あらすじ
異才・冲方丁初の時代小説にして、数々の賞を受賞し映画化もされたベストセラーを実力派絵師・槇えびしが爽快に描く新感覚時代漫画! 日本各地の北極星の高度を観測する“北極出地”の旅で建部・伊藤二人の老人からそれぞれの大願を託された渋川春海は、その実現を誓って江戸に帰還する。道中培った算術で達人・関孝和へ再挑戦すべく、苦い思い出の場所・礒村塾へ向かうが……。旅の成果が試される!!
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Posted by ブクログ
北極出地の後半から、関孝和への設問、そして、縁談まで。関への再挑戦への気持ちの浮き沈みがはっきりと描かれており、良かった。また、師匠である安齋先生の「天才論」はとっても面白かった。
Posted by ブクログ
ことさんが可愛い!!!!!
あと、酔っ払い春海さんも。
建部さんの件は、原作でもぐっときたところでしたが、展開がわかっていても(わかっているからこそ?)絵が訴えかける春海さんの気持ちが伝わってきて、切なかったです。
Posted by ブクログ
まずは天測お疲れ様。
でも、春海の人生にとって、北極出地の天測は序章なんだよね。
本当の春海の勝負はこれから。
まずは勇気を振り絞って関さんに会いに行かないとね。
熱意に満ち溢れて、人を思いやることができる春海は
沢山の人と出会って、知識と吸収して
まだまだ、これから成長するのだね。
応援してるよ!
Posted by ブクログ
"「昔から素直に人の話を聞き入れるやろ 興味持ったら真面目に学ぶ
そんでもちゃあんと御家の勤めもこなしとる 半人前やけどもな!
安心せい六蔵!
お主は今までと何も変わっとらんわい
そのまま目の前に来た物を 受け入れていけばええんや」
「う…受け入れて…」
「お主には それだけの空っぽの器があるっちゅーーこっちゃ」"[p.150]
Posted by ブクログ
春海を取り巻く環境がどんどん変化してく巻でした。
そして前巻までと比べると、時間の経過が早くなってきたかな。
小説だと時間経過が分かり難かったけど、やっぱり絵があると認識しやすいな。
道策のサイズが間延び、いやいや少年から青年になってくし。