冲方丁のレビュー一覧
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「極楽組」の配下たちの行方は?
彼らを追う義仙と了助。更なる騒動に立ち向かう、光圀たち。
そして苦難と辛苦の歩みは、了助を成長させる。
大火に始まり大火で終わる、
大江戸諜報エンターテインメント小説、ついに完結!
・剣樹抄地図
東叡大王 八王子千人同心 かまりの隠れ里
大谷のマルチル 公方館のコンヒサン インヘルノ
・解説 末國善己
吊天井事件と極大師の投降。
江戸で対面した光圀はその正体を知る。
義仙と了助は日光東照宮へ行き、一千両盗難事件に。
次いで、八王子千人同心の甲州征伐の義。
武田忍の隠れ里で聞く、恐ろしき企み。
大谷の石切場では、まさかの切支丹の集団が!
極楽組のそれぞれの正体も -
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「11人の賊軍」
映画館の予告ポスターに一目惚れ。
11月公開を待ちきれず小説を購入。
史実がもとになっている時代アクション•エンターテイメント…、なのかな?
私は歴史がほんとに苦手で戊辰戦争って…なんだっけ?のレベル。
この作品を楽しむには時代背景を少し知らなければと思い、久しぶりに戊辰戦争の解説や登場人物の相関図を読書ノートに書きながら読み進めた。
1868年1月京都の鳥羽•伏見の戦いに始まり
1869年5月北海道五稜郭での戦いに終わった
王政復古を主導する新政府軍が勝利した戊辰戦争。
物語りは1868年5月、10人の牢人と旧幕府軍の新発田藩の1人の侍が、ある理由から、岩村清一郎 -
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ネタバレ藤原道長の娘で一条天皇の皇后となる彰子が主人公の物語。
著者には清少納言を主人公にした別のお話があるが、ある意味それと対になる平安栄花物語。
わずか12歳の彰子が道長の思惑で中宮定子に対抗するために入内してからの宮中や政治の場で起こる権力争いが描かれる。
とくに叔母で一条天皇の母でもある詮子がこれまでの経緯や怨念を語って聞かせる場面はおどろおどろしくトラウマになりそうだ。
それでも世間的にはライバルであった中宮定子がなくなってその子の親王を養育することになってからの彼女の心の成長が頼もしくなる。
この子を守りたい、一条天皇を助け、尽くしたいという彼女の想いは、しかし、これからの歴史の事実を知 -
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ネタバレNHKの大河ドラマの少し後のお話だった。道長の娘である藤原彰子の事はぜんぜん知らなかったので、平安時代の貴族の暮らしや政治の進め方、天皇との関係などと合わせて興味深く読んだ。権力争いに巻き込まれる彰子ら貴族の娘達。
彰子は、わずか12歳で一条天皇に嫁ぐが、既に子を成している定子がいるのになぜ自分がここにいるのかと悩み、孤立無援の状態が2年ほど続く。政治の事はほとんど知らずに嫁いだため、周りで何が起きているのか把握できず、漢詩もわからないため、男たちの話している内容がわからない。彰子は誰に聞いたらいろいろな疑問が解けるのか考える。そして父の姉で、一条天皇の母である詮子ならば、と思い当たる。
彰子