冲方丁のレビュー一覧

  • マルドゥック・フラグメンツ

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    久しぶりだよ、万能鼠型道具ウフコック。
    ポケットついてる猫型ロボと機能は似てるけど、対局の存在です。(拗ねて道具出さない時もあるのは似てるか)

    これまでの6作の隙間を埋めていく短編集。

    ウフコックの悩みっぷりが前面にでてるなぁ。

    でも、ボイルドもバロットも、
    やっぱり格好良いわ。

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    2011年06月08日
  • マルドゥック・フラグメンツ

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    マルドゥック・スクランブル、ヴェロシティに関連する短編集。そしてアノニマスへの序曲。
    完全版と改訂新版が旧版の改訂ではなく、それぞれ丸々書きなしてるという話にはちょっとびっくり。新作を読みたい気持ちもありますが、経験を積んでより洗練された文章で過去作を書き直す。それはそれでおもしろい試みだと思います。底知れない作家です、冲方丁は。

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    2011年06月05日
  • テスタメントシュピーゲル1

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    スプライトとオイレンの合流とのことだけど、今回はオイレン側の視点のみ。物語の密度がものすごいことになってます。中盤までは緊迫した状況の中でも痛みと向き合いながらの成長していき、また最強の夕霧の歌や吹っ切れた涼月の扮装といった楽しげな雰囲気があるなあと油断していたら、終盤になって急激なたたき落としを食らいました。でも最後にはそれぞれに託された希望が残り、ますます今後に期待が高まりました。先に進んで欲しいという気持ちも強いですが、次巻は明らかに省略されている要撃部隊の面々の活躍を見たいです。

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    2011年05月04日
  • オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dog

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    特甲猟兵の登場によって、戦闘が半端無く過激になり特甲児童の内面に更に迫る巻。小隊メンバーそれぞれが現状を受け入れて精神面での成長を果たす姿も素晴らしく、それを支えるミハエルとパトリックがまたかっこいいです。あと陽炎の行動と内面のギャップも見ていて面白いです。そしてスプライトとの結びつき、特に涼月と鳳の電話による会話とその姿の対比の仕方が見事。これだけ多面的に物語を破綻なく書ける作家はそういないでしょう。物語が統合されるというテスタメントにも期待です。

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    2011年05月02日
  • スプライトシュピーゲルIV テンペスト

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    小隊メンバーの休日を描いた短編、要人保護の任務を描いた長編の二部構成。短編の方は和やかな雰囲気が出ており、何より冬真を意識し始めたらツンデレ化した鳳が可愛すぎです。だからどれだけハイスペックにすれば気が済むんですか、冲方さん。一方の長編は、小説内で展開される世界統一ゲームが秀逸。そしてその後の襲撃犯の探索、敵方に堕ちた特甲児童の戦闘へと発展していく展開はスピード感と緊張感が抜群です。妖精たちが成長と新たな力による侵食の先に一体どのような結末を迎えるのか、楽しみにしています。

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    2011年04月25日
  • スプライトシュピーゲルII Seven Angels Coming

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    とりあえず最初に言っておこう。杜さん無茶苦茶かっこいい! 中盤からの登場であれだけの生き様を描いて惹きつけるとは流石冲方さん。今巻は長編で、目眩く陰謀、怒涛の展開を見せつけられ一気に物語の質が上がりました。鳳の恥ずかしがり方も可愛らしかったです。オイレンシュピーゲルはこのシリーズ読み終わってからにしようと思ってたけど、これだけリンクを匂わされるとどうしようかな。とりあえず、すでに買っている三巻に進みます。

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    2011年04月05日
  • 微睡みのセフィロト

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    ネタバレ

    人類である感覚者(サード)と超次元能力を持つ感応者(フォース)の戦乱後の世界で、SF作品であっても世界観が分かりやすく読みやすい作品で、すぐに話に引き込まれました。

    プロローグの少女・ラファエルはとても素敵で不思議な少女という印象を受け、話を読み進めるうちに意志の強さもありラファエルが好きになりました。
    主人公・パットはとても家族思いで、確実に仕事をこなしていきます。パットには過去の事情がありながらも、感応者・ラファエルとともに要人を混断(シュレッディング)した感応者を捜査することになります。

    戦乱の際には人類を滅ぼしかねない程の感応力を持っていた「女王」。
    その女王の娘とまで言われるラファエルの感応力は圧倒的な強さで、女王と同じような超胞体兵器を扱いパットを驚異に凍りつかせます。

    パットはラファエルや今回の事件の犯人である感応者との会話で、戦乱中の女王のことについて考えます。そしてパット自身も感応者であるという事実などによって、思考のロックが外れた今でもパット自身の考えをし行動をします。

    どの登場人物も個性に溢れ印象に残っています。
    その中でも霞むことなく、パットやラファエルは素敵な主人公達でした。

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    2012年09月14日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

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    2巻までで終わりなのがとても残念な作品。キャラクターの心理描写が丁寧で世界観もしっかりしているので大好きな作品。

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    2011年02月20日
  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕

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     三部作完結編。
     殻の中に閉じ込められ、煮殺されかけたヒロイン、ルーン・バレット。彼女が自分の意志で選択し、自分の意思を持って歩みを進めていく「本当の戦い」がここにいたってようやく始まることとなる。

