冲方丁のレビュー一覧

  • 冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    吐き気がする警察・検察・裁判官の実態。ちょっとした悪意と1枚の書類で自分もたちまち同じ境遇に陥る恐怖。非常に重要な告発・風刺の本。取り調べ透明化、留置場実態改善のために国会で取り上げられてもいいし、教科書に載ってもいいと思うくらい。

    0
    2016年12月08日
  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    あとがきやら解説やら書評やらで知ったけど、カジノシーンは名場面だったんですね。読解力の無さ、作品への共感力の乏しさを嘆くところだけど、でも、自分的には冗長と思ったんだから仕方ない。そこをもっと濃縮して、二分冊くらいの分量に収まっていたら、おそらくもっと好きな作品になっていたと思います。でも、最後の無重力男とのバトルシーン、ベタながらも闘いを通して分かり合えたりとか、人間離れした中に垣間見える、でもかなりの人間臭さを発散するクライマックスは好きでした。前日談が描かれているらしい、シリーズ続編も気にはなるけど、読むとしても優先順位は高くないかな…

    0
    2016年10月18日
  • マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion─燃焼 〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    世界の仕組みがだんだんはっきりしてきて、それに応じてのめり込めるようになってくる第2巻。楽園内部のシーンは印象的で、イルカやサメが宙を舞う幻想的な情景に癒されるけど、化け物の出現で叩き壊される。で、後半の舞台は、いよいよ核心に近付いた感のあるカジノ。腹の探り合いとかスリリングなんだけど、その薀蓄を含めた描写が、どうも冗長に感じられてしまいました。女主人公の性能とか、ネズミとの相性とか、印象付けるために必要な展開かもしれないけど、それにしても…と思ってしまいました。残るは下巻。怒涛の展開を期待してます。

    0
    2016年09月28日
  • マルドゥック・アノニマス 2

    Posted by ブクログ

    読んでいて淋しくなってくる。
    それは、この『マルドゥック・アノニマス』という物語が抱えるものそのものなのだろう。
    なかなかページを進めることが出来ない。

    この2巻でようやく今までに書かれていたアノニマスに到達した。
    ここから本当の物語がはじまるのだろう(という期待)。

    最後の最後、第32節で星4つになりました。

    0
    2016年09月24日
  • マルドゥック・フラグメンツ

    Posted by ブクログ

    これを読んでしまったらアノニマスが気になって仕方が無いわ。
    ウフコックがどうなってしまうのか。。。

    0
    2016年07月18日
  • マルドゥック・アノニマス 1

    Posted by ブクログ

    まだ最初なので、全容が分からないまま語るのはどうかと思うが、また、テーマそのものにかかわる話なのだろうと推測するも、あまりに安易に禁断の科学による異能者が登場し、無意味に戦うシーンが多く、前作までの有用性の証明とか、戦争犯罪とかの必然性が乏しい点で迫力が少ないと思われる。ハンターという敵役がいるものの、カトルカールの様な圧倒的な恐怖を伴うものになっていないので、まだまだこれからということで続編を期待したい。

    0
    2016年06月28日
  • もらい泣き

    Posted by ブクログ

    冲方丁の泣ける話を題材にした連作コラムの単行本化。
    色んな人が色んな経験をして来たことを垣間見させてくれるお話。
    人間はいつでも感動している。

    0
    2016年06月23日
  • マルドゥック・アノニマス 1

    Posted by ブクログ

    決定された哀しい結末への道程。異能バトル自体はハンター×ハンターをはじめ多くの作品で見られるようになったが、胸を締めつける様な文体と容赦のない展開は未だ唯一無二と感じる。悲しいとわかっているのに次巻が待ち遠しい。

    0
    2016年06月05日
  • サイドストーリーズ

    Posted by ブクログ

    またあの人たちに会える喜びとまだ知らない人たちの日常を垣間見れるお試し的感覚。
    何作か読みたい本も見つかってとっても得した気分。

    0
    2016年05月30日
  • マルドゥック・アノニマス 1

    Posted by ブクログ

    どうしてもスクランブルと比較してしまう。スクランブルのような圧倒的な勢いというか、物語の流れに身を任せられる安心感が足りない気がする。

    0
    2016年05月23日
  • サイドストーリーズ

    Posted by ブクログ

    アンソロジーは、未読の作家さん探しに持ってこい!
    と、こちら即買い。
    しかし・・・しくじった⁉️
    よくれば、タイトルが、「サイドストーリーズ」
    ということは・・・本編ありきだった(笑)
    既読は、「百瀬〜」と「まほろば駅前〜」のみ。
    いくつか本編読んで、ようやく積読から脱出。
    ドラマ化されてるもの たくさんあって、
    本シリーズ読んでなくても
    イメージ湧いて 十分楽しめました。
    姫川玲子シリーズ、北天の馬シリーズに興味津々

