冲方丁のレビュー一覧

  • 骨灰

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    めっっちゃ怖かったーーーー
    ホラーの長編は初読でしたがこんなにじっくりと丁寧に風景や心情、登場人物の機微が分かって本当にゾクゾクした。
    寝る前に読んでたらめちゃくちゃ悪夢を見ました。
    それ程こわかった...。でも面白かったー!

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    2025年10月25日
  • マルドゥック・アノニマス9

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    ネタバレ

    相変わらずの情報量。そもそもの三つ巴の勢力争いに大量のキャラクター、今刊はオフィスとクインテットが敵とも味方ともなる複雑な駆け引きあり、戦闘でも異能力バトルに限らず心理戦、法廷戦、それに選挙戦まで加わってきた。

    以下備忘録。
    オフィス
    ・共感を失ったシルヴィアを保護し、情報を引き出してあわよくば味方につけようと歓待。
    ・ウフコックの体内に癌のような異物。シザーズ陣営から「新たなザ・ハンド」と目されている?
    ・エリアス・グリフィンを市長候補に
    ・ジェラルド医師、マルコム連邦捜査官はシザーズ

    ハンター陣営
    ・シルヴィア、ラスティが共感を失う
    ・バジルとシルヴィアが結婚、妊娠
    ・ハンター、ルシウ

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    2025年10月04日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    そこそこ面白かった。
    解説文にもあるけれども、12人の〜といえば、「12人の怒れる男」か「12人の優しい日本人」を思い浮かべる。この2作品は裁判の有罪、無罪を協議する陪審員の話だけど、本作はちょっと毛色が違う。タイトルの通り「死にたい子供たち」が12人集まる、ということは命を自ら終わらせたい子供達が集まるというやや重ためな内容。ただ、重たいだけではなくてエンターテイメントとして仕上がっているところが流石だなと思った。

    とあるサイトを通じて集まった死にたい少年少女が12人。集まったのは撤去が決まっている元病院の建物。それぞれの境遇や悩みを抱えたキャラクターが、順番に集まっていく。最後を迎える予

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    2025年09月28日
  • 骨灰

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    ネタバレ

    工事が終わらない渋谷の地下を巡るホラー。
    絶対ないとは言いきれない感じがさらに怖い。

    光弘の周囲で起こる怪異、怪異に巻き込まれ変化していく感じ、周囲が蝕まれることへの恐怖…どれも絶妙でとてもおもしろかった!

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    2025年09月24日
  • アクティベイター

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     面白かった〜!
     息もつかせぬアクション、アメリカ、中国、ロシア入り乱れての亡命劇。日本の中も一枚岩ではなく、主人公の真丈と義弟のバディが離れた場所から真相を解き明かし、二人にとっての「勝利」を模索していく。サスペンス部分もしっかりしているし、亡命もミグ25事件を下敷にしているので違和感なく読める。冲方丁の真骨頂。

     とはいえ、長編、しかも昨今のラノベとは違って、難解な単語も平気で混ざった文章、とっつきにくい人も多いのでは。参考文献の数の多さは、それだけ小難しい文章を理解した証。
     だが、それがいい。事件が離れた場所で同時進行、義弟の方では頭脳戦メインで、主人公の方では肉体派のおはなしあい

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    2025年09月22日
  • 骨灰

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    まさかこんなに面白くなるとは思いもしませんでした。めっちゃ面白かった〜
    最初は建築現場で起きた異常に対応する可哀想な社員の話なのかな?と気が載らなかったけど、原さんが出てきて、謎の空間とは?となった瞬間に一気に面白くなりました!そこからノンストップで祟りについて描かれていき、全体像がわかる頃には物語は終盤に…でも全然飽きなくて、主人公の光弘を応援しながら読み切りました。
    お化けっていうよりは祟り的な怖さ。ホラー好きにはおすすめです!

