冲方丁のレビュー一覧

  • 天地明察(2)

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    どうなるのこの話は!!

    問題のあのシーンでは自分も一緒にうわぁあ!!!となりました

    肉体的にどんな戦いも起こってはいないのに
    この息の詰まる感じが味わえるのは
    知能をかけての勝負のいいところですよね
    何も失うことのない勝負
    その広がる宇宙

    算数がわかればなぁとつくづく思う

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    2012年04月14日
  • 天地明察(1)

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    漫画の渋川春海はかわいくて、時々、漢前だ。
    原作と少し違う話の運びになっている部分もあった……ような。これはこれですっきりしていて好きだな。

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    2012年04月11日
  • 黒い季節

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    菊池秀行の正統後継を思わせる伝奇ホラーアクションだけど、これが十代で書いたデビュー作と知ってビビッた。

    この作品を書くモチベーションと下地の一つは作者の暦への興味であり、それが『天地明察』に結実しているのも興味深い。

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    2012年03月30日
  • 天地明察(1)

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    “亡き父の晩年に生まれ嫡男としてその名を継いでいるだけの私…
    先に養子に入り実力者として評判高い義兄上…
    それ故公務での「安井算哲」と
    義兄上を憚っての「保井算哲」を
    時として使い分けるようになっていった…
    けれどもうひとつ
    物心ついた頃ふっ…と心の片隅に生まれた大切な名が私にはある
    碁を離れてこの名を使う時 束の間の自由が訪れる
    「これは 渋川殿」”[P.28]

    絵が上手い。
    算術とか。結構面白かった。
    気迫が伝わってくる感じ。
    カバー下オマケ漫画の「マカロンは好きか」がじわじわくる。

    Thanks to K.H.

    20190713 再読

    “恐らくは僅か九十匁程の重さ也——
    それが掌

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    2012年03月09日
  • ストーム・ブリング・ワールド 2

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    というわけで続きです。

    カードゲームを戦闘描写に組み込んでくるあたりの描写は、
    さすが流石バトルノベル作家という感じもありますが、
    これはこれで、ヴェロシティやらシュピーゲルと比べると
    あっさりしてて物足りない感があります、というと怒られるのでしょうか。

    昔のブログ書いてたころの作品、になるのでしょう。
    あれも面白いですよね。

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    2012年02月12日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

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    うーん、ライト。
    実にあっさり読み終わるこの感覚。軽いっすなぁ。

    カルドセプトも一度は嗜んでみねばならぬと思いつつ、
    結局ウブカタさん作品経由の小説が初という。

    一巻ラストのつなぎがうまいっちゃあうまいですが、
    他の作品を知っちゃってますとねぇ。

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    2012年02月12日
  • 黒い季節

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    作者読みで遡っていったが、ここまで遡るとさすがに固い。19歳という注釈付なら、確かに本作で逸材と評価されるのも納得。
    その後の成長ぶりを見れば、担当者も鼻高々だろう。

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    2012年01月31日
  • マルドゥック・フラグメンツ

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    ボイルドとウフコックのコンビの活躍をもっと読みたくなった。

    長編より短編の方がこの物語の設定には合っているんじゃないかな。

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    2012年01月26日
  • マルドゥック・スクランブル(6)

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    やっぱり面白いマルスクのカジノ編終了。カジノ編だるいと思ってたけど今回の駆け引きは面白かった。ただ頭脳戦というよりただのチートではあったけど。
    女作者(しかもまだ21、2?くらい)だけれど最高に絵が上手い。伊藤悠みたいなビーム系画風より俄然上手いし好き。
    バロットが一人で戦えることを証明したいのっていうのは女の子の可憐さと強さが上手く表現されてて胸熱だったけど原作ファンには不評なのかな?

