冲方丁のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
少し時間があったので何か読もうと、立ち寄った本屋で購入。
ページ数は少な目ですが、その世界観や設定、ダイナミックな展開で最後まで一気に読めました。
話自体はコンパクトですが、ドラマとして描くべき所とそうでないところが割り切ってあるので、芯の通った作りの印象を受けます。
世界観や主人公達には描かれていない部分も多く、もっと外伝などもあればなぁ~と思ったり。
以前、マルドゥックスクランブルを読みましたが、雰囲気は似ています。
後書きによると初期作品のひとつなみたいなのですが、今発刊されている小説はそんなことは感じませんでした。
自分は読み終わるまで、最近の作品だと思っていましたし。
気軽に -
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Posted by ブクログ
マルドゥック・スクランブルのバロットが登場する短編集というので買ってあった。(ヴェロシティは未読。読めば面白いだろうことは分かっているんだけど、その後を知ってるだけにひきずりそうで)
猥雑で不条理なマルドゥックシティで、09の皆さんはあいかわらずばんばん撃って建物破壊してイカレてて面白い。バロットは大人になっててとびきりの美人になってて、謎の美女役にふさわしかった。そしてウフコックは相変わらず健気で可愛かった。あれだけの知能を持つ相手を外見だけで可愛いとか言っちゃうのは舐めてるみたいで失礼だけど。
子ども時代の不幸から自力と09の協力で抜け出したバロットが、アノニマスでどんな役割を果たすの