冲方丁のレビュー一覧

  • 骨灰

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    ネタバレ

    単行本で数十ページでやめたやつ。
    文庫本で再挑戦。

    主人公の光弘に最初から最後までめっちゃイライラする。
    この災いの元凶全てが光弘なので自業自得だし、死んだお父さんが見えるようになってからは祟りというかアルミホイル巻いてるだろ、としか思えない。

    結局、光弘に連れていかされた14人のホームレスは死んでるのかどうなのか。
    (手元に遺品はあるから殺してるよね???)

    荒木がツイートさせて光弘を呼ばなきゃいけない理由。
    原さんはなぜ生贄になる必要があるのか。最後の荒木も。
    荒木と原と一緒に父の亡霊も見えるのは父親も儀式に関係あるのか、、?

    この辺がよく分かんなくてモヤモヤ。
    モヤモヤとイライラ

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    2026年04月23日
  • 天地明察 下

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    ネタバレ

    保科正之から暦の改暦を依頼され、とうとう物語の核の部分に繋がる。事前に書かれていた通り、一度目の改暦は失敗する。使おうとしていた中国の暦が間違っていた、という流れはある程度予想できたものではあるが、しかし面白かった。その間違いの原因が経度の差にあると判明したというのもまた面白い。
    この話が実際に起きた出来事をどれほどなぞっているのかはわからないが、ある程度の出来事・人物についてはなぞられているのだなと感じた。
    創作物として見ると「数学が好きな囲碁棋士が数学や星の才を見出され、測量を経験し、改暦に踏み込む話」という感じで、ありきたりな話に思うが、これが半分でも現実に起きたことだと思うと受け取り方

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    2026年04月21日
  • 天地明察 上

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    ネタバレ

    江戸初期、四代家綱の時代に暦を正す使命を与えられた渋川春海という囲碁棋士の話。上巻では暦を正すところの依頼までは至っていない。
    関という謎の天才との数学問答勝負を行ったり、北極星測量の任を任命して伊東と建部と共に歩む道のりなどが描かれている。
    「天地明察」というタイトル、凄くいいタイトルだな~と感じながら読んだ。天と地の理を解き明かした男の話なのだ。
    言葉や名前が江戸時代なので、漢字の読み方などが覚えにくいところだったが、そこは必要経費だった。

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    2026年04月21日
  • 天地明察 上

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    激動の人生を地に足をつけながらマイペースを崩さず食らいついて歩んでいく根性のある主人公。好きです。
    春海は絶対内向型だと思う。めちゃめちゃ気持ち分かるわと感じるくだりがたくさんあった。その共感も読みやすく感じた大きな理由だと思います。
    のちに続くのであろうみえている伏線もあり、後編も楽しみです。

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    2026年04月18日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    分厚く読み応えがある一冊だった。
    クローズドのミステリーだと思って読んでいたが、社会派小説だったのかな?
    廃病院に集まった、十二人の自殺願望のある少年少女。集団自殺のために集まった部屋には、誰も知らない十三人目の少年の死体があった。彼は誰で、なぜここにいるのか、そして死因は自殺か他殺か? このままここで集団自殺を決行するのか?
    みんなで議論をしながら謎を解き明かしていく過程は面白いが、集団自殺の動機はサラッとしているし、最後の謎解きの衝撃も少なく、後半があっさりしていたのが残念。
    最後のオチも意外なものではなく、おかげで読後感は軽いが、もう少しインパクトのある展開が欲しかった。

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    2026年04月08日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    「マルドゥック・スクランブル」タイトルだけは知っていたのですが、今回初めて読みました。いままで冲方丁の作品で読んだことがあるのは「天地明察」だけだったので「こんなサイバーパンクな作品を……!」と思いながら読んだのですが、たぶん、「マルドゥック・スクランブル」を読んできた人たちからしたら「天地明察」の方が「こういう作品も書くのか……!」だったのかもしれないですね。ジャンルが広い作家さんだなぁ。

    環境が「こう」だから行動が「こう」なって、結果「こう」なってしまったというのが登場人物ごとに書いてあるのと、主人公が色々なイベントを乗り越えて周囲の環境について改めて考え、行動を選び取っていく姿に全然違

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    2026年03月29日
  • 天地明察 下

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    ネタバレ

    どん底に落とされてからのストーリーが、とってもおもしろかった!春海とえんはまた出会うとだろうなと期待してはいましたが、春海やるなあ。ことの小動物のような愛らしさも好きですが、えんの男前さもかっこよくて好き。大和歴を認めさせる過程の春海が策略家で、その成長にびっくりしました。次々と周りの人物が亡くなる姿を見て、最愛の妻と共に最期を迎えた春海。締め方までじんと心に残る、良いお話でした。

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    2026年03月26日
  • 天地明察 上

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    江戸時代の史実に基づく小説
    登場人物の個性が物語の展開にアクセントを付けている。
    歴史を知らない自分にとっては読みやすく、理系の自分にとっては興味深く読み進める事ができた。
    上巻ではまだまだ印象に残る内容が少ないが、下巻に期待したい。

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    2026年03月24日
  • 十一人の賊軍

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    小説版の「十一人の賊軍」ということで、もしかしたら映画を観てから読んだ方が楽しめるのかな?と思った。

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    2026年03月20日
  • 天地明察 下

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    途中、中弛みなかなか進まなかったけど、後半一気に進んだ。すごい勢いで話が進み過ぎる余り出来過ぎ感も出たけど、後半は感動の連発!
    えんが再登場してからが一気に読み物として厚みが加わった。春海のキャラクターがとっても良かった!

