冲方丁のレビュー一覧

  • ピルグリム・イェーガー(1)

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    絵がすごい。
    中世ヨーロッパの雰囲気が好きなら楽しめると思う。
    話はまだまだよくわからない。
    謎が解明されないまま終わるのだけはよしてほしい

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    2009年10月04日
  • 月と日の后

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    ネタバレ

    藤原彰子の物語は親兄弟全員が権力を争奪する怨念が渦巻くまさに全員が反面教師、内気な少女が「国母栓子」のオドロオドロした一族の妄執を聞かされ絶望に苛まれながら成長していく、周囲に見本が無いのにも関わらず細やかな気配りで腐臭漂う朝廷政治中の一筋の清風であった一条天皇は12歳で入内した彰子の成長を気長に待つ、彰子は子ども扱いの自分を嘆くでもなく「そうだ、学習をしよう」と自ら評判の紫式部を女房に出仕させ自分の役割を見出していく
    相当しつこく当時の人物伝を読み漁ったおかげで著者の史実をなぞりながらも一本の解釈による集結まで一気に読めました、平安王朝の複雑な人間関係理解は前提ですね、彰子は全「藤原の母」として揉めず恨まずの世界を求めます(この時代は民の事まで気が回りません)
    服藤早苗先生の著作にあったがこの時期の藤原家・宇多源氏の長だった、改めて考えてみると天皇家の家長的存在(国母・太皇太后・女院として、幼帝を支え、人事を左右)となり、同時に摂関家(道長親族)のとりまとめ役・実質家長として機能、ある時期から道長も頼通も摂政・関白であっても彼女の意向を重んじ、人事や催事・財産管理や権限が集中していた、
    道長も頼通も権力行使で他者を悩ませ、銭を配る事で起源を取り恨まれないようにするが、一条天皇は人の意識に気を配り最初から揉め事・恨まれごとが生じない工夫をしていた、途中から気が付いた彰子も同様、本書のラストは彰子も手を焼いた貴族感の揉め事を彰子から見習った(何時?何処で?)後三条天皇が見事に沈めたという事、平安時代の世論は波風ではなく不平不満が失火として現れる、一条天皇以下対立者・不安感は放火に明け暮れたが、後三条天皇時代は見事に収まったという象徴的に描いていた

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    2026年09月28日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    映画化もされてて昔から知ってはいた、集団自殺をするために集まった子どもたちだが、そこに十三人目の子どもがベッドにいて、何故その子はここにいるのかがメインの謎でそこから色々話し合いが進んでいくんだけど、みんなそれぞれ死にたい理由があって、面白いっていうのも変だけど、それぞれ違くて、こういう理由があるんだなと理由を話すシーンは凄く引き込まれた、みんなが話し合いをする中で最後全員がどのような決断をするのか、どうなるのかはネタバレになるから言えないけど、思ったのは話し合うことって大切だなと思った、映画も観ようと思う。

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    2026年09月23日
  • 天地明察 上

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    算術――今でいう数学に心を魅了され、設問や解答に勤しむ渋川。ただ、彼の本当の職業は「碁打ち」という、お城の中で碁を打つ仕事である。現代のように真剣勝負をして楽しむのではなく、過去の打ち方を再現するという職務に次第に物足りなさを感じ、本当の勝負をしたいと思うようになった渋川に、ある一つの指令が下される。それは、全国を回り、北極星の位置を確認するというものだった。

    旅に同行する伊藤や建部ら年配の人物たちから、何歳になっても新しいことに挑戦することの大切さを学んでいく渋川。その道中では、百回を超えるほど星を観測し、その経験をもとに新たな問題を設問する。

    一年余りの時を経て、村瀬の営む塾を訪れた渋川は、思いを寄せていたえんが嫁いだことを知らされ、胸が空っぽになるような思いをする。それでも、自分の作った設問をしっかりと掲示することができた。その後、回答を見てみると、前回のように「無術」とされて終わるのではなく、きちんと解答が記されていた。そのことに、これまでの努力が報われてよかったと感じた。

    下巻では、おそらく暦の改変に向けて、さらに努力していくのだろう。渋川がこれからどのような困難に立ち向かい、どのような答えを見つけていくのか楽しみだ。最後まで自分の信じる道を進み、頑張ってほしいと思う。

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    2026年09月21日
  • 骨灰

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    ★3.5
    ホラー!ミステリー!!
    祟りに追い詰められていく主人公、最後の盛り上がり場面が終わってホッと読者の力も抜ける。

    からの。。。!!!!
    うそでしょー。。。そうきたか。。まさかですよ。。


    面白いです!
    全体的に、文章から情景が浮かびにくくて、分かりにくい印象もあった(この作者さんの他の作品も読みにくくて断念した経緯あり)
    でもお話は面白いから星★3.5

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    2026年09月18日
  • 天地明察 上

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    史実を元にしたフィクションとの事ですが、エンタメとしてかなり面白かったです!春海の性格や行動が楽しく読めました。おすすめです。

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    2026年09月17日
  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    買っていたものの積んでいた本消化2
    そのまま攻殻機動隊アンソロジー。
    円城塔、三雲岳斗、朝霧カフカ、秋田禎信、冲方丁の5名
    非常に粒揃い、攻殻機動隊という作品が与えた影響、広がる世界を堪能出来る
    朝霧カフカの作品がズバ抜けていてこれだけ正式にアニメ化してもいいのでは?と思った
    攻殻機動隊はSACが好きという人は多いかと思うが、まさにそういう人にうってつけのアンソロジーでありました

