ -
最後に向かっていくあのシーンと
他のレビューでも書かれていた「余韻」はまさに音楽のそれでした。
個性強く荒々しくねじ伏せるような言葉たちが
絡み合って最後には交響楽になる、
久々に読んだ後何も考えられなくなるようなファンタジーでした。大好き。Posted by ブクログ -
シリーズ最終巻。「今ここに在る者」という副題が素敵だと思います。アドニスとベルの決着が何とも切ない。その切なさが、とっても綺麗です。Posted by ブクログ