【感想・ネタバレ】ばいばい、アースI 理由の少女のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年07月21日

冲方さんの初期の頃のSF
マルドゥック・スクランブルから、こっちに飛んできた。
言葉の使い方が特徴的で、なかなか難しい。
でも物語は理解できるし、サクサク読める不思議。

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Posted by ブクログ 2012年10月21日

言葉に酔いしれる世界観。ファンタジーでアクションで。まるで、映画のような確固たる世界観に圧倒される。そして、心地よい。

のっぺらぼうのベル(小さき者)異端児であるが故の、私はどこからきて仲間はいるのか。と、哲学的かつ青臭さをまき散らす。ベルの冒険譚という体をとっているが、セリフ回しは押井守を思い出...続きを読むさせる理屈っぽさと煙巻型哲学論。

でも、それが嫌じゃない。世間知らずのはねっかえりがどう成長していくのか、仲間はいるのか。理由(ことわり)とはなんなのか。ワクワクする。

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Posted by ブクログ 2011年12月09日

世界観とキャラクタでぐいぐい引っ張ってくれるので、すぐにこの世界・ストーリィに入り込めました。表紙も素敵ですし、大好きです。

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Posted by ブクログ 2010年09月14日

世界観と、特殊ルビがとんでもない。
なぜ「飢餓同盟」に「タルトタタン」と振っちゃうのか。
ただそれが、慣れてくると本当に魅力的に見えてきます。
怒涛のハイファンタジーがSFに転じる瞬間の興奮がすごい。
うさぎがかわいいです。

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Posted by ブクログ 2009年10月26日

独特のファンタジー世界を構築されています。ファンタジーに興味のある方には、是非読んでみてほしいシリーズです。

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

なんともファンタジーな世界観。
でもベタじゃない……っ!!そこが沖方さんの凄いところ!!

結構、小説の参考にさせてもらったりすることもあります。
堤さんの【Sarria】の参考にもなったりするんじゃにでしょうか?

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

第一印象、魅せる文章。兎に角世界が"美しい"。だけど読むのに時間がかかる。全く持って読み飛ばせない。これほど一行一行噛締めて読んだ本は久しぶり。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

早く続きが読みたいです!
師匠の愛とか、ベルが「剣と共鳴すること」以外のアイデンティティを見つけられるかとか、すごく考えさせてくれる作品。
闘い=演劇、動物は花で、人は猫やウサギなどの種族にわかれている、という素敵な世界観にどっぷり浸らせてくれます。

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Posted by ブクログ 2014年08月19日

これは何度も繰り返し読んでみて欲しい本です。造語が多くてなかなかとっつきにくい文章だと思うんですけど、それが違和感なくススッと頭に入ってくるようになると最高に楽しい本になります。

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Posted by ブクログ 2013年07月29日

これ、デビュー後の最初の書き下ろし作品なんだそうです。
す、すごいな。よくコレ、出版してもらえたな……。

固いです。そして、超中二的。
でも、しっかりと冲方 丁で、ものすごく計算されて書かれている感じがする。

このアリスの服は、なんで青くないんだろう?

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Posted by ブクログ 2013年06月08日

とにかくルビ多用のハイファンタジー。
独特の世界観を説明無しでガンガン描写してくる。
特にアルファベット表記の効果音?が最初の内はドン引き要素で、実に150ページ越えるまで、「何じゃこりゃあ」感満載のまま読んでました。
主人公のベルの「異形」「孤独」に真実味を出すためなんだろうけど、それにしても説明...続きを読むされないままに孤軍奮闘の場面が長い。

ベルがようやく仲間を得て以降、戦闘シーンのテンポの良さは圧巻。
仲間意識が生まれていく過程もじわじわくる。
これ1冊の中でのストーリー展開を考えると、いかにもバランスが悪いように感じるけど、どうやら長い話を文庫化に合わせてぶった切ってるらしい。
ちょっと作者さんが可哀想な気もしましたよ、と。

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Posted by ブクログ 2012年11月18日

独特の世界観が説明のための説明はなしに書き綴られていき、いつの間にかその世界のあり方に引きこまれていくような綴り方です。
世界観は独特だけど、そのメインとなるテーマは自分の由縁や葛藤という泥臭いものなので、表面のファンタジー要素をすかした先にいろいろと人の本質を覗き見ることができます。
SFではなく...続きを読むファンタジーとしての良さが感じられる作品だと思いました。

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Posted by ブクログ 2012年11月04日

読みにくいと思いながら読んでたらいつの間にか夢中になっていた。
初めはよくありそうな闘うアニメみたいなイメージで読んでたけれど、後半は頭の中をもっと幻想的なイメージが占めていた。
とても不思議な感覚。
沖方丁さんの作品は天地明察しか読んだことがないけれど、それとはまた違った雰囲気が楽しめました。

