冲方丁のレビュー一覧

  • マルドゥック・スクランブル(4)

    Posted by ブクログ

    トゥイーズはまあこんな感じかな,といったところ.
    全体的に絵柄がイメージより幼いので,いろいろ頭のなかで修正しながら読んでる.

    0
    2015年01月11日
  • マルドゥック・スクランブル(1)

    Posted by ブクログ

    バロットが結構幼いなと思った.小説版のイメージだと,もう少し温度を感じさせない人形のような表情なんだけど,ややアニメっぽい顔立ちだなあと.
    巻末のパイロット版の方がイメージに沿ってる感じ.漫画化するにあたって,もうちょっと一般ウケする顔にして,みたいな要求があったのかな.

    0
    2015年01月11日
  • 天地明察(7)

    Posted by ブクログ

    内容紹介

    異才・冲方丁初の時代小説にして、数々の賞を受賞し映画化もされたベストセラーを実力派絵師・槇えびしが爽快に描く新感覚時代漫画! 改暦事業は一度頓挫したものの、研鑽を重ね着々と成果を挙げる渋川春海。だが立て続けに大事な人を失ってしまう。悲しみの底にある春海は立ち直れるのか!? そして改暦事業の行く末は!? 人生の喜怒哀楽が流転する第七巻!!

    0
    2015年05月24日
  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    シェルの犯罪を裏付けるデータがカジノに保管された4つの100万ドルチップ内にあることを知ったバロット。チップを合法的に手に入れる為、カジノでの勝負に挑む。物語の完結編。

    なんだろう、このモヤモヤ感。最終的にバロットが獲得した自身の価値がウフコックの存在に依存しているからか。人は結局、誰かと共に生きることで希望を見出すしかないという語られ尽くした結末に至るのかと。孤独や苦痛は自分ひとりで抱えるほかないのに、希望や愛情は他人の存在に依存するしかないのだろうか。それが種の存続の為の人の本能か。ならば愛されない存在に価値などないのか。彼女自身で完結する彼女の価値を見出してくれることを期待していたので

    0
    2015年01月04日
  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ひとつのシーンが、長すぎて途中で飽きてしまう。
    特にカジノのシーンは、長かった。
    作品に対する思い入れを排除して、絞り出した文章を捨て去る勇気が欲しかった。

    0
    2014年12月30日
  • OUT OF CONTROL

    Posted by ブクログ

    初めて読んだ冲方作品が『天地明察』だったので、その落差にびっくり(@@; もともとはラノベを書いていたとかで、じゃあむしろ『天地』の方が異色作だったのかなと思った。「まあこ」「箱」はまさにホラーって感じで怖いけど面白かった。他の作品は…あんまり好みじゃないかな…でも引き出しの多い作家さんだということは分かった。また『天地』っぽいお話が出たら読みたいと思った^^;

    0
    2015年07月06日
  • 天地明察(6)

    Posted by ブクログ

    本因坊道策。
    彼もまた、己の生き様をカタチに残そうと悩み苦しむ一人です。
    碁の世界で道策。算術で関孝和。
    春海という人間を構成する一つ一つの要素で、自分と同じように悩み苦しむ人物と出会い、そして彼らの覚悟に打ちのめされながら、前へ前へ進みます。
    改暦の儀へと。

    戦う相手は暦から、朝廷へ。
    丁寧に根気よく向き合っていくことのできた暦という理論。それとちがって、のらりくらりと伏魔殿の様相の朝廷。
    理想だけを追い求め、熱意があれば正道と、突き進んできた春海たちに立ちはだかった、過去・前例遵守の公家衆。
    徒労と挫折に捕らわれた時に、道策との初手天元を賭けた真剣勝負は、これ以上ないカンフル剤となったは

    0
    2014年09月16日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

    Posted by ブクログ

    冲方ワールドというよりは(カードの属性がどうとか)結構ゲームの印象が強い。別にそれでマイナスとかではないが、『マルドゥック』シリーズや『シュピーゲル』シリーズの流れるような暴力描写を期待すると少し違うかも。

    ただ、後書きは必見かと!!