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    2026年03月03日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    面白かったけど情報量が多かった。最初に地図や登場人物がかかれているタイプの本が苦手な私にはちょっと難しい。

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    2026年02月22日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    中々の大作です。
    テーマ的には、暗いストーリー
    なのにラスト読み終わると
    少し清々しさもある。
    それぞれのキャラクターが
    色々色合いがあり
    面白い。

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    2026年02月17日
  • 天地明察 上

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    算学が得意な主人公(春海)のことが純粋に羨ましいと感じた。算学に熱中する姿や即解の士である関と出会えて、幸せだろうな。一方でその能力は、人に勝る特別なものであり、そこに対する生きづらさのようなものも感じる。

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    2026年02月16日
  • 骨灰

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    地下を流れる渋谷川に興味を持ちました。
    渋谷の街を歩いていると、その裏側にあるかもしれない世界を想像しそうです。

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    2026年02月11日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    他の皆さんも書かれていますが、登場人物12人の子供たちについてなかなか覚えられない。名前もナンバーもどんな子なのかも、隙間時間の読書だからか、都度都度ページを遡って確認していた。死にたい理由は人様々。そんな小さなことで?と思っても本人にとっては死ぬに値する。実際そうなんだと思う。子供にとっては更にそれが極端なのかもしれない。相談することすらできない。更に誰に相談すべきなのかもわからない。この状況から脱するには死ぬしかない。きっとそういう子供(大人も)が現実にたくさんいる気がする。
    死ぬ気になれば何でもできる、死ぬのは何でもやってもがいてもがいてからでも遅くない。
    話し合いの時間で、12人の子供

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    2026年02月11日
  • 月と日の后

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    長かった…彰子が夫である一条天皇を支え、子どもを守ると決意してから話が面白くなった。ただ後半は年表を読んでいる気分になってしまった。

    大河ドラマの『光る君へ』を見ていたので、登場人物がその時のキャストで浮かび、区別がつきやすかったし懐かしかった。(ロバート秋山さんの実資が好きでした)

    彰子が一族のため国のために朝廷を支え長生きをした事は知らなかったし、千年も昔の記録が残っていて、それを研究する人がいて、さらに物語にする小説家がいて…それを読めるってありがたい。

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    2026年02月08日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    トリビュートの中には哲学的で難しい話もありましたが、宇宙飛行士の野口聡一さんとの対談が、実際に宇宙空間を経験した人にしかわからない孤独や常に死と隣り合わせだったということが感じられてとても興味深かったです。

    朝井リョウさんの小説は読み始め、なんのことを言ってるのか頭の中が「?」でしたが読み進めていくうちに『チ。』の世界観の現代・未来版のようで着眼点が素晴らしいと思いました

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    2026年01月15日
  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕

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    感想
    黒幕が、ほとんどロリコン。

    バロットとボイルドの戦闘は、悟空とフリーザの闘いみたい。

    エピローグが欲しかったな。みんなどうなったの?


    あらすじ
    ポーカーテーブルは敗退者が出て、ディーラーとドクター、バロットだけになっていた。ディーラーとの心理戦に勝ち、ついに100万ドルチップに辿り着く。

    その後、シェルが来て、ドクターとバロットを葬り去るように指示する。カジノのチーフこと、アシュレイがディーラーをつとめ、ポーカーが続けられる。バロットはアシュレイに負けそうになるが、自分の感覚を研ぎ澄ませ、勝利をおさめる。百万ドルコインを手にして、目論見通りシェルの記憶を取得する。

    その後、シ

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    2026年01月13日
  • マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion─燃焼 〔完全版〕

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    感想
    独特の世界観と登場人物の名前が入ってこない。

    カジノのところでディーラーとの心理戦が面白くなってきた。


    あらすじ
    ボイルドとのバトル最中にドクターが救いにきてくれ、楽園に逃れることができる。しかし、ウフコックが傷ついたため、ドクターが治療を施す。

    楽園では、三博士がおり、博士同士で対立し、その中の一人がドクターと対立するオクトーバー社にいることが分かる。

    シェルはオクトーバー社の知的障害がある娘を娶り、上流階級の仲間入りを果たそうと目論んでいる。ボイルドは楽園までバロットを追いかけてくる。バロットとドクターは楽園を出て、結婚を阻止しようとする。

    シェルの記憶が詰まった100万

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    2026年01月11日
  • OUT OF CONTROL

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    色々なジャンルのアンサンブル。
    あくまで好みの問題だが、正直自分はあまり好みではない雰囲気の作品が多かった。
    ただ、「日本改暦事情」は掛け値なしに面白く、これだけでこの本を買う価値があったと確信。
    「メトセラとプラスチックと太陽の臓器」もかなり好み。本当にそんな臓器があったら確かにこんな空気感になるのかもしれないな、と思わせる説得力がある。

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    2026年01月10日