     ウフコック、イースター博士の魅力もさることながら、前作に登場したベル・ウィング、そしてバロットの前に立ちふさがる凄腕ディーラー、アシュレイのキャラクターづけが王道ではあるけれど魅力的。主人公が輝くためには名脇役が必要なのであるということも改めて実感した。

     また、一巻にちりばめられていた伏線や言葉遊びが、ここで見事に回収されているのにも感服。ものすごく楽しんで読めたシリーズでした。

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    2019年01月16日
  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕

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    最初っから最後まで読ませっぱなし、ノンストップ!1巻と2巻の良いとこどりみたいになってて…モチロン最高。登場人物がそれぞれ味わい深すぎる。ベル・ウィングもアシュレイもボイルドも敵なのになんでこんなに良いキャラしてるんだ。マルドゥック・ベロシティが読みたい!!

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    2016年01月17日
  • マルドゥック・スクランブル(3)

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    ここ最近買った中で1番面白い作品。

    少年漫画で読み終わった直後に再読するなんて滅多になかったけど、最新刊まで読み終えてもう続きが気になって仕方がない。

    ウフコックが気がかり。

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    2010年11月08日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

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    アーティとリェロンのその後がすごく気になります!続編出ないのかな。
    魔法!希望!恋愛!
    王道ファンタジーだけど、カードゲームのノベライズ版なだけあってカードを使った戦いのシーンが、今まで読んだファンタジーにはなくて新鮮でした。
    将棋みたいな陣地とり合戦は読み応えあります。

    でもとりあえず続編希望。あの終わり方はずるい!

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    2010年10月17日
  • 黒い季節

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    個人的にファンタジーは苦手な分野だが、これは一気に読めた。現実と非現実の境目を上手くぼかしてある気がした。
    神道や陰陽道好きなら、さらに楽しめる一冊だと思う。

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    2010年09月26日
  • ばいばい、アースI 理由の少女

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    世界観と、特殊ルビがとんでもない。
    なぜ「飢餓同盟」に「タルトタタン」と振っちゃうのか。
    ただそれが、慣れてくると本当に魅力的に見えてきます。
    怒涛のハイファンタジーがSFに転じる瞬間の興奮がすごい。
    うさぎがかわいいです。

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    2010年09月14日
  • テスタメントシュピーゲル1

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    キャラクターたちの背景/過去/背負わされたものが次々と明かされると同時に、過去に起こった様ざまな事件が複雑に絡み合い、現在起ころうとしている「何か」の伏線となる。これら謎の面白さはもちろんのこと、相変わらずのアクションシーンは大興奮。もちろん、シリーズとおしての雰囲気やギャグも失われず。
    もうね、このシリーズは娯楽に必要な要素がすべて混ざっていますよ。面白すぎ!ただ、事件が複雑すぎてなかなか全体を把握しづらいのが辛いところ。

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    2010年09月08日
  • ばいばい、アースIV 今ここに在る者

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    解説の人も書いてるけど、導入部分にはすごく手こずりました。読んでも読んでも前に進まない感じで、やや苦痛ですらありました。ですが、世界観とキャラクタを掴んで以降は、どんどん物語に入って行けました。
    物語の体裁はファンタジーですが、あえてカテゴリーはSFにしました。

    本屋大賞とかの影響で手に取る人は増えると思いますが、ぜひ最後まで読み切ってほしいです。

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    2010年04月29日
  • ピルグリム・イェーガー(1)

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    いつになったら第二部始まるんだろう……。再開を心待ちにしている作品。タロットとキリスト教についてある程度知っていると、より楽しめると思う。漫画なのに、小説を読んでいる様な濃厚なストーリーが好き。大切に取っておきたい漫画。

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    2010年01月16日
  • テスタメントシュピーゲル1

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     あまりの情報量の多さ混乱することもありましたが、目まぐるしく動く内容の密度と濃度に圧倒されました。
     MPB側の視点で話が進んでいましたが、その間にあったMSS側の動きの詳細は次巻に期待でしょうか。
     とりあえず吹雪くんと鳳嬢が仲間の元に戻れるのを願うばかりです。

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    2009年12月21日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

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    一気に読んでしまいました。
    キャラクターも魅力いっぱいでしたが、世界観もとても楽しめる作品でした。
    現在2巻までしか出ていなくて、一旦は終わっている作品ですが、続きが是非読みたいです!

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    2009年12月12日
  • オイレンシュピーゲル壱 Black & Red & White

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    とりあえずシリーズは全巻持ってる。
    対テロの秘密兵器が戦闘用の義手義足をつけた十代の少女で、
    と言うわりかしえげつない設定だけど面白い。
    こっちは皆主人公の少女の名前が駆逐艦。

    オイレンシュピーゲルの方を先に知ったけど、
    このシリーズはオイレンとスプライトどっちも面白いし、
    どっちも本編なのでやっぱりどっちも交互に読んでるといい気がした。

    好みで言うと生活感と普通グレてもおかしくない環境で普通に斜に構えてるけど根が曲がりきれない涼月さんがいるのでこっち。

    ミハエル隊長早く陽炎娶って引退しちゃえよ!幸せになっちゃえよ!

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    2009年12月07日