冲方丁のレビュー一覧

  • 天地明察(8)

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    ネタバレ

    わぁぁ、やっと関さんが出てきた〜!
    時間軸がめまぐるしく進んでおります。
    春海さんすっかり壮年になりました。
    改暦事業も頓挫しても、刀を返しても前を向く姿が
    本当に凛々しいです。かっこいい。

    そして、実は次巻で最終巻…!!
    とうとう終わってしまう。
    まだまだ終わらないと思ってたんだけど。
    終わり知ってるけれど、それがどう漫画として描かれるのか楽しみです。寂しいけど。

    が、しかし、次巻は冬。先だなぁ。。。

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    2015年05月25日
  • サイドストーリーズ

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    ダ・ヴィンチ編集部編のサイドストーリーズを読みました。

    姫川玲子シリーズ、榎本径シリーズ、さよならドビュッシー、天地明察、まほろ駅前シリーズなどの登場人物たちの「一服ひろば」を題材にしたサイドストーリー短編集でした。
    元のシリーズも楽しんで読んでいたので、これらの短編もおもしろく読みました。

    12編のうち半分は元のシリーズを読んでいないのですが、これを機会に読んでみたいな、と思いました。

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    2015年05月16日
  • サイドストーリーズ

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    タバコが小道具の12のシリーズのサイドストーリー。
    目的は東直己。久しぶりに「俺」に会えた。
    ちょっと、かっこよく描かれていて残念。ススキノ探偵もいいけれど
    探偵畝原に会いたいよ、書いてくれぃ、と思いを募らせた。
    姫川女史も多田と行天のコンビもDr.新条も、面白かった。
    読んでみたい本がまた増えたよ。罪作りな一冊ね。

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    2015年05月15日
  • サイドストーリーズ

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    ただの番外編の短編集だと思って読んでいたら、やけに煙草と一服ひろばが話に出てくる(--;)でも最後まで読んで納得!JTなんですね(^。^)y-~ このサイドストーリーズに出てくるシリーズは「天地明察」と「まほろ駅前」しか読んでいないけれど、どの話も好みで読破したくなった(^^)♪しかし積読、読みたい本をたくさん抱えているから、シリーズ名を控えておいて暇な時にでも読めたら良いかなと…(^-^;)

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    2015年05月14日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

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    冒頭ではなんだか目が滑りそうな内容だな〜と思いながら読んでいたけど、話が進むに連れページをめくる手が止まらなくなった。
    リェロンのキャラ設定が好み過ぎて困る

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    2015年04月16日
  • マルドゥック・スクランブル(2)

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    ボイルドは変にウフコックに執着しているしバロットもウフコックへの一種の愛情を持っている。なのにウフコックは不安感を持っている。
    残酷なバイオレンス展開と共になんとなくそわそわする二巻。

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    2015年03月19日
  • マルドゥック・スクランブル(1)

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    ネタバレ

    映画版も観たんだけど、それよりバロットの外見が幼く純そうに見えるし、ウフコックもより漫画っぽいデザインになってる。
    話の展開も原作と違う。でもそれが悪いとかではなくて、漫画で見せる時に無理がないというか。とてもいい。
    大今さんは原作をとても好きなんじゃいかな。冲方さんが競争意識を感じた意味が理解できる気がする。

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    2015年03月19日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    未成年娼婦の主人公バロットが、自分を「殺し損ねた」男に、マルドゥック・スクランブル09で得た技能を駆使し、復讐をしようとする話。
    登場人物の名前がいいなぁ。横文字のSFってただでさえ用語を押さえないといけない上に人物名まで覚えづらいと全然乗れないから。キャラに関連した名前をつけてあると覚えやすいね。
    SFといってもどちらかと言えば能力バトルものに近い。ガジェットも想像力の限界は越えない感じ。
    キャラクターの書きかたが上手くて読ませるなぁ。敵役のおぞましさとか、主人公の心情とか。バトルも俺tueeeeee!からの絶望の落差で次が気になる。ボイルドの絶望感はやや唐突な感もあるけども。
    気になるけど、すぐに読みたい!てほどではないような感じもする。単純に好みの問題だけどね。もう少し世界観が掘られていた方が好みなんだ。危なっかしいけど守ってあげたくなるような、超強い少女主人公の行く末は気になるけどね。

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    2015年02月22日
  • 新装版 冲方丁のライトノベルの書き方講座

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    ネタバレ

    ・主題とは皆さんそれぞれの中にある大きなテーマのこと。なぜ内面から生まれてきた主題を小説にしなければならないのかというと、それが「意味不明なものであるから」。主題とはたいていその人にしか理解できないものだから、ストーリーもないうちから「卵とネズミ」と言われても、なんのことかわからない。主題とは混沌とした発見でもある。そんなきわめて個人的なものが、もしかすると他人を喜ばせ楽しませるかもしれない。それこそが主題の価値。
    ・主題を作るために必要な要素は、技術と知識と感性。作家には、この三つが織りなす三角形の中に収まるレベルの作品しか書けない。
    ・誰からも期待されずただ黙々と小説を書くというのは、やはり小説を書きたい人にとって、もっとも大切なものかもしれない。