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    2012年01月16日
  • 微睡みのセフィロト

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    ネタバレ

    作者のストーリーテラーとして発展途上の作品であることは否めないが、解説にもあるように、のちのヒット作に繋がる設定と時代感、人物造形等、全てに、その片鱗が伺えるので、本来であれば、発表年代通りに、後の作品の先に読んだ方が良い作品である。後の作品を先に読んでしまうと、どうしても比較してしまうため、話としても主人公や敵役の造形としても、その表現方法にしても多くの点で物足りなく感じてしまうのだ。そういった先入観を抜いてみて、純粋に作品として見た場合はどうかというと、若さゆえか、多くの題材を少ない尺数に無理やり詰め込んでいるため、分かりにくく、消化不良気味な部分もある。ただし、個人的には、そういった作者

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    2012年01月02日
  • マルドゥック・スクランブル(1)

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    最初読んでからずいぶん時間経ってますが、6巻まで読んだところでレビュー(笑)
    原作読んだあとのマンガ版だったのでドキドキだったのですが、面白い!!
    ストーリー知ってるはずなのに、かなり引き込まれます。
    たまにリアルに書き込んであるので、グロいのがダメな方には辛いかもですが、原作未読の方にはよいかもです☆

    早く続きが読みたいなっと♪

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    2012年01月02日
  • マルドゥック・フラグメンツ

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    これで今出ているマルドゥックの物は読み終わった見たい。
    早く次の本出ないかなあ。
    色々詰め込んである内容。
    ラストの方のウフコックの現状には驚いた。
    それはないだろう~だけど。きっと又新たな展開が
    あるといいんだけど。
    やっぱりそうなってしまうのか……
    ちょっと切ない。

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    2014年05月26日
  • マルドゥック・スクランブル(6)

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    ノーです。ノーったらノーです。

    マルスクにおけるバロットの強さは鼠と少女のパートナーシップによるものだ。バロットがただ一人立ち向かうってのは違う。絶望的に違う。許されざるくらい違う。


    それとアシュレイの決めゼリフ「知恵か、人か、運があれば」を知恵のみにしたのも気に食わない。アシュレイ戦で最も重要なセリフで、安易に削ってほしい部分じゃない。
    改変は面白ければ全く構わないけど、漫画版の知恵のみで勝つアシュレイが「運を理解した男」とは到底思えないし、原作アシュレイの底の知れなさを全く感じられない。クールな改変とは言えない。

    カジノ編はちゃっちゃと済ましてボイルド戦を多めに取る腹づもりな

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    2011年12月25日
  • マルドゥック・スクランブル(6)

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    ネタバレ

    カジノ編終幕。
    後半のブラックジャックは観てる側も息の詰まるような長期戦。
    回想か、日照った荒野のシーンをそのまま表したような。

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    2011年12月12日
  • マルドゥック・スクランブル(6)

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    カジノ編了。
    面白かったんだけども少しカジノパート引っ張りすぎて中だるみ感が否めない
    時間のバトルが楽しみだ

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    2011年12月10日
  • マルドゥック・フラグメンツ

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    三部作2塊の間を埋めるエピソードもありおもしろかった。
    でもこれだけ読んでもよく分からないでしょうね。

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    2011年11月07日
  • マルドゥック・スクランブル(5)

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    ネタバレ

    忠実な漫画化。映像化することでどれだけ新たな理解が得られるか。読書時のイメージを思い出せなくなる弊害も。

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    2011年10月16日
  • 黒い季節

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    隅々まで厨二感が満載だなぁと思っていたら、これを書いた当時非常にお若かったのですね。

    これを18歳で書いた、という事実は単純に凄いと思うけれど
    18歳だろうと30歳だろうと小説家というくくりは変わらないのだから
    そういう背景なしに読んだときに面白いかと言われたら
    「別に」っていうことになる。

    成熟してからの作品をひとしきり読んでからの「こういう頃もあったのね」ならいいけど、冲方丁の1冊目にコレを選ぶと大火傷。

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    2011年09月08日
  • マルドゥック・フラグメンツ

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    早くアノニマスが読みたくなる佳作かと思います。
    ただ本編のような畳み掛けるスピード感は薄いので、世界観を補強するエピソード群とあらかじめ了解して読み始めるとよりいいかもしれません。
    ウフコック可愛いよウフコック(笑)

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    2011年08月31日
  • マルドゥック・フラグメンツ

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    エピローグ.本編ではバロットとボイルドはある意味確かに救われたわけだけれど,本編でも最後を語ったウフコックはどうだったのか.バロックが愛おしそうにターンしたウフコックにキスするシーンは,番外編ならではのファンサービス.

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    2011年08月24日