冲方丁のレビュー一覧

  • オイレンシュピーゲル(3)

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    ライトノベルに迎合したふりをしつつ、その中身は超絶ハードな原作のもつ世界や雰囲気をマンガで、しかもコンパクトに再現するのは、そりゃあ大変な事だろうと思う。今巻では前からの続きである陽炎の話と、夕霧の話。どちらも各個人の暗部を絡めた紹介話しだったわけだけど、難しいながらも結構うまい具合に描けてたようには思う。一応三人のストーリーを消化したわけだ。
    でもやっぱりもう少しじっくり濃く描いて欲しいというのが率直な感想だろうか。原作のもつ世界観や社会情勢を上手く描かないと単なるSFアクションになってしまうので。
    何巻まで続くのかはわからないけど、この先はもっともっとハードな話になってくるので不安だが期待

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    2011年01月08日
  • マルドゥック・スクランブル(1)

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    原作未読で映画版第一部を観たのち興味を持ったのでとりあえず第一巻。

    一巻時点では可もなく不可もなく。
    若干の作画の不安定さはあるものの、画力は十分だと思うで、その点に関して次巻以降は期待出来そうな感じ。

    ひとまず二巻も買ってみようかとは思う。

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    2010年12月21日
  • マルドゥック・スクランブル(2)

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    初・漫画版マルドゥック。
    ここからの「導火」編の扉絵が、階段に立つバロットと誘拐犬で連作になってるのがえらい怖い。好きだ。

    ボイルドの見た目が端正なのにびっくりした。あと展開がまったく違うし登場人物もここまで違うのか、って驚きつつある意味納得した最初。

    回想の場面の「雛料理」バロットはかなりイメージ通り。
    誘拐犬の皆さん登場でああこれは面白くなるなあ登場の仕方に愛嬌があるなあとニヤニヤしてたらえげつなかった。
    しかし映像化して補ったらこれくらいのことは日常的にやってるキャラクターなんだったそう言えば。
    シェルの「綺麗好き」もえげつない。

    ミディアムとヘアが可愛い。
    大今さんが「ミディアム

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    2010年11月22日
  • マルドゥック・スクランブル(1)

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    ここまで変えられると素直に別物としてストレスなく読めた。
    2→3→1の順で読んでしまった。1巻がなかなか見つからなくて我慢できずつい。

    改訂新版を読み終わってから、と思ったので余韻を引きずった状態で読み始めたら、冒頭の改変っぷりにまず驚いた。
    「ばいばい、バロット」がきっと原作終盤のあれにつながると思って期待、するには、ばっしばし改編されてるからどうかな。

    「ああいう育ち方をした十五歳の女の子」に、彼女が殻やネズミに対してどう思うか、に特化してるという印象。
    ウフコックも「優しく使ってくれる」使い手を待ってる、という点で原作とは別人な様な気がするので、このお互い幼い二人組がどうなるのかハラ

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    2010年11月22日
  • 黒い季節

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    最初のくだり、使っている表現や小難しい漢字、なんやらずらずら出てくる登場人物。

    ただししばらく進むと、その難しさのちりばめられ方に落ち着かなくなる。設定の複雑さとコトバ遊びに、メインのシナリオが見えにくくなってしまうような気がする。

    登場人物たちの鮮やかな描写に情熱のほとばしりをみるが、その裏のあまりに複雑な背景設定にややひるんでしまった。

    そうなると、世界に入りきれずにやや消化不良に。しかしながらまぶたに浮かぶような鮮やかな描写は捨てがたい。ぜひ、最近のこなれた世界観で比べるために、一番のヒット作を読んでみないと。

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    2014年03月06日
  • 黒い季節

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    冲方丁のデビュー作らしい。高校生だったか?大学生だったか?やくざものにファンタジーが混じって、スケールがでかくて、世界観もそれなりなんだけど、変に難しすぎやしないかと。設定なんかに凝りたいのはわかるけど、もうちょっとシンプルな方が筋がすっきりするし。とにかく、いろいろ詰め込みたくて詰め込みすぎた感あり。なんて書いてて、「天地明察」をまだ読んでないのですが。ここからどう化けたのか?楽しみではあります。

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    2011年09月12日
  • 微睡みのセフィロト

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    冲方丁の小説はアニメの絵コンテ(悪い意味ではないです)。
    これ、このままアニメ化でlきるでしょう。

    「あぁ、ここでカットが切り替わって、こうカメラが寄って」というのがイメージできる。

    ただ、これセフィロトは救われてないんですよね。

    すべてを背負って沈黙する天使。

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    2010年10月09日
  • ばいばい、アースIV 今ここに在る者

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    怒濤の闘いは良かったのだけど、途中の詩が冗長すぎてちょっと最期に乗り切れませんでした。これはこれで完結なんだろうけど、この世界「ばいばい、アース」と言うにはここから、旅だってからが本編になると思うのですが、キティの国でノマドが旅人としてのラブラックが何をしでかしたのかとか、その決着、更にはこの世界全体の理を断ち斬るまで描いて欲しかったなぁ…

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    2010年10月06日
  • ばいばい、アースIII 爪先立ちて望みしは

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    小説の中で登場人物が成長するのは良くあることだが、ベネットとギネスは成長しすぎの気もする。そして、アドニスとベルはどこに向かっているのか。賢者キティと愚者キティ、旅人の呪い。最終巻で全てが解き明かされ決着がつくのだろうか、悲劇に向かっている気がしてならないが、読む勢いがついて止まれないなぁ。