    創作の三項目:知識、技術、感性。
    小説の五項目:主題、世界、人物、物語、文体。
    執筆の六段階:能書き(作品になる前の様々なアイデア。他の作品になるかも)、種書き(能書きのうち、作品に使うものを絞り込む)、骨書き(企画書レベル。全体のおおまかな粗筋)、筋書き(プロット。詳細な粗筋)、肉書き(執筆)、皮書き(推敲。贅肉を絞る作業)。

    ・説得力がないと言われたら、何かを表現するためには、何かを否定することが有効。辛さをそのまま表現しても辛くない。本当は辛いのに、辛くない辛くないと主人公が否定していると、辛さの説得力が増してくる。

    ・リアリティがないと言われたら、作品内に三つの常識を作る。「絶対にしてはいけないこと、普通はやらないこと、誰でもやること」。この三つがあると、読者は作品に安心して没入できる。「絶対に起こらないこと、普段は起こらない珍しいこと、いつも起こること」これは使い方によっては世界と人物と人間関係を同時に説明できるので便利。

    ・意外性がないと言われたら、ミスリードを作る。引っかかりやすい間違いを用意しておく。ある話題の後に別の話題を出してごっちゃにする。絶対にわからないことをもう少しでわかるんじゃないかと思わせる。簡単にわかる答えを複雑な問題でもって難解に思わせる。「これは絶対に起こらないだろう」と思わせておいて、起こしてしまう。

    ・ありきたりと言われたら、異なるものを混ぜ合わせる、過剰にする、不足させる。人物、数、文章、物語のどれかを過剰にしたり、削ったり。あるいは、逆転させる。

    ・インパクトがないと言われたら、すごいと思わせる。こんなことにこれほどこだわるのは、お前しかいないと思わせたら勝ち。過剰の極大バージョン。作品自体が過剰になる。インパクトは出そうとしても出ない。徹底的にこだわろうとすると、結果、インパクトが出る。

    ・感情移入できないと言われたら、苦しい場面に感情移入してもらえたら、幸せな場面でも感情移入は続く。苦しい場面とは何か。欲しいものを得られない苦しみ。失う苦しみ。

    ・文章が下手と言われたら、書きたいものをはっきりさせる。自分がこれから書くことについて、とにかく整理する。何が大事なのか優先順位をつける。

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    2015年02月22日
  • 天地明察(7)

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    ネタバレ

    久しぶりに、えんさんが出てきたー!
    綺麗!可愛い!!

    さて、このお話の大一番勝負が…失敗に終わる
    ところで終わりますね。うわぁ。
    悲劇を乗り越えた先のまた悲劇。。。
    原作を読んでいて知っていても、気になる続き。

    この本を読んでから久しぶりに囲碁を勉強しなおしています。
    まだ5路盤からですが、まっさらな碁盤を見ていると
    どんな手になるのかさっぱり分からず、
    碁盤を宇宙、ご意思を星と例えた意味がそれとなく
    分かってきました。
    本来は19路盤なんだよな。。。19×19。

    手の数は、wikiによると10の160乗、
    チェスで10の50乗ってことらしいです。
    天文学的な数字…。

    囲碁と天文学は通じるところがありますねぇ。

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    2015年05月05日
  • マルドゥック・スクランブル(7)

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    そういえばシェルの性格が若干違う気がする.もっと表情に出るほどの臆病者っぽいイメージなんだけど,子供の頃に感情が壊れてしまったような,ガキンチョっぽい印象になってる.
    小説だけでは想像しきれなかったところを描いてくれたので,楽しく読めてよかった.

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    2015年01月11日
  • マルドゥック・スクランブル(3)

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    バロットが無邪気な様子で,支配できうる力に溺れていく重要なシーン.小説版だともっと狂ったように描かれていると思ったけど,こっちはこっちであどけなくて良いと思う.
    こどものまままったく成長していない感じというか,そういう幼さゆえの愚かさ,みたいな感じかな.

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    2015年01月11日
  • マルドゥック・スクランブル(2)

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    小説の世界観をうまく表現出来てると思う.
    誘拐屋たちの最初の仕事が,小説版だと省略されているが,漫画版ではきっちり描かれていた.かなり残酷ではあるんだけれど,異常性を描写するという点では良かったと思う.

