冲方丁のレビュー一覧

  • スプライトシュピーゲルIII いかづちの日と自由の朝

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    オイレン3巻と時を同じくした、しかしこちらは緊迫した長編一本。国連ビル内での内務大臣暗殺から、連続テロ事件が発生。またMSS内で敵の攻撃による情報汚染が拡大、同時にスパイ容疑で冬真が拘束されてしまった。水無月&冬真の男の戦いも必見の第3巻。

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    2009年10月04日
  • ピルグリム・イェーガー(1)

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    三本の釘に30枚の銀貨に7つの大罪
    と言った勢力同士が、予言によって集まって争う。
    そういう話。結構重いテーマだけど、小説を読むように読める漫画で私はこの作品に惚れ込んでいる。

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    2009年10月04日
  • ピルグリム・イェーガー(1)

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    宗教革命のお話です。世界史を習った方は多少なりとも知ってる名前が出てくるはず。ストーリーも面白いですし、絵にも迫力があって、もうやばいです。

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    2009年10月04日
  • マイ・リトル・ヒーロー

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    なんとなく読んだことあるような設定、なんとなく展開も読めてしまうような流れ、なのに面白い。
    ゲームのことが全くわからず、それなのにゲームの世界の描写がとっても細かくて読むのがツラくなるかと思いきや、逆に全く分からないような私にも世界観がイメージできるほどでした。しかも飽きない。読み進めるほどに楽しくなってきました。
    文庫で550ページ超の中々な分厚さだけど、そのほとんどがゲームの中の世界だし、いい意味で登場人物たちのキャラが軽いから、ページ数の割に気軽に読み進められた気がします。

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    2026年10月02日
  • 天地明察 上

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    ネタバレ

    初めて時代系小説を読んだから、所々難しいとこがあったがおもしろかった。やっぱり人って試し試されて成長するんだなと思った。はやく春海と関が出会って欲しい。生まれた時から暦があって、過去も未来も揺るがないものとして存在していたから、その暦が間違っているなんて気づいた人はとんでもない思いだっただろうな。でも確かに急に月蝕が見れたらおかしいと思うかもだが、私だったらすごいで終わってしまう。

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    2026年09月16日
  • ムーンライズII シード・ブリンガー

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    三部作の二作目。
    様々な秘密が明かされ、残されたシードとのエンカウントやジャック一行とフィル一行の攻防戦が描かれる。
    戦闘描写が多くなり、臨場感のある読み心地だった。

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    2026年09月09日
  • 天地明察 上

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    物語に没入するまでにしばし時間がかかりました。が天測の旅に出たあたりからは一気読みでした。建部と伊藤という魅力的な人物達が春海を成長させていく件が良いですね。そして読みながら50になった私も建部伊藤の御両人のように少年のような顔をして熱中できるものが見つかるといいな、と願いながら読みました。
    下巻が楽しみです。

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    2026年09月06日
  • プロジェクト・ダークネス

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    『天地明察』『光圀伝』のイメージが強い作家さんだったが帯に惹かれて手に取った異世界の東京、超常能力を持った者たちによる弱肉強食のバイオレンス。登場人物が多数で名前が独特でわかりにくく能力も多種多様、なので読みにくいのだが、最後まで読まされてしまうのがすごいところ。内容は説明するのを諦めます。

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    2026年08月07日
  • 決戦!関ヶ原

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    勝利のため、生き残るため、戦うため
    それぞれの思いで描かれる関ヶ原の戦い
    教科書では一言で終わる戦いの裏に、人々の交錯する思いがあることを感じさせられた

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    2026年08月02日
  • 天地明察 下

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    いよいよ、新しい暦を作るように命じられる。
    えんが後妻に迎えられるのも、この流れはそれしかないだろう、と言えるもので、態とらしい恋愛でないのがとても良い。(まぁ存在自体が予想できるものではあったが、変に恋愛描写がないので良し)

    優秀な授時暦は中国を起源とするため不吉であるとか、改暦自体が天を操るということで宗教面でも非難されたり、暦自体が金になる面もあり競争があるなど、様々な問題がある中で、仲間たちの支えもあって進み続ける春海。

    終盤は関わってきた仲間の何人かが寿命などで次々に亡くなっていくのが虚しい。しかし、なんだかんだでハッピーエンド。最後まで微笑ましい二人だった。

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    2026年08月01日
  • 十一人の賊軍

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    映画観てないけど…。
    大量出血オンパレードやん。
    展開はよく有る感じ。でも、最後の最後に救いが有ってホッとした。

