冲方丁のレビュー一覧

  • マルドゥック・アノニマス 2

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    ウフコックをはじめとする“善玉”チームと、ハンターが率いる“悪玉”チームの対決という単純な予想は早くも崩れ去った。2巻では、ウフコックはひたすら影の存在に徹し、ハンターという特異なエンハンサーを監視する。あろうことか、ハンターの能力に自分自身を投影すらしてしまうのだ。そしてハンターが唱える「均一化」とはどのようなことか? 興味は尽きない。
    キャラクターはほぼ出揃った(多すぎて混乱している)ようなので、この〈サイバーパンク・ノワール〉とでも呼ぶべき作品の、今後の展開に大いに期待したい。

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    2023年03月23日
  • 麒麟児

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    冲方さんの筆の運びは、やっぱり上手。ぐいぐいと引き込む手腕はさすが。でも、歴史ものに興味の無い僕には、ちょっと分けわからない(涙)
    大きな時代の流れを作る努力した人達より、その流れの中でもがく庶民の話は好きなんだけど・・

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    2023年03月20日
  • マルドゥック・アノニマス 1

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    かなり長い間積んでいたが、そろそろ読み始めないとやばいな(5月に8巻が出る)と思い、ようやく手に取った。
    『マルドゥック・スクランブル』の2年後という設定らしい。開幕から万能道具存在(ユニバーサル・アイテム)であるウフコックの死が予告されているので、どうにも気が乗らなかった。
    事件の始まりはオーソドックスな展開だが、そこから先はいつにも増して過激である。敵味方合わせて何人の超人が登場するんだろう? 映画や漫画同様、シリーズが長くなればさらなる強者が待ち構える構図は変わらないが、果たしてそれが正解なのか……。そしてクランチ文体はどこへ?

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    2023年03月15日
  • 月と日の后

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    『はなとゆめ』に比べて重量級(分量的に)なのは、25歳で薨じた定子と87歳まで生きた彰子の差か。量は多いがさくさく読める。
    義母/伯母詮子(反面教師として)、夫一条帝、父道長、紫式部を師に、国母として宮廷の和に腐心した彰子像を描く。皇統や一族の繁栄の観点では無策に見える、後一条後宮が一夫一婦状態のままにしたことや、頼通を尊重しすぎて教通が蔑ろにされたことをどう描くのかと思ったが、特に後宮で后妃(=後見の諸侯)が競うことで女たちが苦しむことを忌避したという理由で、なかなか納得感のあるものだった。しかし、結局、後朱雀後宮では頼通意向を尊重しすぎて正に争いを引き起こし、禎子内親王を苦しめることになっ

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    2023年01月28日
  • 光圀伝 一

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    メモ)
    4巻までは通常単行本として刊行
    以降は上下巻として新装版化されています。

    下巻は4巻の最終エピソードから始まり、37ページ目から下巻分として未読話が収録されています。何かの参考になればと思います。
    (自分は下巻だけ買い足しました。)

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    2023年01月28日
  • はなとゆめ

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    春はあけぼの を読む前に、この本に出会っていたら。
    背景を想像できると、作品の理解も変わるでしょう。今の子たちが羨ましい。

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    2023年01月19日
  • 十二人の死にたい子どもたち

    サスペンスというおどろおどろさはないし、同室の12人の話が中心で、展開のもたつき感が否めない。

    #深い

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    2023年01月15日
  • 麒麟児

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    勝さんおつかれさま。
    西郷さん不憫;;
    立場が変われば正義も変わるといえど
    前クール大河の慶喜との違いよ・・

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    2022年12月29日
  • サイドストーリーズ

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    やはり読んだことのある本だと面白さが格段に違う。まほろは何度読んでも好きなお話だし、空気感がとてもいい。どのお話にも必ず喫煙シーンが出てきて一服ひろばが登場すると思ったらJTの企画だったとは。無理なくストーリーに溶け込んでいたからよかったものの、短編集だとやはり物足りない勘はぬぐえない。新しい作家さんやお話の発掘も兼ねていたけれどあんまりだったかな。
    天地明察を読むか否か、迷うところ。

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    2022年11月03日
  • 戦の国

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    苦手だ~。冲方丁の筆を持ってしても、僕には戦国時代小説は面白いと思えない。
    読みやすくて分かりやすいけど、単純に面白味を感じない。
    興味が持てない。江戸時代の庶民や武士の話は、とても面白く好きなのに、何故かダメなんだよな。
    今回は、面白く読めると期待したけど、やっぱりな~。
    伝奇小説のようには、いかないな。

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    2022年09月14日
  • 微睡みのセフィロト

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    ページ数はすくないが、中味は物凄い濃い。独特な言い回しや世界観に振り回されてしまった。