    0
    2014年08月16日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「何が幸福で何が不幸せなのか」。自分で全く考えるということをしてこなかった少女娼婦(そのような環境だった)が自分で生きたいと願った事により立場や環境がまるで変わり考えなければならなくなった話。
    副題?の圧縮には次巻への助走というイメージがよくあっている。

    この話は圧倒的に彼女の成長がキモであるが、これからの話しを想像するとウフコックのはたまた、機械工学、システムの成長が書かれるような気がしてならない。
    彼女という雛がすでにある常識に縛られた大人達のハリボテをどのように見抜き、その力を持ってして破壊するか。
    1巻は彼女の判断力や善悪を見定める力を養い、考え方を示す巻だった。


    文章自体にも少

    0
    2014年08月13日
  • 微睡みのセフィロト

    Posted by ブクログ

    超越した力点が、仄かに香る。

    (以下抜粋)
    ○私に謝るのではなく、自分に対して謝るのだ、ピエール。
     お前は、銃よりも強い(P.60)

    ○選択する未来への自由さには、現実への耐性が不可欠なんです。(P.72)

    0
    2014年07月26日
  • OUT OF CONTROL

    Posted by ブクログ

    ホラー作品が怖かった。「天地明察」の爽やかさと「マルドゥックスクランブル」のグロさのどっちが本質なのかと思ってたけど、結構グロさも本質に近いところにあるという気がした。「メトセラと~」が好き。

    0
    2014年07月05日
  • マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion─燃焼 〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    冲方丁の作品の中で一番好き、
    特にこの2巻が

    楽園の描写がいい

    すべてが満たされた人間がだんだんと植物人間になっていく

    ただしいったん捕食者が現れた場合は
    なすすべなく命をとられる

    かれらがそんざいできるのは強力な武力で守られた施設の中だけにしかない

    0
    2014年06月17日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

    Posted by ブクログ

    読んでて、まるでカードゲームみたいだなぁって思ってたら、やっぱりそうだった。
    確かにこの人は、小説家なんだけど、マンガとかゲームとかアニメとか色んなことやってるんだよなぁ。

    0
    2014年06月12日
  • OUT OF CONTROL

    Posted by ブクログ

    「天地明察」に感動して手に取った本書。「日本改暦事情」は「天地明察」のあらすじのようなストーリーであっさり読めた。改暦にいたる様々な人の想いが伝わってきた。

    でもあまりに「天地明察」のイメージが強すぎたのか、他の作品は苦手なホラー要素が強くて少し苦手な感じだった。

    0
    2014年05月06日
  • OUT OF CONTROL

    Posted by ブクログ

    引き出しの多さ、という表現では追いつかない多面性。
    追随する物書きの心をへし折るような暴力的な才。
    天地明察の原型にわずかな拙さを見て心を慰めるのか。

    0
    2013年12月13日
  • 天地明察(1)

    Posted by ブクログ

    じっくり読んでいると
    星空が見えてきそうなマンガ。

    時代劇だけに、神秘さが増していて面白い。

    0
    2013年11月05日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    攻殻機動隊脚本の人、という世間とは逆の?知り方をした作家さん。

    瀕死の重症を負った後、圧倒的な力を手にした不安定な美少女が主人公のSF。
    ちょっとひどい言い方ですが、それ以上でもそれ以下でもないです。

    0
    2013年10月20日
  • 天地明察(2)

    Posted by ブクログ

    春海の情熱と若さが眩しく・・・そして恥ずかしい2巻。
    そしてそれを取り巻く人々が優しく素敵。
    そういう風に読めるくらいには年をとったらしいワタシ。

    0
    2013年09月17日
  • 天地明察(3)

    Posted by ブクログ

    いいな、おじいちゃんコンビに面白おかしく、かつサラリと失敗をいじられる春海。
    良く育てよ~ってにまにましちゃった。
    こういうやりとりは若い仲間じゃむり。いい出会いをしたよな~。
    年は離れていても一緒に学び合う仲間・・・なんだよね。
    とにかく読んで気持ちいい3巻だった。

    0
    2013年09月17日
  • 微睡みのセフィロト

    Posted by ブクログ

    冲方丁の初期の長編。やがてマルドゥックスクランブルに至る世界観、人物像が見られる。面白いけど、マルドゥックスクランブルが深く描かれていたために、どうしても全てがその原型であったりプロトタイプのように読めてしまう。

    0
    2013年08月14日