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Posted by ブクログ 2012年09月16日

感想)・・・なんか懐かしいノリ
90年代の「ラノベ」を読み漁っていた世代としては、非常に懐かしいノリの小説でした。設定とか文章とかモチーフとか。(この本の刊行は2007年ですけど)。最近の「ラノベ」は、元々は普通の子が、なんか使命を課せられたり、異世界に飛んで冒険したりと、ある意味自分も入り込みやす...続きを読むい設定の話が多いけれど、そういや昔は最初から特殊な生まれとかにある主人公が多かったな~と思った。
てか、この本のジャンルって?ラノベ??

追)
4巻あとがきに書いてあった。この本は1996年発表の改訂版なんだそうで。そりゃあ懐かしい感じもするわ。。

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Posted by ブクログ 2012年08月24日

宗教とか哲学とか不思議の国のアリスのモチーフとか、いろいろなものの概念やパーツが混ざり合っていて
そこにうまい具合に厨二な感じが貫かれていて
けっこうな好みでありつつ、やはり少し読みにくかった。

私は、日頃は「簡単なことは簡単に」というシンプルさを好んで本を読んでいる人間なので
この文体は好きでは...続きを読むないはずなのだけれど
それでも引き込まれるものがあった。
また繰り返し読みたい、と思えるだけの作品。

主人公と彼女をとりまく人々の凛々しささ清々しさや、それぞれの腹の括り方がカッコ良かった。

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Posted by ブクログ 2014年12月24日

感想)・・・なんか懐かしいノリ
90年代の「ラノベ」を読み漁っていた世代としては、非常に懐かしいノリの小説でした。設定とか文章とかモチーフとか。(この本の刊行は2007年ですけど)。最近の「ラノベ」は、元々は普通の子が、なんか使命を課せられたり、異世界に飛んで冒険したりと、ある意味自分も入り込みやす...続きを読むい設定の話が多いけれど、そういや昔は最初から特殊な生まれとかにある主人公が多かったな〜と思った。
てか、この本のジャンルって?ラノベ??

追)
4巻あとがきに書いてあった。この本は1996年発表の改訂版なんだそうで。そりゃあ懐かしい感じもするわ。。

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Posted by ブクログ 2012年01月19日

シュピーゲルシリーズよりストームブリングワールドの系統に近いです。
ベルの心情が見えにくいところがところどころ・・・。
いい意味でも先が見えないです。
結構さらっと読めました。

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Posted by ブクログ 2011年03月24日

やはり冲方丁の文章は読みにくい分かりにくい。
しかし後半にいくにつれそんなことは気にならなくなり、文章が頭にすんなり入り想像しやすくなっていった。
世界観を理解してしまえばこちらのもの。
すぐ物語に飲み込まれ夢中になってしまう

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年02月13日

一冊目、最初の百ページまでがかなり読みづらい。
ハイファンタジー独特の造語や当て字のルビに振り回されたり、難解な設定の中にぽんと放り投げられた感じで、まず世界の雰囲気を掴むまでが大変です。
ただし雰囲気がつかめさえすれば、あとはベルの躍動感そのままにラストまで読み進められます。
四巻まで読みましたが...続きを読む、テーマは若い人向け。
読後感=達成感でした。

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Posted by ブクログ 2010年09月09日

氏のデビュー後、初長編。

発売当時、余りの高価さに手が出なかったので、文庫化が嬉しい。



ラブラック・ベル。

のっぺらぼうと称される一人の少女が、己が相棒の一降りの剣と共に、自らの由縁を探るヒロイック・ファンタジー。

氏が文庫本後書きに書かれたように、「主題と世界の構築と発見に特化した」初...続きを読む期大作をごらんあれ!

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Posted by ブクログ 2010年01月22日

「どこにもいない」と「ここにいる」を切り分ける物語。
他作品は「マルドゥック・スクランブル」しかまだ読んでないが、「有る」ことよりも「在る」ことを志向するのはこの人の作品に共通なんだろうか。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

このシリーズ好きです!
世界観も素敵ですし
冲方先生の漢字につけてあるルビがみんな素敵で
大好きですw

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Posted by ブクログ 2011年11月11日

ファンタジーです。
最初は、主人公の女の子・ベルのしゃべり方が江戸っ子っぽくて気に入らなかったけど、話が進むにつれてグイグイ惹き込まれて行きました。
スピード感溢れる戦闘シーンは夢中で読んでしまい、電車の降りる駅を過ぎてしまったくらい…。
ファンタジーなので、この世界観をどう感じるかで好みは変わって...続きを読むくるかも。私は最初訳が分からなかったけど嫌いではなかった。
言葉の言い換え方がキレイで楽しいです。
月瞳族をキャッツアイズ、長耳族をラビツティアなど。
冲方丁さんの「マルドゥック・スクランブル」が面白くてこの本を買ったのですが、独特のキャラと世界観、言い回しが面白いです。
2巻が待ち遠しい。

