冲方丁のレビュー一覧

  • 天地明察(5)

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    "「ふ…不肖の身なれど粉骨砕身の努力をさせて頂きます
    それで…どなたの下で尽力すれば宜しゅうございましょうか?」
    「其方が総大将だ 安井算哲 其方の下で人が尽力するのだ」
    「………今 何と…?」
    「総大将は其方である」"[p.117]

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    2019年08月16日
  • 天地明察(4)

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    "「昔から素直に人の話を聞き入れるやろ 興味持ったら真面目に学ぶ
    そんでもちゃあんと御家の勤めもこなしとる 半人前やけどもな!
    安心せい六蔵!
    お主は今までと何も変わっとらんわい
    そのまま目の前に来た物を 受け入れていけばええんや」
    「う…受け入れて…」
    「お主には それだけの空っぽの器があるっちゅーーこっちゃ」"[p.150]

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    2019年08月02日
  • サイドストーリーズ

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    まあまあまあ、短篇は得手不得手があるので全体的な評価は 微妙になってしまいました。
    しかし、自分が思い入れがある作品のサイドストーリーはやはり気になります。
    百瀬~の田辺くんを主人公とした『鯨と煙の冒険』はよかった。百瀬~でも田辺くんのキャラクターは光っていたのでこの話が読めて嬉しかったです。
    『多田便利軒、探偵業に挑戦する』は話はどうということもないのですが、相変わらずの多田×行天コンビにニヤつきます。
    ただ全てのストーリーにJTの企画らしく必ず煙草、喫煙シーンがあって(不必要に)もうそれだけで気持ちが削がれた。
    今の世にこういう企画は合わないと思う。

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    2019年05月31日
  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕

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    もうちょっと、カジノとか、短く出来なかったのかなぁっと。
    読んでいて飽きてきてしまった。ストーリーは面白かったのだけど……。

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    2019年05月22日
  • もらい泣き

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    【きっかけ・目的】
    またまた、冲方作品を読んでみたくなり、もらい泣き。

    【感想】
    本当に個人個人が大事にしている心の中のちょっとした話を「ほんわか」したものに話を昇華している。
    泣きこそしなかったもののじんわりと心が温まった。

    ついついもらい泣きしてしまうぐらいの話って自分ではどういうものなのか考えさせられた。
    著者はその人の良心にこそ原石があるというようなことを書いてあった。誰にでも心温まるエピソードはあるらしい。自分も話を探そうと思った。

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    2019年05月07日
  • マルドゥック・アノニマス 2

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    企業の内部告発者ケネス・C・Oの行方を追う中で、ウフコックはパートナーのロックと弁護士のサムを〈クインテット〉に惨殺された。
    保証人を失ったイースターズ・オフィスは事件不成立により調査を中断するが、ウフコックはサムの遺志を継いで〈クインテット〉への潜入調査を始める。
    ハンターの緻密な戦略のもと、アンダーグラウンドを制圧する〈クインテット〉の悪徳を、ウフコックはただ傍観するほかなかった。
    (あらすじより)

    バロットが出てこないと物足りないです。

    しかし、悪役でありアノニマスシリーズのもう一人の主人公ハンターは魅力的だ。
    迷いがなく、思慮深く、紳士的。
    しかし、目的のためならどんな残虐なことも

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    2019年05月06日
  • 決戦!関ヶ原

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    同時刻で起こったことが、様々な作家からの視点で、書かれている。もっと立体的になるかと期待して読んだ。新しい説での展開は良いが、ちょっとしっくりこない印象であった。

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    2019年04月06日
  • もらい泣き

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    誰にも聞かれてないけどマイベスト3は
    金庫と花丸
    ぬいぐるみ
    ラッキーナンバー

    基本的に家族の話に弱め。
    前半がよく泣けました。

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    2018年12月31日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    冲方丁作品は先に『天地明察』、『光圀伝』を先に読んでいて、どちらも素晴らしかったので、元々SFが本業だということに驚いた。

    『マルドゥック・スクランブル』は3冊組で、①はいかにもSFという感じの戦闘モノの色が強い。著者の言葉選びは面白いと思う一方で、ちょっと中2感がすぎるなと感じる時もあって、その辺はちょいと寒いかなと。
    ただ②、③は戦闘より、ギャンブルのシーンが長く、ここがとにかく面白い。SFらしく特殊能力を使っているものの、それを凌駕するほど強いディーラーとの戦い。


    “撃ったら引く(ヒット・アンド・ラン)。プレイヤーいつも不利な条件だから。自分よりも強い相手と戦うための戦法。”

