冲方丁のレビュー一覧

  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。の世界観、込められた思いなどを魚豊さんの対談や数々の執筆陣を通してさらに知ることが出来た。そんな風に言語化するのか…と驚き物語への解像度がさらに上がった。これを読んだ後に原作を読むとまた違った味わいがあると思う。

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    2025年11月12日
  • ばいばい、アース(4)

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    ネタバレ

    動物の姿かたちをまとう人々が暮らす世界でただ一人牙も毛皮もまとわぬ「のっぺらぼう」として生まれた少女が数々の困難にあいながらも自分の存在を許してくれる世界を探すために戦いに挑むお話。
    育ての親である師匠が、最後の教えで主人公の記憶をなくしてしまう件は良かったがそこが一番よかったかも。

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    2025年11月07日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    12人の自殺願望有の子どもたちが廃病院に集まる
    しかし、「集いの場」にすでに一人の少年が横たわっていた。少年は誰なのか、自殺なのかそれとも…
    12人それぞれのエピソードはおもしろい。でも、とにかく登場人物多すぎて…何度も理解するために戻って読み直し。
    なかなか読み終わらないー
    映画見てからの方が理解しやすかったかな?

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    2025年10月30日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    ネタバレ

    10代の子どもにぜひ読んで欲しい1冊

    予備知識なしの初見でも、読みながら今が起承転結のどの辺りなのかが予想できるような読みやすい作りだった。死にたい子どもが12人出てくるものの、特別怖い描写が出てくる訳でもないので、子どもでも読みやすい。ただミステリーだと思って読み始めたら推理要素が少ないヒューマンドラマ寄りのシナリオだったので、読後の満足感はやや少なめだった気もする。

    登場人物が多いので最初はメモ帳に人物の特徴をメモしながら読んだ。ちょうど登場人物に番号が振られているため、メモもしやすく読みながら「これ誰だっけ?」と思うようなストレスはまったく感じず読めたので良かった。

    “死にたい”、

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    2025年10月28日
  • マルドゥック・アノニマス10

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    登場人物が多くなって、やや辟易気味。相関図がついているのだけれど、電子版だと戻るのが面倒なので、あまり活用できないし。
    話が進むにつれ、ウフコックの存在感が増してきているような気がする。それとハンターと似たような能力をもったキャラも出てきて、これから先、どんなふうに話が落ちていくのか、早く次巻が読みたい。

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    2025年10月28日
  • 骨灰

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    2023年第169回直木賞候補作。

    渋谷を巡る再開発に関わる大手ゼネコンが呪術的祭祀に巻き込まれる——この導入にとても期待しました。
    最先端の土木建築と、平安期まで遡れる陰陽五行説。江戸は平安京を模倣し四神相応の地相を施した街だとも言われます。しかも渋谷は、京都と地形・街並みの類似を指摘する人もいて、四神が揃う土地だともされる。まさに素晴らしい設定でした。

    しかし 物語は、「こじんまりとした恐怖」に収束してしまった印象があります。

    とはいえ、冲方さんらしく儀礼や骨・灰をめぐる描写には独特の表現があり、異界に引き込む迫力がありました。暦学や方位術を深堀りしなかった分、都市そのもの、路上生活

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    2025年10月04日
  • 偶然を生きる

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     冲方丁の作品は、「天地明察」や「光圀伝」を読み、その物語性の高さに高評価だったことを覚えているが、本書が説くように物語というものに真摯に向き合っているからこそ、物語だけでなく、そこから人、日本人、宗教にまで話が進み、さらにはリーダー性や、幸福についても広くかなり一貫した考えで論じられているのであろう。
     そう難しくない言葉で話は進んでいるのであるが、それ故によくよく間違って受け取らないように丁寧に読み進めなければならないと思った。
     その中でも「人は誰でも偶然を生きています。」という言葉には、何か自身の存在をも思い返される力強さが感じられた。

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    2025年10月02日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    ネタバレ

    12人の死にたい子ども。

    物語が進むにつれ、1人ずつ、なぜここに行き着いたのかを話すが、深くは語られない。
    それぞれの、それぞれなりの事情がありそうではあるものの、表面だけ見ると、ん?となる理由も。

    そこから、真実が解き明かされるけれど、私には物語にのめり込むには少々難解だったと感じた。
    若干置いてけぼり感を抱いたというか。

    時間を置いて、もう一回読んでみようと思います。

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    2025年09月28日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    ネタバレ

    楽しめた。
    キャラの個性が立ちまくり。
    ツッコミどころはあるが、うまくまとめたなあ。
    感情移入させ、想像力を掻き立ててくれる作品は好きだし、冲方さんは最高に提供してくれる。
    こいつら今後どうなるんだろう、って考えるの楽しいし、シンジロウには長生きしてほしいな。

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    2025年09月28日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。のファンとして読んでおかなくては、と読み始めた。魚豊さんと色んな方との対談がいい。こんなすごいマンガをどんな思考で描いているのだろうと興味深かった。対談の中からそんな魚豊さんの思考が覗けてさらに感服。アニメの主題歌もとてもいいので、サカナクション山口さんとの対談、又吉さんとの対談も読み応えがあった。