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    2010年10月06日
  • ばいばい、アースII 懐疑者と鍵

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    幸せから一気に奈落へと、正義と悪ですらなく飢餓同盟に墜ちていく姿、神の正体と意図は何なのか?旅の剣劇ファンタジーになるのかと思ったら、まさかの展開で面白すぎますなぁ。でも、種族が違うといいながら表紙の絵はまるで人間ですアドニスさん。

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    2010年10月01日
  • ばいばい、アースI 理由の少女

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    異世界で人間が同じ種族を求めて旅立つという、どこかで読んだパターンの小説だなぁと最初読んで思ったら、私の予想を軽く超えて面白い展開になってきた。それは良いのだが、この世界観に入り込む為の独特の言葉やふりがなになれるのに少々時間がかかるのが難点。アニメ化されると受けそうだけど、どうなんだろう。

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    2010年09月28日
  • 微睡みのセフィロト

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    本屋大賞取った本は文庫になるまで置いておいて、と思ったらハヤカワから新刊が出てたので買ってみました。読むまでにずいぶん時間がかかりましたが読み始めたらあっという間でした。

    昔に出した本の再出版なんですね。確かに試みとしては色々面白いなあ~と思いましたが欲を言えばもう少し長い話で読みたかったです。お話自体は結構ありがちかなあ?シリーズになりそうな設定でした。

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    2010年09月22日
  • ストーム・ブリング・ワールド 2

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    ネタバレ

    圧倒的な終わり方。一巻からのえ、まさかそんな?がまだまだ続きます。
    ただ、少し世界観が圧倒的過ぎて、終わってもまだ夢が覚めないような置き去り感が少し。

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    2012年08月01日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

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    ネタバレ

    終わり方がすごかった。まさか、まさか?というような終わり方。完全に引き込まれてしまって、次巻を読むまで上の空になるほど。

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    2012年08月01日
  • 黒い季節

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    沖方丁・・・18才の作品ですって!
    すっげー

    しかし、作者の頭の中で完結しちゃって、それを読者にどれだけ伝えられてるか・・というのはかなり・・・
    そのへんがやっぱり18才なのかなあ。
    キャラクターの魅力でそれなりに面白く読んだけど、正直、何が何だかわからんかった^^;
    私の頭のおそまつさ加減を抜きにしても、説明不足なのではないかなあ。
    あと、専門用語(というかなんというか・・)が氾濫しすぎで、いささか煩雑な感がありましたな。

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    2013年06月07日
  • オイレンシュピーゲル(1)

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    表紙がいい感じだったので購入したオイレンシュピーゲルの漫画板。思った以上にクオリティーが高くて満足。原作の短編一つに単行本一冊とはかなり贅沢な構成だ。どこまで続くのかは分からないけれど、続く限りは追いかけよう。

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    2010年09月08日
  • 微睡みのセフィロト

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    ちょっとラフェエルが超人的すぎたのがよくなかったな。短い、というハンデもあるが、やはり冲方作品の中ではもう一つ。ただ、パットの多眼兵器の格好よさといったらないね!

    やっぱり、冲方先生は長い方が面白い作家だわな。入門編として勧められるのは、未だに上中下のマルドゥック・スクランブルなんだよなぁ。

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    2010年09月08日
  • マルドゥック・スクランブル(2)

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    焦げ付いて、ないなぁ・・

    今回はボイルドと初戦闘(原作には無い)から畜産業者と戦闘開始まで。

    ショーンが親父ハジく→養護施設→娼館行きのバロット過去話らへんはこの絵柄だからこそのどうにもなら無さがあって好き。特にダンボール。


    うーん、ところどころ重要なシーンをかっ飛ばしてるんだよなぁ・・。
    まずバロットがウフコックのバディになるときに告ってない。相棒とか友達とかすっとばしていきなり「愛してる」とか言っちゃうその焦げ付いた感じがバロットなんだけどな。それと畜産業者とボイルドの会話で「虚無だけくれ」のくだりが無いのは凄く違和感。虚無というキーワードにしがみついてるのがボイルドの焦げ付きなん

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    2010年08月19日
  • ばいばい、アースI 理由の少女

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    冲方丁の力作ファンタジー。ものすごいエネルギーと執着が感じられますねえ。作者が世界と主題にこだわって書いたというだけあって、強烈な世界観を作り出しています。ヒロインの少女ベルは人間らしいんだけど、周りの登場人物が猫、蛙、山羊、人魚といった人間以外の動物的特性を持った連中なので、ベルは何の特徴も持たないのっぺらぼうとして異人扱いされます。ベル自身も自身の出自が分からず、自分ていったい何?と自身の存在を問い続けながら、愛用の剣で敵と戦い続けます。
    人々は機械仕掛けの神に支配されていて、「都市」と「外」に分かれて予定調和的な戦いを繰り広げます。剣が育ったり、鉱物が動いたり色が変わったり、花から生物が

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    2010年08月15日
  • スプライトシュピーゲルI Butterfly & Dragonfly & Honeybee

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    マルドゥックー天地明察と読んできたのでちょっと期待しすぎた感じ。でも最後のエピソードはじわじわとくる

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    2010年08月07日