【感想・ネタバレ】天地明察(6)のレビュー

あらすじ

日本独自の暦を作った男、渋川春海(しぶかわ・はるみ)の挫折と奮起の物語! ついに始まった改暦事業。山崎闇斎(やまざき・あんさい)、安藤有益(あんどう・ゆうえき)らに囲まれた充実の日々、そして不測の事態。だが春海の研鑽は止むことはない。己の想いと、己に託された数々の人々の想いを叶えるために。そして託された想いが今、一つ現実となる──。

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Posted by ブクログ

誰かのオススメで読んだ本。出てくる人物が天文学に没頭したり、囲碁に道を見出したりする真摯な姿に心動かされる時もあれば、オタクすぎて笑えたり。するするっと読める楽しい小説でした!

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2014年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

改暦事業の開始。
あとがきにも書かれているが、原作の行間を描いており、とっても楽しい。
原作の行間を描いているにもかかわらず、原作通りと思えてしまうところが、この作品のすごさであり、楽しさだと思う。

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2014年04月12日

Posted by ブクログ

為せば成る!! 一人じゃないよ春海さん! 「頼まれました」と言う春海さんの笑顔はいつも優しい。道策くんとの真剣勝負は切なくて泣きました。

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2014年04月03日

Posted by ブクログ

建部さんの念願だった、「渾天儀」(こんてんぎ)が出来ました。おことに抱いてもらったシーンに、じんわり来ます。

光圀も抱いて唸ります。(笑)

そして、道作との対決も。
この対決も、原作ではここまで書き込んでませんでした。
槇さん、やるなぁ。面白いですよ。

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2014年04月09日

Posted by ブクログ

やはり画があると、お話の背景とかが分かりやすいな。

ちょこちょこ、こんなエピソード原作にあったっけ?と思ってたら、槇さんの補完だそうで。

これ、このままアニメにしないかなー。

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2014年04月29日

Posted by ブクログ

"「おこと どうかおことの手で これを抱いてやってくれないか」
「私が…ですか?」
「うん お前にそうして欲しいんだ 紙製の試作だから左程重くないよ」
「………はい…… こう…でございますか?」
「ありがとう…おこと ありがとうな
これでようやく…建部様の供養が出来たよ…ありがとう」"[p.121]

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2019年08月16日

Posted by ブクログ

本因坊道策。
彼もまた、己の生き様をカタチに残そうと悩み苦しむ一人です。
碁の世界で道策。算術で関孝和。
春海という人間を構成する一つ一つの要素で、自分と同じように悩み苦しむ人物と出会い、そして彼らの覚悟に打ちのめされながら、前へ前へ進みます。
改暦の儀へと。

戦う相手は暦から、朝廷へ。
丁寧に根気よく向き合っていくことのできた暦という理論。それとちがって、のらりくらりと伏魔殿の様相の朝廷。
理想だけを追い求め、熱意があれば正道と、突き進んできた春海たちに立ちはだかった、過去・前例遵守の公家衆。
徒労と挫折に捕らわれた時に、道策との初手天元を賭けた真剣勝負は、これ以上ないカンフル剤となったはずです。

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2014年09月16日

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