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    2025年09月27日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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     それぞれの事情があり、安楽死をする場所に集まった12人の子ども。しかし、そこにはなぜか13人目の存在が。この場所のルールは全員一致が原則の採決。死ぬつもりで集まってきたのに、その1人の存在が彼らに疑心を生み、議論に議論を重ねることに。
     彼らが最終的に出した結論とは。生きづらさを複線に展開されていくが、ここに集まらざるを得なくなった生きづらさこそが本作のテーマであるように感じる。

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    2025年09月08日
  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    どれだけ攻殻機動隊という作品が大きな影響を与えたかはSFの、特にサイバーパンク的なアプローチの作品を見ればわかるのだが、本書に収められた作家陣の解像度の高さを見れば一目瞭然である。
    どれも甲乙つけ難い作品がずらりと並んでいるのだが、三雲岳斗の「金目銀目」が本書の中では一番面白かった。ごちゃごちゃとしておらず、理路整然としている。SFハードボイルドの世界観そのもの。

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    2025年09月06日
  • 骨灰

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    序盤の状況説明がくどく感じて残念感ありましたがホラー要素というかとんでも理論が段々おもしろく感じ、終盤笑ってました。
    読み応えがありなんだかんだ面白かったなという作品。

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    2025年08月23日
  • 骨灰

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    ネタバレ

    怖いというよりどんどん取り返しのつかない状況に落ちていくのをただ見てるしかない焦燥感が強い。松永の父の過去の因縁が何なのかをもう少し明かして欲しかった。

    悪神に使役され、特に理由も考えずに指令に従う主人公の姿は、細分化された仕事をその社会的影響を考えず盲目的にこなす現代人を象徴しているように思える。
    また松永は操られていたとはいえ14人の人間を殺し、原と荒木が生贄となることも黙っていたのに幸せな生活を続けている。ホームレスの犠牲をある種仕方のないこととして処理しているのだ。
    誰かの犠牲の上にピカピカの建物が建つという構造や再開発により居場所を奪われるホームレスなど社会批判的な面も多い。実際作

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    2025年08月18日
  • 骨灰

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    父と二重思考《ダブルシンク》。
    ジョージ・オーウェルの1984を思い出した。
    あの小説を読んだ時も考えたことだが、人が狂う最大の思考方法だと思う。矛盾する二つの思考を同時に受け入れて、更に信じ込む思考。想像するだけで、頭が捩れる。

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    2025年08月17日
  • 十一人の賊軍

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    ネタバレ

    原案は笠原和夫さん。同名映画のノベライズ作品。
    戊辰戦争の最中、奥羽越列藩同盟に加入していた新発田藩の新政府軍への寝返りの史実をもとに描かれている。

    主人公は駕籠屋の政。妻・おさだを娶り幸福を享受していた彼だが、ある事件がきっかけで侍殺しの咎を負ってしまう。
    そして彼が殺した侍達の身代わりに、同牢の咎人達と共に、助命を賭けて五頭山にある廃砦で新政府軍の進行を食い止める役に当たる。
    だが助命の約束は囮で、藩の最終目標は新政府軍への寝返りなので、役が終われば恭順の証として首を斬られる事が決定付けられているというのが何とも理不尽で遣る瀬ない。
    特に政は一貫して妻を想い戦地に立ち続けるので、どうにか

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    2025年08月08日
  • 骨灰

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    渋谷を舞台にした現代ホラー小説
    迷宮みたいで、ずっと工事中の渋谷という舞台設定がリアルで良かった。

    字がぎっしりで読み応えがありつつも読みやすく、ハラハラする展開は面白かったが、欲を言うと読んでいてゾッとするような怖さがもっと欲しかった。

    怖がらせ方がワンパターン

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    2025年08月02日
  • 骨灰

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     うわー、真正ホラー小説だった。苦手なジャンル。

     だが、冲方丁なので読破。さすがのリーダビリティー、一気に読んでしまった。ちょい、『黒い季節』を思わせる、狂気の熱。オカルト設定の中に冲方節が入り込むとこんな感じなのか。

     「人柱」という概念は、石持浅海氏の『人柱はミイラと出会う』で、知っていたし、まぁ歴史的な経緯があるのも理解していた。が、現在の渋谷で、それを使われると、虚構だと知っていても、本当にありそうで怖い。(ああ、渋谷の描写は堂場瞬一氏の方がうまかったな。作品名は忘れた。ついでに、とりみき氏のマンガでも、東京の地下鉄の延長線上の怖い話があったっけ)
     
     冲方丁のファンなのである

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    2025年07月23日
  • 骨灰

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    おばけちゃんはかなり具体的だし解決策もあるし、体感はホラーというより心霊サスペンス?
    主人公が不条理にするりと滑り込まれていく描写が怖くて良かった!

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    2025年07月09日
  • 骨灰

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    自社が建設中の高層ビル。

    現場の地下に"いるだけで病気になる、有害なものがでてる、人骨がでた、火が出た"という、SNSのツイートの真相を確かめに松永光弘は現場の地下へ向かう。

    現場の地下深くに大きな穴。
    調べを進めていく中で、松永の家庭や身の回りで怪奇現象が起き始め、松永本人の人格も徐々に壊れていく。

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    2025年06月28日