    途中で何度も読み返したくなる(ならざるをえない)一冊。

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    2022年09月11日
  • ストーム・ブリング・ワールド 2

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    展開が読めて困る。

    話は王道をまったくそれることなくライトノベルから脱却することなく終わってしまった。

    うーん・・・

    看板に偽りは無いが、期待していたほどでは・・・

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    2022年08月28日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

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    的なボーイ・ミーツ・ガール。
    世界観はどこかで聴いたことがあるようなないような・・・

    展開の速さはちょっと早すぎる気がする。

    ということで、3点。

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    2022年08月28日
  • ストーム・ブリング・ワールド 2

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    リェロンとアーティ、二人の覚醒の物語としての「ストーム・ブリング・ワールド」でした。「カルドセプト」というゲーム内ではどんな立ち位置になるのかはわからないけど、主人公的な立ち位置の二人の始まりの終わり。

    過去も未来も見ずに、現在だけを見ることで己を生かしていたリェロン。
    物事の深層を見ずに、表面を取り繕うことで己を確立させていたアーティ。

    「黒のセプター」との戦いで二人が出会い築いたものが、互いに欠けていたものを補完するような形で、成長を促しあう。物語の序章にしては、大掛かりな仕掛けだったけども、旅立ちの日を迎えるにあたっては十分な経験を積めたことと思います。

    今回の事件の黒幕の人の最期

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    2022年06月16日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

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    「カルドセプト」シリーズの開発に冲方丁が関わっていたことから生まれたノベライズ。そんなこととは露知らず購入、そして積読のまま10年以上経過してしまいました。作品誕生の経過を知ったのはあとがきなので、読み始めた時は「カルドセプト」の世界ということが理解できず、ただ聞いたことのある設定の物語だなと思っていました。そもそも「カルドセプト」自体が名前は知っているども、遊んだことはないという自分です。

    カードゲームはMTGをかじった程度です。エクソダスが発売されたぐらいかな離れたのは。ぶっ壊れカードといえば、ブラックロータスの思いは揺るがない。双璧を成すのは、初代のアリエッタ。黒猫のウィズですね。

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    2022年06月16日
  • 麒麟児

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    勝海舟と西郷隆盛は、列強諸国に付け込まれないように気を配りながら、何とか日本の位相を転換させるために、フル回転の人生を送ったのだとは思う。小説としては、勝の視点で押し通しているが、西郷があまり印象に残らない。

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    2022年04月18日
  • 麒麟児

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    ネタバレ

    勝海舟を主人公に江戸城無血開城を成し遂げた彼と西郷との会談に焦点を当て、その後の成り行きを描いた歴史小説。
    うん、えっと有名なエピソードであり、その困難さと偉業はよくわかるのだけど、小説としてここだけを取り出すのは、ちょっと難しかったなあと思った。
    なんと言うか、幕末のそれまでの色んなことがあって初めてその場の困難さと、それ故の感動が起こるのだと思うのだよね。
    それを端折ってしまうのは、さすがに無理がある。
    それこそ長い長い物語の果ての感動が欲しい所だ。
    とは言え、江戸無血開城後の細々した出来事にはあまり知らなかったこともあり、興味を持って読み進められた。
    まあ、作者には一度幕末を腰を据えて描

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    2022年04月13日
  • マルドゥック・アノニマス7

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    前巻から時間が経っているので、ウフコックが潜入捜査していることぐらいしか記憶になく… 完結したら読みなおそうかなぁと思うんだけど、そう思ってるうちに違う本を読み始めちゃうんだよなぁ…

    個人的にはウフコックとバロットの共依存みたいな関係が良い感じにシフトすると良いなぁと思っていたら、唐突に出てきた(感じがする)ライムがバロットの良いお相手みたいになってきたので不満。別にそういう話じゃないけど、無いからこそ別に恋愛挟まんでもな~と思ったりする。特に状況が大変だし。(反対に状況が大変だからこそ恋愛が入ってくるんだろうか?)まぁぶっちゃけるとライムが好きになれないってだけなんですけどね。ぶっちゃけ。

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    2022年03月31日
  • はなとゆめ

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    手紙風に書かれていて主人の定子をこよなく愛し、寄り添う。勝ち気と思っていた清少納言は内気に書かれている
    紫式部を先に読んでいたので詳しく書いていない人物もなんなく解りこれを最初に読んでいたら途中で挫折していた気もする。

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    2022年03月20日
  • 麒麟児

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    勝海舟による江戸城無血開城がメインでの明治維新の交渉録。全体に進行がゆったりで、盛り上がりには欠けると思う。交渉相手は西郷どんです。全体に散漫な印象、と長ーい。冲方丁さん作品の中では、あまり好みではなかったです。

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    2022年01月23日