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〈『マルドゥック・スクランブル』の原点 傑作SFハードボイルド、待望の復刊〉300億の微細な立方体に混断された男。世界連邦保安機構の捜査官パットは、第四次元感応者の少女ラファエルと捜査を開始するが……
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Posted by ブクログ
冲方丁の著作を初めて読んだ.もっと早くに読めばよかったと思えるほど,面白かった. 頭のなかで情景を映像化しなから読んでいたけど,どうもパッドはバトーの声で再生される.ラファエルは分からない. 最後の方の,思考ロックを解除されたパッドがラファエルを連れ出すシーンはカッコ良かった. 最終局面の時間操作...続きを読むについて,跳躍は「1秒を長くする」という奇妙な表現で理解出来るんだけど,沈むというのは「1秒を短くする」というのでいいのかな? 1秒が一瞬で終わってしまうから,自分の身に何が起こったかが全くわからない,みたいな. そもそもこの解釈もあってるのだろうか. 中編小説だけあって,とんとんと物語は進む. 読みやすいとも言える.まどろっこしい描写も無く,シンプルなのだ.重厚な世界観ではあるけれど,さほど難しい表現も無い. 他の本も是非読んでみたくなった.
―――従来の人類である感覚者(サード)と超次元能力を持つ感応者(フォース)が共存している世界。 世界政府準備委員会の要人が、300億個の微細な立方体へと超次元的に“混断”される事件が起こる。 先の戦乱で妻子を失った世界連邦保安機構の捜査官パットは、感応者の少女ラファエルとともに捜査を開始するが…...続きを読む… 著者の原点たる傑作SFハードボイルド 本屋大賞をとった『天地明察』の作者によるSF 普通の人間と「超人」としての感応者の軋轢を背景に 超能力バトルが繰り広げられる 200ページぐらいの比較的短い作品やけどきれいにまとまって読める ヘミングウェイかわいいよヘミングウェイ笑”
この世界観はかなり好きかもしれない。SF。どちらかというと超能力方面が強め。AfterJudgement。もうこの辺からターミーネターとかダークエンジェルとか。近未来のニオイがしていて悪くない。サードにフォースにヴァティシニアンにマークエルフ。シュレッディング、エモーション。煙巻き大作戦のようなシャ...続きを読むレオツ(風)な横文字に酔う。ラノベになりすぎなく、かといって重厚なSFでもなく。映像的で文学的。バランス感覚は好ましい。久しぶりに楽しく読んだ一冊。
2002年刊の徳間デュアル文庫から復刊。戦争を経て感覚者(サード)と感応者(フォース)が共存する社会。研究者が300億個に混断(シュレッディング)された事件を、捜査官と少女が捜査する。超能力バトルSF。
超次元的能力を持つ者フォースと持たざる者サードの対立が原因で一度滅びかけた地球を舞台にする近未来ハードボイルドSF。 主人公パットはその戦争で妻子を失った軍人。装置による制御がなければ正気を保てないほどフォースを憎んでいる。改造した肉体を持つ軍人であるパットはフォースを育成する機関から派遣された少...続きを読む女ラファエルとともにある事件の捜査に当たる、というあらすじ。 展開が早く文字数あたりの情報量が多いのでやっと着いていってる感じだったが、読んでいて不思議に状況が見える。迫力のあるサイキックバトルは怖いくらいだ。 父親としてのパットに共感しながら読んだのでラスト少し前パットとある人物の対面シーンでグッときた。 あとがきを読むとこの話は完結しながら他の話のプロットにもなっているらしい。それらも気になる。
マルドゥックスクランブルやらその後の冲方作品の「ネタ」が詰まっている感じがする。あっさりと読めて良い作品。まとまっているし。 しかし、これ。シリーズ化しても良いのではないかなぁ~と思う。
鋭くてハードなSFの王道的な感じはそのままに、ラノベちっくな雰囲気もあり。読者の年齢層が広がるかも。
マルドゥックや黒い季節を読んだ後に読んだせいか、外連味のない素直な話だと思いました。 設定は旧人類と新人類という、平たく言えばありきたりなモチーフなんですが、それを感応者と感覚者という切り取り方をしてあるのがいいと思います。感応者の痕跡が香りでのこるというのもいいですね。 若い少女と壮年の男性の組...続きを読むみ合わせは、いかにも冲方SFという感じ。 個人的には主人公であるラファエルより、パットの方に感情移入して読んでいました。 良い意味で、冲方さんの若さを感じさせてもらえました。 設定はまだ続編を書けそうなポテンシャルはあるのですが、巻を重ねてしまうと、この巻で十分チートキャラであるラファエルがどんどんインフレしそうでもあるので、この作品はこのまま終わってもいいのかもしれません。
ばいばい、アースとマルドゥックスクランブルの間に執筆されたとのこと。 さもありなん。読めばわかりますね。 思った感想がウブカタさんご当人のあとがきと、 水鏡子さんの解説にぜーんぶ被ったので割愛。ですよねぇ。 作品としては、いかにもウブカタさんにしてはやけに薄い本なので、 その分さっぱり薄味。ですが...続きを読む、ファンならいろいろにやにや出来る点と、 上述のあとがき・解説が面白いので+1点。 「微睡みのセフィロト」なのに「ばいばい、ア-ス」を推しまくる解説に乾杯。 ですよねぇ。 ある意味コレクターアイテムなのかも。
ラファエルはかわいいわヘミングウェイはかっこいいわパットはツボだわで大変なお話でした。マルドゥック・ヴェロシティを読んでから読むと、何となくパットがボイルドに被って、感慨深いものがありました。
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