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Posted by ブクログ 2012年12月28日

ライトノベルにしては話も構成もしっかりと楽しめた。
RPG的で、設定がユニーク。

で、この後まだ続くのかよ~すっきり一旦終わらせてくれーと思った。

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Posted by ブクログ 2012年05月09日

再読。前回はシリーズ途中で疲れて放棄してしまったので。ハイファンタジーすぎて体力に余裕がないと疲れてしまう。
今回は肩慣らししてからのぞんだのでシリーズ読破できそう。
心理描写が簡潔すぎるのが特徴?

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Posted by ブクログ 2011年07月11日

冲方丁(うぶかたてい)著

本屋大賞を受賞した、作者の初期の名作、ということで、読んでみました。

主人公のベルは、様々な容姿の民族が交じり合う世界の中で、特徴のない姿をしている。それが、彼女のよりどころのなさでもあり、自分の起源がどこにあるのかを探したいという強い願望の根源でもあった。

自分の起...続きを読む源を探す旅人になる資格を得るため、その世界を治める王の家臣となり、3つの戦果を課されたベル。その戦いの様子と、ベルをとりまく、個性的な登場人物たちの因縁を描いた作品。

とにかく、場面設定が難解で、読むのに苦労しました。

お話自体はとても面白くて、プロットも上手いんだと思うのですが、作者の頭の中の映像に、付いていけていない感じです。

多分、アニメとかでやってくれたら、相当はまるんだと思う。

世界観としては、「精霊の守り人」シリーズとどこか似たような感覚もあり、嫌いではないのですが、あまりにも、難解な世界の書き下し方に、この後シリーズ3作を読み続けるかどうか、思案中、って感じです。

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Posted by ブクログ 2010年09月28日

異世界で人間が同じ種族を求めて旅立つという、どこかで読んだパターンの小説だなぁと最初読んで思ったら、私の予想を軽く超えて面白い展開になってきた。それは良いのだが、この世界観に入り込む為の独特の言葉やふりがなになれるのに少々時間がかかるのが難点。アニメ化されると受けそうだけど、どうなんだろう。

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Posted by ブクログ 2010年08月15日

冲方丁の力作ファンタジー。ものすごいエネルギーと執着が感じられますねえ。作者が世界と主題にこだわって書いたというだけあって、強烈な世界観を作り出しています。ヒロインの少女ベルは人間らしいんだけど、周りの登場人物が猫、蛙、山羊、人魚といった人間以外の動物的特性を持った連中なので、ベルは何の特徴も持たな...続きを読むいのっぺらぼうとして異人扱いされます。ベル自身も自身の出自が分からず、自分ていったい何?と自身の存在を問い続けながら、愛用の剣で敵と戦い続けます。
人々は機械仕掛けの神に支配されていて、「都市」と「外」に分かれて予定調和的な戦いを繰り広げます。剣が育ったり、鉱物が動いたり色が変わったり、花から生物が生まれたり、音楽が人や戦いや農産物に影響を与えたり、不思議な設定が多い。空にアースが浮かぶことから、どうやら舞台は月らしい。人間であるベルだけ重力に慣れてなくて身軽に動けたり、バカ力を発揮したりと一部では妙にリアルな設定だったりする。
すごく面白いんだけど、特殊性の高い設定に加えて独特の言葉遣いや造語の嵐で読みにくいことこの上ない。筆者の気迫もすごくて、戦闘シーンや心理描写をこれでもかというくらい過剰に描くので、あまり熱を入れて読み込むと頭痛がしてきます。
最後にSF的な種明かしが一応あるんだけど、なんかはっきりしないというか、問題がヒロインの内面内面へと向かっていく感じで、その辺はあまり重視してないみたいだ。

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Posted by ブクログ 2010年04月27日

本屋大賞の天地明察がきになり、まずどんなものかと文庫を手に取りました。
主人公はじめ、女の子キャラクターが魅力的

ファンタジーの世界に引き込んでくれる作品でした

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Posted by ブクログ 2011年09月03日

微妙。カタカナ語の統一感がないところがいちばんひっかかる。ギリシア神話あり、酒の名前あり、単純に英単語あり。読み進めていくうちに違和感はなくなるのかしら。今後はもっと「アリス」を踏まえるのかな。それも、軽く「ウサギと少女」の設定を踏襲しているだけなのかな。もう少し読まないとなんともいえないなあ。

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