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    2015年01月11日
  • 天地明察(7)

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    「先人達が尽力して作り上げたこの泰平の世で 今 この事業を刀を以って抹殺する事など出来ると思っているのでしょうか?」。今回,心に響いた言葉。この時代に,こんなことを言える,春海さんの人柄が出ているなぁと思いました。つらい別れがいくつもあり,それでも前を向く。少しずつ,進んでいく。この作品を読み始めたときから変わらない気持ちだけど,春海くんを心から応援したい,見守りたいと思いました。

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    2015年01月06日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    少女娼婦バロットは賭博師シェルに計られ爆炎にのまれた。瀕死の彼女は緊急法令スクランブル09により蘇り、シェルの犯罪を追う。

    心を殺し、望むことを諦め、男たちに支配され、死さえ従順に受け入れかけていたバロット。彼女が蘇り、手に入れた力を操作する時に感じた征服感と高揚感の描き方が良かった。力を手に入れた人間は間違いなく彼女のようになるから。

    まだ1冊目だけど、最後まで彼女が戦うだけの話なのか、今後彼女の内面の変化を描くのか、気になるところ。

    必要以上にグロテスクな部分もあるけど、沖方丁のリズム感あふれる文体は好きだと思った。


    *以下引用*

    *愛の定義は与えることだ。それにはルールがある。与えられる者が守るべきルールが。それさえ守れるなら、君は愛され続ける (p18)

    *(生きていていいの?)誰もイエスと言ってはくれない気がした。それこそ無条件に愛された経験がない人間が抱える欠落だと泡がささやいた。その欠落に従ってこの世から消え去るか、一生涯イエスという答えを探すために生きるのか。 (p49)

    *心の殻を、割れずにいるだけだ。あまりに自分を傷つけるものが多すぎて (p70)

    *信じられることが何よりの支えだった。裏切られないという確信。それが世界に満ちてさえいれば麻薬も銃も必要ないのだと、何年も前に兄に言われたことを思い出した。 (p117)

    *私の知ってる女の子たちみんな、それが手に入らずにクスリや男でぐちゃぐちゃになって生きてる。そんな目に合ってまで生きてる言い訳がほしいだけなのに。(中略)私を愛して、ウフコック。 (p144)

    *この全ては自分が起こしているのだという快感が込み上げた。それは圧倒的な支配力だった。物事を思い通りに動かし、感情を持つ人間さえもいいように操作する力。(中略)男のひとたち、みんな、いつもこんな感じだったんだ。これか、と思った。自分を支配する男たちが味わっていたものはこれだったのだ。この胸の焼けるような甘い思い。これをどうして自分も味わってはいけないのか。 (p263-p264)

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    2018年01月12日
  • 天地明察(5)

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    ネタバレ

    光圀公が出てこない…思ってたら、この大事な5冊目を読み飛ばしていたようで。

    ここからが、天地明察面白いところ。
    仲間ができて、やることも器具も大きくなって、
    何より、春海さんが生き生きとしているのが何より。

    おことさん可愛い可愛い。
    今回、はじめて電子書籍で読んだけど、天地明察は紙の方がいいな。その方が絵に合ってる。

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    2015年05月05日
  • 天地明察(7)

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    茫然自失になるほど度重なる別れ。
    しかし、裏を返せばそれだけの喪失感を覚えるほどの出会い・縁が春海にはあった、という事でもあり。

    おことを喪い、伊藤様を看取る事も出来ず、泣き崩れる春海の姿が切なくてかないません。それだけ大事な人たちだったんだ、と。
    そして、道策の一途なツンデ…もとい、ライバル心。本当に春海は人に恵まれている。
    誰もがその大きな器に水を注ぎたくなる、いい表現です。

    それでも改暦の儀は困難な事業。ありとあらゆる知と力を尽くして、ついに成就なるか……以下続巻、という時点で結果はアレなわけですけれどw

    兎にも角にも幸せな春海の人生。
    どんな困難に打ちひしがれようとも、やはり彼は幸せだと思います。
    素晴らしい人の縁と全てを賭けられる夢がある。これ以上に素晴らしい人生は、そうはない。

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    2014年12月12日
  • マルドゥック・スクランブル(7)

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    「聲の形」がヒットしている大今良時氏のデビュー作で、連載を読んでいました。
    当時から思っていましたが、画力や構成、演出など新人離れしていますし年齢相応のレベルではないですよね。

    グロいとこもありますけど、最後まで読ませる力のある、面白い漫画です。

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    2014年11月02日
  • OUT OF CONTROL

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    ホラーと暴力とSF。
    表題作のOUT OF CONTROLは奇妙な読後感があって非常に面白い。ゾッとするかと思えば吹き出してしまうこともあり、笑いと恐怖は紙一重だと改めて感じた。
    あとメトセラとプラスチックと太陽の臓器は、他が殺伐としていただけに、少しほっこりした。
    天地明察のプロトタイプも収録されていたので、今度そちらも読んでみたいと思った。

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    2014年09月17日
  • ストーム・ブリング・ワールド 1

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    単純に物語が面白いです。
    息子に薦めてやったら、結構ハマッてますし。
    中学生くらいにお勧めかなぁ~

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    2014年08月19日