    0
    2016年05月11日
  • マルドゥック・アノニマス 1

    Posted by ブクログ

    前作までの圧倒的な能力もち達が居なくなって、なんだか小物同士の戦いな感じがしてきたような。これはこれで味があるんだけど、個人的にはもっとド派手なバトルが見たかったなぁ

    0
    2016年04月05日
  • SF JACK

    Posted by ブクログ

    11人の作家によるSF短編集。それぞれの世界が変わっていて面白い。未来の世界がどれかに近かったら‥‥

    0
    2016年03月27日
  • マルドゥック・ヴェロシティ1 新装版

    Posted by ブクログ

    文体はボイルドの客観的かつ冷酷な視点を表現しているのかと思ったが、他の方のレビューを読んでクランチ文体というものだと知る。なるほど。しかし作品にマッチしている。

    映像的に目まぐるしく展開していく疾走感あるアクションが楽しい楽しい。ボイルドのチート能力っぷりは『スクランブル』でよく知っているが、彼の鉄壁のメンタルがまだ築かれていないあたりが不安を醸す。限りなく強いはずがどこか危うく、一歩間違えばすぐに誰かが死んでいきそうな雰囲気。先が楽しみ。

    0
    2016年03月18日
  • もらい泣き

    Posted by ブクログ

    冲方丁のもらい泣きを読みました。

    冲方丁が知人から聞き出した感動的な話を収録した短編集でした。
    特に気に入った話は心霊写真、ぬいぐるみ、爆弾発言、でした。

    心霊写真は6人で写真を撮ったらテーブルに手が13本写っていた、と言う話です。
    でも、その13本目は師匠の亡くなってしまった奥さんの写真で、師匠がずっと付き添って手をさすってあげていたのをみんな知っていたのでした。
    全然怖いとは感じませんでした、というのが写真を撮った人の感想なのでした。

    0
    2016年02月19日
  • 『光圀伝』謎解き散歩

    Posted by ブクログ

    江戸藩邸の位置や水戸でのいろいろな位置関係がいまひとつわからないまま読んでいたので、この本でよく理解できました。パイロット版も読めてよかった。位置関係を踏まえたうえで、これから再読します。って言いつつ、前回単行本で読んだときはあまりの面白さに3回読み返していたので正確には4回目の再読?(笑)

    0
    2016年02月10日
  • もらい泣き

    Posted by ブクログ

    『天地明察』の著者冲方丁による、じんわり泣ける実話のショートストーリー集。
    無理に泣かせるような書き方でなく、普通の人がさらりと語ったような書きぶりで、その分胸に染み渡る。

    0
    2016年01月24日
  • 『光圀伝』謎解き散歩

    Posted by ブクログ

    「光圀伝」が面白かったので、気になって手にしました。
    散策のガイドブックという点では、街歩き系の雑誌には到底及ばないものの
    ・冲方丁のインタビュー
    ・予告編と題された光圀伝の抜粋
    は散策するときの移動の合間に読み返すことができるので重宝しています。

    何と言っても一番知りたかった「光圀伝」の「どこが架空でどこまでが史実なのか」がわかる各学者の考察が載っており、それが嬉しい!

    0
    2016年01月16日
  • もらい泣き

    Posted by ブクログ

    冲方丁の短編集。人の心が震えるときというのは何らかの普遍性があるのだろう。
    どこかで既視感を感じながらも時折自分の中のじわっとあふれてくる来る感情が押さえられない。

    ・・・そして、以前ハードカバー版も読んでいたことに気が付いたのでした。
    何回読んでも良い本は良い本、ということにしておこう。

    0
    2015年12月19日
  • 微睡みのセフィロト

    Posted by ブクログ

    超次元的能力を持つ者フォースと持たざる者サードの対立が原因で一度滅びかけた地球を舞台にする近未来ハードボイルドSF。

    主人公パットはその戦争で妻子を失った軍人。装置による制御がなければ正気を保てないほどフォースを憎んでいる。改造した肉体を持つ軍人であるパットはフォースを育成する機関から派遣された少女ラファエルとともにある事件の捜査に当たる、というあらすじ。

    展開が早く文字数あたりの情報量が多いのでやっと着いていってる感じだったが、読んでいて不思議に状況が見える。迫力のあるサイキックバトルは怖いくらいだ。

    父親としてのパットに共感しながら読んだのでラスト少し前パットとある人物の対面シーンでグッときた。

    あとがきを読むとこの話は完結しながら他の話のプロットにもなっているらしい。それらも気になる。

    0
    2015年10月31日