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    2026年07月30日
  • 骨灰

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    現代テイストなホラーに仕上がっており、働くサラリーマンの苦労も伝わってくる面白い作品でした。
    デジタル化した現代のなかで、読者の怖がらせ方も工夫しているのも印象的で、今後ジャパニーズホラーの可能性を広げる作品でもあると思いました。

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    2026年07月20日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    冲方丁さんの『十二人の死にたい子どもたち』を読んだ。『天地明察』で綿密な時代考証を土台に登場人物を自由に躍動させた氏が、現代を舞台にどのようなミステリーを編むのか楽しみだった。結果、期待以上の上質な読後感。場面もクローズドで少ないから舞台にしても面白そう。他の作品も読んでみよう!

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    2026年07月12日
  • プロジェクト・ダークネス

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    冲方丁さんの『プロジェクト・ダークネス』を読んだ。いや、ゲーム好きで有名な冲方さんの好みや趣味が大爆発というか暴走といった感じで、ご本人が筆の進むまま楽しんで書かれた姿が目に浮かぶよう。登場人物の名前が独特すぎて人間関係もわかりにくいけど、途中からどうでも良くなった。痛快極まる。

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    2026年07月12日
  • プロジェクト・ダークネス

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    ジェットコースターみたいな疾走感が最後まで続く。特殊能力もので、主人公が複数能力持ちなのはずるくない?殺伐とした世界だけど、そんな中でも奔放でコミカルな黒崎綾璃と茸男が良かった。

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    2026年06月28日
  • マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust─排気 〔完全版〕

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    全巻から引き続きカジノのシーンが延々と続き、びっくりした。

    非常に細かいブラックジャックの描写には特に面食らってしまった。主人公バロットたちがこのカジノでゲームに挑む理由は、勝つことで得られる高額チップが犯罪の重要な証拠品となるからだ。しかしその目的を超えて、ディーラーとプレイヤーの真剣勝負が熱かった。

    ブラックジャックのハウスエッジ(カジノ側の優位性)は約1%と低く、スロット(3~10%)やルーレット(約5.26%)に比べてプレイヤーに有利なゲームらしい。

    こうして確率から考えると、腕利きのルーレットディーラーのベル・ウィングは優位な立場にありながら、バロットに素敵な人生の示唆を与えてくれたのだな……とじんわりくる。同時に、最強のディーラーでありハウスリーダーでもあるアシュレイ・ハーヴェストが、ブラックジャックという比較的公平なゲームであそこまでバロットたちを追い詰めていったことが感慨深い。

    理詰めと鉄の精神力、カードを捌く技術力で、特殊能力を持つ三人を一人で追い詰める姿は見事だった。

    勝負事を通して立ち上ってくる、人間は「運」や「確率」をどこまで引き寄せられるのか、という命題が興味深く、私は銃撃戦のシーンよりカジノのシーンを面白く読んだ。1巻目を読んだ時には『天地明察』の作者が書いた本とは信じられないほど世界観が違うなぁと思ったけれど、このカジノシーンで、江戸時代に膨大な計算を駆使して暦の改変を試み、予期せぬ月食や日食の発生に暦のズレを突き付けられる『天地明察』の主人公の姿を思い出した。現代の私たちは月食の日を知れば、その時間までに夕食や風呂を済ましておける。

    正直、個人的にはカジノのシーンで大いに満足してしまったところがあり、終盤のバロットが宿敵シェルとどう決着をつけるのかや、シェルの用心棒のボイルドとの戦闘シーンは美味しいデザートみたいな感じで頂いてしまった。

    しかし、ボイルドのキャラクターが良い。粗野と純粋さを混ぜて固めて焼き尽くし、燃えかすに少し残った美しい結晶のようなものを感じさせてくれた。続編であり彼が主人公の前日談である『マルドゥック・ヴェロシティ』を読まなければいけない、と思っている。

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    2026年06月28日
  • マルドゥック・アノニマス11

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    今回はバトルもすごいし、話も進むし面白かった!このキャラの多さは意図的だと思うがまだ面白さにつながっていないようには思う。

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    2026年06月25日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    まあ、でも、死ぬってそうですよね
    12人の人間性と動機が開示されたシーンが結びついたとき強烈な印象がありました