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    2018年12月31日
  • はなとゆめ

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    枕草子で有名な清少納言の物語。

    清少納言という名前は学生の頃、授業内でよく聞いたけど、実際どのような人生を送ったのかはなぞ名人物だった。

    その人物を沖方庁が書いたということで読むことにした。


    内容の大筋は清少納言が中宮定子に仕えるまでと、仕えてからどんなことを考えていたのか。

    清少納言は、中宮定子を心のそこから尊敬していて、その念は、一生を奉げても何ら悔いないものであった。

    清少納言の一人称で物語が進み、個人的感想としては、清少納言はそこまで定子を尊敬するのか?と思うほどだったが、人をそれほどまで尊敬できるのは、羨ましかった。

    最後に思い出に残った言葉
    「女は愛する者のために化粧

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    2018年12月03日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    やたらと褒める人が多いがそこまでじゃない、カジノのシーンは引き込まれるがクドい、ほかは特になし、ラノベ基準でいいならかなり文章はうまいでしょう

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    2018年10月08日
  • マルドゥック・フラグメンツ

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    ネタバレ

    一旦マルドゥックシリーズを全部読んでから読んだほうがいいですね。自分はアノニマスの3巻を読み終わったところだったのでいろいろ繋がりました。ただスクランブルやヴェロシティは読んでからかなり時間が経ってたので読み直したくなりました。改訂版・完全版に関するロングインタビューでは具体的な変更内容がよくわからないながらも興味深い内容。尚更完全版を読みたくなりました。

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    2018年08月30日
  • テスタメントシュピーゲル3 下

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    シリーズ完結。オレインから始まったシリーズ全体の完結。
    感慨深いものがある。
    作中の時間が2016年というのが時代を感じさせる。
    現実のほうが越えちゃったけど技術は作中ほどではない、と
    よくある話。

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    2018年08月29日
  • テスタメントシュピーゲル3 上

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    前巻からの完全な続き。久しぶりの文体で慣れるまでちょい時間かかったりも。
    闇落ちしたヒロインの一人が反則級の強さ。よくある話。
    で、元に戻ると力なくすんだよな。
    とはいえ、メインヒロインの活躍で仲間が少しずつ合流していく過程にはちょい涙。

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    2018年08月29日
  • マルドゥック・アノニマス 3

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    ネタバレ

    2018/8 6冊目(2018年通算119冊目)。前々作のボイルドをも上回る悪役のハンターに読んでいて絶望感を感じる。最後に成長したバロットが登場し、「新たに戦いが始まる!」という所で話は終わる。「この続きは!。すごく気になるんですけれど」というのが正直な感想。登場人物が多く、どの人物がどこへ所属するかすごく分かりづらいのだけど、これで完結だったらとても悲しい。ハンターたちとの決着まで書き続けてほしい。続きが出たら確実に読んでいきたいと思う。それまでは新装版などを手に入れて復習しておきたい。

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    2018年08月15日
  • マルドゥック・アノニマス 2

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    ネタバレ

    2018/8 4冊目(2018年通算117冊目)。クインテットのハンターが、マルドゥックシティの「均一化」を目指し、色々な勢力と対決して制圧していく出来事を淡々とウフコックが語るという話の筋。その過程を丁寧に語っているのはいいが、少し読んでいて心が折れそうになった。終盤、クインテットが何をしようとしているのか、「上」とクインテットの「敵」の存在が分かるにつれて話が理解できる。話の風呂敷が広がりすぎてどこから理解していこうか戸惑うが、クインテットの行く末に焦点を当てて3巻目を読んでいきたいと思う。

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    2018年08月10日
  • マルドゥック・アノニマス 1

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    ネタバレ

    2018/8 2冊目(2018年通算115冊目)。悩める万能便利道具(ユニバーサルアイテム)ネズミウフコックを主人公としたシリーズ。いきなり〇〇〇〇室から始まる暗いオープニング、万国ビックリ人間大賞みたいなクインテットの存在とそれをめぐる事件の行方、そして〇〇を決意したウフコックの運命やいかに?。クインテットの存在が攻略不能なラスボス感があっていい。物語はどう進んでいくのか?。続きも読んでいきたいと思う。

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    2018年08月05日
  • マルドゥック・フラグメンツ

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    ネタバレ

    2018/7 12冊目(2018年通算114冊目)。マルドゥックシリーズの短編集。ボイルドとウフコックのコンビで証人をガードする短編がどちらも良かった。後はこれまでのシリーズの回想と新シリーズにつながる短編。〇〇が処刑寸前に過去を回想する短編は「どうなってしまうのだろう」と思った。あと、このシリーズは新装版の前の物を読んだのだが、冲方さんのインタビューを聞くと、どうも新装版の方が文章の出来が良さそうなので、機会を見て手に入れてどう違うか比べてみたいと思う。アノニマスも引き続き読んでいきたい。

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    2018年07月31日
  • もらい泣き

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    実話を元に創作した33話の短編集



    ショートなのでしょうがないかもですが、感情移入する前に終わることが多かった。連作コラムであり、文字数などの制約もあることは重々承知のうえですが。

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    2018年07月22日
  • 決戦!本能寺

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    ついつい読んでしまうシリーズだ。
    最初の感動程はないがやはり面白い。

    一つの戦いに関わる人物達を別々の作家が書いている為に、事柄や登場する人物の捉え方がこの1冊の本の中でも全く異なってくる。
    本当はどうだったのだろうかが分からなくなるシリーズだ(笑)。

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    2018年06月09日