あらすじ
アーティミスを守るという密命を受けて「神殿」に遣わされたリェロン。そんなこととは知らないアーティミスは、普段はぼんやりしているリェロンの保護者のように振舞ってしまい、学友たちから冷やかされる始末。しかし、王宮の騎士団が神殿にやってきてから、事態は大きく変わってしまう。卑劣な罠にはまったリェロンはアーティを守れるのか!?
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1,2巻一気読み。 元となったゲーム。カルドセプトがやりたくなった。
それぐらい世界観やルールがわかりやすく物語に取り入れられているし、
物語の展開も秀逸だと思う。
そして続きが超気になるんだけど、
発売年月を見るとでないんだろうなぁ・・・。
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アーティミスを守るという密命を受けて「神殿」に遣わされた少年のリェロン。しかし、王宮の騎士団の卑劣な罠にはまったリェロンは処刑されてしまう。失意の底に叩き落とされたアーティミスを立ち直らせたのは、残されたリェロンのカルド“グリマルキン”と学童たち。そしてアーティミスは街を救うため、仲間とともに立ち上がった
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2巻は戦闘が多く、1巻よりもダイナミックな展開になっています。
特に終盤のセプター同士の戦闘は読み応えがあります。領地の取り合い、手の内の読み合い、魔力やカルドの使いかた。なかなかにわくわくする展開でした。
謎や伏線を結構残しているので、いつか続編を書いてほしい気もします。
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コンパクトにまとまっいて物語としても長すぎず短すぎず。
旅はまだ続く っていう形で終わったので続きはないのかなあ、とちょっと未練が…
いやあ、前から読みたかった作者の本だったのでとりあえず満足。
解説は田中芳樹さんでしたね。田中芳樹さんもアルスラーン戦記楽しみにしているんだけどなあ。続きまだなのかなあ。
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冲方丁のストーム・ブリング・ワールドを読みました。
culdceptというコンピューターゲームをテーマにしたボーイミーツガールの物語でした。
culdceptというのはトレーディングカードゲームとボードゲームを融合したゲームで、戦略性だけでなく美しいカードのイラストも魅力的なゲームです。
物語ではそのゲームに登場するカードたちが魅力的に描かれていて、ストーリーが進むに伴い活躍します。
それぞれのカードの特徴が物語にも反映されていて、読んでいて嬉しくなります。
ストーリーもひねりがあるし、ちょっとラブコメの風味もあるし、戦闘の描写は臨場感があるし、culdcept好きとしては至福の物語でした。
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で、一巻の時点で感じていた物足りなさは二巻で完全に払拭された感じ。
『星を輝かせる者』が具現化した場面が、少年と少女の、この作品の全てが解放される場面が、素晴らしく心地よい。
是非、続きを読みたいなぁ。
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一巻の時点ではなめてかかってました。
二巻でカルドという仕組みとボーイ・ミーツ・ガールの本領が発揮されています。久しぶりにどきどきしながらページをめくりました。
新装版あとがきは必読です。
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カードゲーム「カルドセプト」を元にしたファンタジーもの。
もともと以前に発行していたカルドセプト相伝に加筆修正、大幅に物語が改稿されてるみたいです。(未読
作者ブログにも書いてあったけどひとまずこれにて終幕らしいのが残念。
あと表紙絵は山本ヤマト先生です。
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展開が読めて困る。
話は王道をまったくそれることなくライトノベルから脱却することなく終わってしまった。
うーん・・・
看板に偽りは無いが、期待していたほどでは・・・
Posted by ブクログ
リェロンとアーティ、二人の覚醒の物語としての「ストーム・ブリング・ワールド」でした。「カルドセプト」というゲーム内ではどんな立ち位置になるのかはわからないけど、主人公的な立ち位置の二人の始まりの終わり。
過去も未来も見ずに、現在だけを見ることで己を生かしていたリェロン。
物事の深層を見ずに、表面を取り繕うことで己を確立させていたアーティ。
「黒のセプター」との戦いで二人が出会い築いたものが、互いに欠けていたものを補完するような形で、成長を促しあう。物語の序章にしては、大掛かりな仕掛けだったけども、旅立ちの日を迎えるにあたっては十分な経験を積めたことと思います。
今回の事件の黒幕の人の最期が三流でよい。
もうあなたは用済みなのに、強者感出されても困るんだよなぁ、と思っていたところだったので、退場の仕方は腑に落ちるものでした。
解説は田中芳樹。解説最後で「いつまでも待つので、フランス奇談モノをぜひお願い」と書かれています………が、それは冲方さんも含めて田中のお父さんにこそ言いたいセリフです。新作も待ってるけども、やり残しというか中断している作品を、ぜひお願いします、というのは読者全員の総意です。
この解説は2009年。この時期では「タイタニア」も「アルスラーン」も「創竜伝」も終わっていなかったはず。というか「タイタニア」は再始動もしてなかったのではなかったかな。
それから時は流れ2022年。「タイタニア」も「アルスラーン」も「創竜伝」も完結を迎えました。ありがとうございます。
「灼熱の竜騎兵」と「七都市物語」をお願いします。
話それました。
冲方丁のファンタジー作品なのに、世界観にすんなり入り込むことができたのは、既にゲームとして完成された世界を舞台とした作品だったからでしょう。構想から関わっていたそうですし。
作者独特の言葉回しが作り上げる世界観に入り込めるかどうかで、楽しみ方がだいぶ変わってくる冲方丁作品の数々。そういう点では、ちょっと拍子抜けでした。するする読む進められたので、疾走感は存分に楽しみましたけどね。なかなか珍しい体験となりました。
Posted by ブクログ
いや、良くできてますし面白いのですが。カルドの名前や設定ばかりで話が展開されて、情景が目に浮かんでこないと言いますか、個人的にはあまりのめり込めませんでした。「天地明察」と同じようなクオリティを期待していなかったら、もっと楽しめたんだろうなー。
Posted by ブクログ
というわけで続きです。
カードゲームを戦闘描写に組み込んでくるあたりの描写は、
さすが流石バトルノベル作家という感じもありますが、
これはこれで、ヴェロシティやらシュピーゲルと比べると
あっさりしてて物足りない感があります、というと怒られるのでしょうか。
昔のブログ書いてたころの作品、になるのでしょう。
あれも面白いですよね。
Posted by ブクログ
カルドセプトが無性にやりたくなりました。冲方先生が原作のゲーム世界を丁寧に描いてらっしゃるっていうだけでもなんだか素敵。続編を期待したいところですが、他もいろいろ書いてらっしゃるからなぁ。
Posted by ブクログ
圧倒的な終わり方。一巻からのえ、まさかそんな?がまだまだ続きます。
ただ、少し世界観が圧倒的過ぎて、終わってもまだ夢が覚めないような置き去り感が少し。