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    2026年06月19日
  • 血契のアナスタシア 2

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    ネタバレ

    メロンブックス特典SS
    同盟者ミハイール。〈昼の者〉だが、狂戦狼と戦い、勝利したことで力を受け継ぎ、人狼に変身している間だけ〈夜の者〉。

    ミハイールと血契。

    本編。
    ハイドルトン「知っているぞ。大魔王の眷属の最大ノ弱点は流れる水。渡ろうとすれば沈み! 水の上では魔力が半減」
    →ヴァンパイア、そんな欠点もあったんだ。

    アナスタシア「海神の槍トライデント」
    モーゼのように水が裂ける。

    ハイドルトン「わが寿命の半分と引き換えだ。きたれ! 水魔の王クラーケン」
    船が落ちてきて自滅。

    かぼちゃ男、真夜の眷属の一人フォルミード。
    ドラクレシュティ様からの手紙。顔を赤らめるあなたの。


    ミルチャ、バーサーク状態に。

    〈常闇ノ眷属〉魔道士バフォムート。→こいつがミルチャをバーサークにしたの?ここわかりにくかった。。

    アナスタシア「開け〈至宝庫〉」

    ミルチャ、アナスタシアを刺し、理性を取り戻す。

    アナスタシア「守護の女神より与えられ司『鏡の盾アイギス』よ、すべての災厄を跳ね返せ」

    バフォムート、死亡「アナスタシア様ぁぁ、心よりおしたい申し上げますうばあばばあぁああ」→なんでおしたい申し上げる??なんで敵??

    血液パックでアナスタシア復活。

    ミルチャから影が離れる。
    謎の男「よくやった、バフォムート。アナスタシアの血だ」


    市役所。

    眼鏡アナスタシア。
    ミハイール市長。影が狼。

    アナスタシアの血を盗んだ連中。
    アナスタシアこ血から霊薬を作ればクマレンガモン様も完全復活なると思って二人の亡骸てま試した。
    バフォムートとハイドルトン、化け物に。
    失敗だったので、ヒドラの毒に変更した。
    人狼憑きにやってもらう。

    ミハイール・パトラシュクは戦時中に人狼を殺した。その時に人狼に憑かれた。



    アナスタシア、ミハイールに会いに。
    ミハイール「何が望みだ」
    アナスタシア「平穏かまほしい」
    ミハイール「条件がある」
    アナスタシア「あなたに取り憑いた狼をどうかにしてほしいと?」
    アナスタシアは狼除けの霊薬を渡す。「ソレを飲めば元に戻れます」

    ミハイール、アナスタシアに銃を向ける。「俺をハメようとしているな」

    アナスタシア、食人鬼の変身(?)だった。
    バトルに。

    食人鬼、さっき渡した霊薬の瓶を割り、狼に振りかける。

    食人鬼「それは、アナスタシアの血から作ったヒドラの毒。死ぬまでの時間を計測しよう」

    本物のアナスタシアが上から飛んでくる。

    アナスタシア「開け〈至宝庫〉」

    アナスタシア「〈ヒュギアスの盃〉よ、毒を霧散せよ」
    狼の毒が消える。→アナスタシアはなんでも出せて無敵すぎる。。

    アナスタシアたち、ミハイールを連れて逃げる。


    アナスタシア「ミハイール市長様、あなた様と同盟を組みたくお招き申し上げました」

    婚約者のドラクレシュティ様が目指す〈昼と夜の調〉のため、敵であるグレンガモンの野望を阻止したい。

    同盟を組む。
    ミハイール「俺の同胞に会ってくれ」

    →絵が上手いので読める。ヒロインがいい。かっこよく、かわいい。
    中二病的世界観がいい。ファンタジー要素は、そういうものなのかとなんとなく理解する程度でいいか。1巻と同じ感想だが。

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    2026年06月17日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    長編ミステリー。
    タイトルから想像していたのとは違う結末だった。子どもたちだっていろんな問題をかかえている。本気で死ぬことを考えることは十分ありうること。本の中の子供達はとても真剣で。1つの予想外の出来事を通して、自分の抱える問題を違う角度で考えられるようになる、その経緯がテンポよく進んで、一気に読めた。
    でもやっぱり冲方さんは歴史小説が一番好き。

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    2026年06月14日