冲方丁のレビュー一覧
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購入済み
周辺人物の話が面白い
書きつくされたテーマであるだけに、主役の信長.光秀以外の周辺人物の話が面白い。
特に意外な視点から描かれた宮本昌孝の作品が気に入った。 -
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まだSTAND ALONE COMPLEXしか観られていないけど大好きな攻殻機動隊のアンソロジー。
面白かったです。
バトーやトグサ、荒巻がアニメの声で喋って、楽しい読書でした。
作家さんは5人ですが、それぞれの攻殻機動隊の世界でした。
一番好きだったのは朝霧カフカさん。
笑い男が出てきて嬉しかったです。島での戦闘は映像で観てみたくなりました。
セリフで、中原中也など文学作品を引用するキャラがいるのが朝霧先生っぽかったです。
この世の全ては電気信号が作り出した虚像で、(本物だと思ってる)その誤解が「心」や「意識」なのか…?ううむ。ぐるぐる。
三雲岳斗さんのお話の、少佐に会いたいが為にテロリスト -
Posted by ブクログ
ふーむ、冲方丁が逮捕されていることも知らず、新作でないかなぁとのんびり構えていた。もう一つ知らなかったのはアニメ脚本家の顔~2015年8月22日、ファンとのイベント中、私服警官がやってきて、「奥さんのことで話があるから、警察署まで一緒に」と言われて、そのまま逮捕され、否定指しているにも拘わらず、72時間の抑留で取り調べを受けた後、検察官から「やっていないのか」「はい」だけで拘留が決まる。同房から弁護士を紹介して貰って連絡先を暗記し、夜中に駆けつけて貰った。あとから、供述調書に署名も拇印捺印もするなと言われ、仕事場のマンションのエントランスの防犯カメラをチェックすれば無実なのが分かると言ったこと
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Posted by ブクログ
ルーン・バロットとウフコックのコンビがこれでもかっていうくらい活躍する胸のすくような本作。まさに『マルドゥック・スクランブル』を彷彿とさせるアクションの数々。
アノニマス・シリーズになってからルーン・バロットが学業に専念してしまい、その活躍が見られなかったことにちょっと欲求不満になっていた読者にとって溜飲が下がる一冊。
20歳になったバロットの成長ぶりがほほえましくもあり、頼もしく感じられる本作。
本シリーズは4巻で終わるのかと思ったが、本作では3巻の終わりからストーリー的にはほとんど進んでいないので(笑)、さらに続巻に続きます。
バロットとウフコックの活躍をまだまだ楽しめるということです -
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Posted by ブクログ
『マルドゥック・クスランブル』から2年後、自らの人生を取り戻したバロットは勉学の道に進み、ウフコックは新たなパートナーのロックらと事件解決の日々を送っていた。
そんなイースターズ・オフィスに、馴染みの弁護士サムから企業の内部告発者ケネス・C・Oの保護依頼が持ち込まれた。調査に向かったウフコックとロックは都市の新勢力〈クインテット〉と遭遇する。
それは悪徳と死者をめぐる最後の遍歴の始まりだった。
(あらすじより)
マルドゥック・スクランブルは面白かったなー
今回はバロットの出番はないのか…
またバロットとウフコックのコンビが見たい。
でも、ウフコック死んじゃうのか?? 残虐な敵キャラが多数出 -
Posted by ブクログ
1年かけて書かれた話を1日で読み終える。
“これは正しいことなのだろうかどうか?"
そんな疑問がふと浮かんできた。それは、この続きを読むことができるのが、おそらく1年後だからだろう。
ひとつの区切りを読み終えるたびに、全体の何パーセント読み終えたか確認する。
電子書籍だと何分の何ページと味気なく表示されるのかもしれないが、物理的な本は開いたまま天を見れば感覚的にわかる。
“もう半分は読んだな”と何度も思った。
こんな読み方をするのは初めての経験。
前巻を読み終えたとき、もうすぐこの物語が終わるのではないかと感じていた。
それが間違いだったことに気付く。
予想外の展開。想定外の展開 -
Posted by ブクログ
感動しやすい私なので、いかにも泣かせます!という話は意識的に避けてしまう。
ただ、こちらは冒頭の「金庫と花丸」を読んで、泣くというよりぐっとくる感じだったので、すべて読んでみたくなり購入した。実話というのもよかった。
33のショートストーリーのうち、嗚咽をあげて泣いたものもあれば、あまり入り込めなかったものも。
何に心を動かされるかは人それぞれだと思うが、本当に様々な話が詰め込まれている。
ちなみに私は「運転免許とTシャツ」「化粧をする人」「先に行きます」で、もらい泣き。
毎日のように嫌なニュースが流れ、人間であることをやめたくなる瞬間もあるけれど、世の中は捨てたもんじゃない。人間って案