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    2026年09月13日
  • 天地明察 下

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    ネタバレ

    読み進めていくうちに、タイトル「天地明察」の
    意味が分かる。
    その時代における武士の役割とか家柄問題とか、そういうしがらみに囚われながら、飽きない何かに出会える人って、本当に、この時代においては、とても幸せなことだったんだろうなと。
    みんな、渋川春海に想いを遺していくのが、苦しかった。

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    2026年09月12日
  • 麒麟児

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    江戸城無血開城に奔走した、勝海舟と西郷隆盛のお話。

    ライズオブザローニンというゲームをやってたおかげで「ああ、この人ゲームに出てたな」という感じで読めたが、いかんせんゲームでの予備知識しかないので話が難しかった。
    幕末に多少知識がある人が読むと評価も変わるのかな。

    巻末の解説に「歴史に詳しくなくても物語に入っていけるはずだ」と書かれてたけど、ちょっと無理があると思った。

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    2026年09月10日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    山口一郎さんと魚豊さんの対談が良かった!真摯にものをつくるということの尊さを感じた。単にもっとがんばらなくちゃと思った。

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    2026年09月08日
  • マイ・リトル・ヒーロー

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    ゲームはしないので、読んでいるのが辛くなり最初と最後だけ読み途中はかなりすっ飛ばして読んだかんじ。でもハッピーエンドで読後感は良い。天地明察の作者だったかな、あれも読後感が良かったのできっと作者さんの性格が良いのだろうと思う。捻じ曲がった作家が多い中まっすぐな本を書いてくれる方は貴重。ぜひ今後も頑張って爽快な本を書いていただきたい

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    2026年09月06日
  • 骨灰

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    日常に怪奇がじわじわ侵蝕してくる…と思いきや、親父の出現と共に主人公がフルスロットルで異常行動を取るのをあちゃーと見守る労災事故小説だった。
    日本のホラーで社会問題を扱うのは珍しい気がするが、主人公が正気の時でもモラル低めなので特に影響なかったな

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    2026年08月14日
  • 決戦!関ヶ原

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    怪僧恵瓊・安芸武田家を滅ぼした毛利家に復讐するために蜘蛛の巣の様に罠を張り巡らす。吉川広家は徳川家と内通し毛利家をなんとか戦闘に参加させない様に画策する。主君輝元は天下人の器も無いのに中途半端な欲に目が眩む

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    2026年08月13日
  • 天地明察 下

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    御過褒、恐れ入ります。いまだ万事にわたり未熟な身にございます
    申し訳もありません。死なせてしまいました
    なんのためか。ただ一緒に泣くためである。闇斎はそういう人だった。
    いつでもお前を見守っている。いつでも嫁御に会える。人の霊とはそういうものだ

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    2026年07月31日
  • プロジェクト・ダークネス

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    ネタバレ

    特殊な能力を持つ登場人物達が裏切りと破壊を繰り返しながら、敵を倒していく物語
    主人公は敵に殺されたが蘇り、離れ離れになった妻と息子を探し、敵を倒していく
    コミカルな登場人物が多いせいか、あまり殺伐とはしておらず、楽しく読める作品だった
    たまにはこういったSF的な作品も読んでみると面白い

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    2026年07月25日
  • 骨灰

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    導入部のキミの悪さ、不穏な雰囲気、すぐに本を閉じてしまうほど、ゾワゾワしました。
    それで十分ではありますが、お話が進んでいくにつれ、そこかしこに消化不良な展開が山積していて、それほどグッとくる展開にはなりませんでした。
    でも、久々のホラー、ゾクゾクする感じを楽しめました。

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    2026年07月18日
  • プロジェクト・ダークネス

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    実にくだらない一冊。
    詰まらないというより、くだらない。

    荒唐無稽な世界設定と、荒唐無稽なキャラ設定、荒唐無稽な展開を、緊張感のない文体が織りなす。

    荒唐無稽であるほど、しっかりとした構成と現実味が必要なのだと思っているのだが、ただ荒唐無稽な厨二がいた。

    基本設定は何の説明も読者との同意もなく、大事なストーリーの設定は、登場人物に語らせるという、プロとは思えない展開。

    エログロなら、何十年も前の菊地秀行とか夢枕獏に遠く及ばない。

    テーマも何も感じない。くだらない。

    最後の最後に、めでたしめでたし、とか、どっとはらいくらい書いてあった方が締まるんじゃないか。

    冲方さんてこんなだっけ。
    確か、カレンダー作る話は面白かった記憶があるが、水戸黄門のやつは2ページと読めなかった。茨城県民なのに。

    まあ、合わないんだろうね。

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    2026年07月15日
  • はなとゆめ

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    前半は耐え、後半は慣れ。でも、清少納言について新しい視点が増えたと思う。そうだよねー、やっぱりヒスっぽいイメージあったよねー。そう言うのは和らいだかな。

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    2026年07月02日
  • 天地明察 上

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    ド理系の時代小説って聞いたけど、ド文系の私は果たして楽しめるのか?と思いつつも読み始めた。
    正直、算術自体はさっぱり理解できない。
    まだ物語にもそこまで入り込めていない。
    でも一生のうちにやり遂げられるかどうか。
    そんな大きな夢を抱いて北極出地に挑んだ建部や伊藤があまりにも魅力的すぎたから、事業成就は嬉しいのにめっちゃ泣いた。
    自分よりも年嵩の男達が目を輝かせて夢を語るのを見て、影響を受けないなんて無理だよなあ。
    下巻から春海の物語が始まるって事で良いんですよね。

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    2026年06月28日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2025.04.07
    先に映画を見てしまったので、あまり新鮮さを感じることができなかった。
    映画との差があれば面白いだろうなと思った。

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    2026年06月04日