冲方丁のレビュー一覧

  • 十二人の死にたい子どもたち(1)

    購入済み

    絵を描いてる熊倉隆敏が好きなので。
    読んでみたらやっぱ面白かった。

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    2018年05月13日
  • 十二人の死にたい子どもたち(1)

    購入済み

    おっとびっくり

    熊倉隆敏氏だ!
    「もっけ」で好きな作者さんなんだが、冲方丁氏と結ぶのは想像できてなかった。言われてみれば合うよなぁ。

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    2017年11月07日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    心理的に落ちている時に、敢えて読んだハードロマン。他の読者様も紹介しておられるけれど舞台は近未来。

    バロットという少女娼婦がヒロイン。彼女はシェルという、賭博師出身のワルに殺害されそうになる。いや、瀕死の状態にされた。

    ところがシェルは、それを覚えていない。
    ある陰謀のために…。

    身体も声も、物的な財産も全て奪われたバロットだが、シェルの犯罪を立証するために、証人となってくれという。

    証人保護プログラムの執行のため、彼女には護衛が二人付くことになった。

    生体科学や医療に詳しいドクター。
    そして、心優しく万能のガーディアン、
    ネズミの姿をしたウフコックのコンビ。

    バロットに証言させな

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    2019年09月18日
  • もらい泣き

    購入済み

    「実話をもとにした」という前提のフィクションです。作者冲方丁の周りで起こる、不思議でいていかにもありそうな、ちょっとホロリとするエピソードの数々。ショートショートの名手、眉村卓の「普通の家族」を思い出させました。

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    2017年10月11日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    本屋大賞受賞で一気に知名度が上がり、ファフナー&マルドゥックの映画公開決定で今最も脂が乗ってる作家・冲方 丁。
    本書は数年前に発刊されたマルドゥック・スクランブルに大幅改稿をくわえた新装版。どんなもんだろーと最初の方だけぱらぱらめくり即購入決定、冒頭部分から文章に手が加えられてます。
    読点の不自然な多さが改善され大分読みやすくなった印象。
    氏も絶賛する漫画版に触発されたエピソードも盛り込まれお得な内容に。
    他にもバロットの心情部分が付け足されて、等身大の少女としての輪郭がより濃くなった(心身障害者駐車ペースでの行動など)
    バロットの兄関連でヴェロシティとのリンクもあり、マルドゥックシリーズを愛

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    2017年08月27日
  • オイレンシュピーゲル壱 Black & Red & White

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    近未来のオーストリアを舞台に児童福祉政策により四肢を機械化された少女たちの戦闘の日々を描くバイオレンスアクション。
    最初聞いた時は「それ何てガンスリ?」だったんですがガンスリとは大分イメージ違います、ある意味対極です。二番煎じの心配なし。

    三人娘の中でも一番純粋純情で熱血肌の黒犬・涼月、
    狙撃の名手にしてクール&ニヒルな赤犬・陽炎、
    いつもお気楽極楽な鼻歌を絶やさないムードメイカーの白犬・夕霧。

    拳が唸り銃弾飛び交いワイヤー舞う過激なアクションとキャラクター同士のユーモラスな掛け合い(副長いびり、もとい三者三様の副長いじりに注目)が絶妙のテンポを生み最後まで読者をぐいぐい引き付けて離さない

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    2017年08月25日
  • もらい泣き

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    ホントにいろいろな人生があるんだなぁ。
    33エピソードの中で、20エピソードは心の琴線に響いた。もちろんポロポロと泣けたエピソードもある。心がささくれ立った時に読み返そう。

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    2017年08月09日
  • 決戦!関ヶ原

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     怪僧恵瓊(木下昌輝著)は文庫版でのみ参戦。対するは毛利元就や、毛利の両川に比べて智謀に劣る毛利隆元が率いる毛利本家を案ずる、吉川広家。徳川家康に弓引かないことで、本領安堵を狙ったが…。敗戦後囚われても何故か余裕を見せる恵瓊。この一作も快作、買って損無し!

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    2017年07月25日
  • テスタメントシュピーゲル3 下

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    ネタバレ

    prosit 祝・完結!

    陽炎/ミハエルとのその後はどうなったのか。

    鳳/記憶が戻って良かった

    乙/刀での戦闘シーンに惹き込まれる。小隊長としての今後が気になる

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    2017年07月17日
  • 小説BLAME! 大地の記憶

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    原作コミック1,2巻相当の内容を冲方丁がノベライズしたもの。
    口数が普段ほとんどない主人公の内面がよく描画されておりとてもハードボイルド。
    原作読んでわけわからん、となった人にこの本を勧めるのはアリかもしれない

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    2017年06月14日
  • 天地明察(9)

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    これにて明察

    ラストの一巻。
    原作のしみじみと泣けるラストが好きで、本作のカラッと笑って泣けるラストが好きだ。
    明察。

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    2017年01月29日
  • 天地明察(1)

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    一極の天才との勝負

    内容だけでなく、この作品は「作家」と「漫画家」との勝負である。
    傑作必至。

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    2017年01月29日
  • 冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場(集英社インターナショナル)

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    ネタバレ

    「天地明察」や「光圀伝」、またはアニメ「PSYCHO-PASS」なんかでご存知作家の冲方丁氏が奥さんへのDV容疑で逮捕って報道がされてしばらく経って、そういやその後どうなったのかなぁと思っていたらその頃の事を本にしてました作家って凄いですねって一冊。

    いや、下手なホラー小説よかより全然怖い。本当に怖い。警察・検察・裁判官などはまぁ当てにはならないよなぁドラマや小説とは違うよなぁとは思っていたけれど、まさかここまで酷いとは思わなかった。話半分としても酷すぎる。

    もうこの国では冤罪は有罪になるのがよーくわかった。あと警察の気分次第で逮捕されて留置所でエタヒニン扱いされるし、供述調書も警察の思う

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    2016年11月03日
  • 冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場(集英社インターナショナル)

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     とある作家に起きたDV容疑による逮捕から不起訴までの手記。
     まことに申し訳ないけれども、私は最初にニュースを聞いたときに、氏が実際に暴力をふるったと思ったし、不起訴と聞いても、被害者が起訴を取り下げたのか、と思っていた。
     しかし、これを読むと、拘置所の中で起きていることは、まさに「笑うしかない」状況であった。結局事件として成立していなかったようなのである。

     この作品は、作家として書かないと「グレーを黒とみられかねない」事件であり、説明しなければ今後の立場が難しくなる。
     そういう意味で、気を使うべきところに使った。配慮をもって書かれた、芸の細かい作品である。勢いだけでは書けないし、自

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    2016年10月12日
  • サイドストーリーズ

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    大分前に購入「積ん読」状態だったのをなぜか読みました。
    正直楽しかったです。
    作家さん達の代表作のスピンオフというか表題通り「サイドストーリー」。読んだことの無い作品もありましたが、丁寧に作者の横顔やメインのストーリーも書いてあるというサービス付。すべて「煙草」や「一服ひろば」に関連して書いてありますが、上手くからめてあるお話もあれば、やや無くてもいいんじゃない?的なお話も。
    冲方丁の「天地明察」は読んでみたいと思っていた本だったので、ますます読みたくなりました。
    貴志佑介の「鍵のかかった部屋」からのお話はドラマで見ていた佐藤浩市の芹沢がメインになったのには驚きましたが、まんまでしたね。
    限ら

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    2016年10月11日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    天地明察で知ったから、自分的には歴史もののイメージが強い作家だけど、もともとはこっち方面の人なんですよね。得意分野ならよほど大丈夫と思いつつ、はなとゆめのことがあったせいで、不安混じりに読んでみたけど、これがまた流石の出来映えでした。それぞれ独立した物語から成る三部作かと思ったら、1-3巻は続き物だったんですね。という訳でとりあえずまだ序盤ですが、SFとしての環境設定もしっかりしているし、先の展開がまだまだ気になります。

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    2016年09月18日
  • マルドゥック・ヴェロシティ3 新装版

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    傑作。俺にとってなぜこんなにもおもしろいと思えるのかを、これまた素晴らしい霜月蒼の解説を読むことで納得できて、2重に満足。最高。

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    2016年08月15日
  • マルドゥック・アノニマス 1

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    切ない結末を予感させつつ進行する物語の、これは長引きそうだぞという感触を持ちつつ、何はともあれ続刊を待つしかなし。

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    2016年05月30日
  • 新装版 冲方丁のライトノベルの書き方講座

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    【すごく力が湧いてくる。】
    書くこともエンターテイメントに。
    そこまで自分を持っていくために必要な本でした。
    スキル磨きに、教えを実行してまいります。

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    2016年04月22日
  • マルドゥック・アノニマス 1

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    最早、発売されることはないのでは無いかと思っていたマルドゥックシリーズの続編が発売された!
    舞台はスクランブルから2年後の世界、バロットやウフコックら前作の面々の今が語られ、新たな物語の幕が開く。
    スクランブル、ヴェロシティ、フラグメンツの登場人物らも話の端々に登場するので、忘れている人は要再読!!

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    2016年03月27日