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    2025年09月17日
  • 天地明察 上

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    「渋川春海-貞享暦」高校受験の時に中身を理解せずこの2単語を紐付けて覚えましたが、小説のテーマになるどころか本屋大賞まで受賞されるほどだったとは。。何も知らない中で読み始めたけど、春海の魅力に引き込まれる上巻でした。下巻が楽しみすぎる。早速読み始めます。

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    2025年09月13日
  • 骨灰

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    渋谷再開発と言えば東急。主人公の勤務先は東急をイメージしたのかなあなんて、ストーリーと関係ないところで、まず思いました。序盤は得体の知れない怖さからくる居心地の悪さを感じました。こういうよくわからないものが、自分の家に入ってきたらと思うと、読んでいても人ごとではない気がします。途中からは、家だけでなく、家族、本人にまで影響を及ぼしと、先が気になる展開に!だんだんと生活が壊されていく様子が怖いなあと思いました。

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    2025年09月13日
  • 骨灰

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    ネタバレ

    建物にまつわるホラー小説。面白かった

    主人公は建築関係者
    施工中のビルの地下に謎のスペースを発見
    その中には人が鎖で繋がられており助けてしまう
    ただそれは触れてはならない"贄"であった

    土地の呪いに触れどんどんおかしくなる主人公に、リアリティがあって恐ろしかった
    明らかにおかしいことをどんどん受け入れていく姿や贄の由来など、自分たちの生活でも起こりえそうな設定や状況に引き込まれた

    最後の展開だけ、強引にハッピーエンドに持っていったように感じてしまい、個人的には不満だったので星4にしましたが、他人に勧められる本です

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    2025年09月11日
  • 骨灰

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    なかなか面白かった。東棟、どう見てもスクランブルスクエアやん。

    ホラーの醍醐味というか、それを文学たらしめている所以として、名もなき弱者の声を可視化するという点がある。近頃は田舎ホラーや実話怪談にたびたび他者への差別的なまなざしが見られることについて盛んに指摘がされており、わたしもその点は多くのホラー好きが認識すべきだと思うが、一方、おおっぴらに声を上げることがかなわない存在の苦しみや悲しみを掬い上げることができるのもまたホラーなんだよな。

    本書はこうした名もなき弱者の犠牲を描き出しているわけだが、建物の建設にともなう祭祀というモチーフを使いながら、再開発に浮かれる都会の大企業とその陰でひ

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    2025年08月28日
  • マルドゥック・スクランブル The 1st Compression─圧縮 〔完全版〕

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    冲方丁さんの作品は初めて読んだ。
    主人公バロットの心情の変化がとてもリアルに描かれ、大人向けな描写もありつつ、しっかりとしたSF的な設定が盛り込まれており、読み応えがあった。

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    2025年08月20日
  • 十二人の死にたい子どもたち

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    おもしろかった

    途中まで登場人物がごちゃごちゃになりがちだったけど、読んでるうちに何とか区別できるようになった。
    もやっとする奴は一刀両断されるし、キャラに変に裏切られることもないし、読後感も後味悪くなくてよかった。

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    2025年08月19日
  • マルドゥック・アノニマス 3

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    ネタバレ

    ウフコックたちが対抗勢力を作り、クインテットと戦う様子。
    自分を抑え続けたブルーの最期がとく泣ける。あと、レイ・ヒューズがめっちゃかっこいい。

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    2025年08月17日
  • マルドゥック・アノニマス 2

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    ウフコックから見たハンターたちクインテットの勢力拡大の様子。この巻ではハンターがともかくかっこいい。映画とかで見たい。

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    2025年08月17日
  • マルドゥック・アノニマス 1

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    何年か前に読んでいたが、最新刊まで追いつくために再読。最初はクインテットの登場とイースターズオフィスの現メンバーの紹介という感じ。

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    2025年08月17日
  • 天地明察 下

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    春海の偉業だけでなく、保科正之などの偉業も理解でき、日本史の授業の際に覚えた人物像に奥行きが生まれたように感じた。史実とは一部異なるとは思われるが、歴史的偉業を熱量をもって読めるため、個人的には好きなタイプの小説だと思った。

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    2025年08月14日
  • 骨灰

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    ネタバレ

    初読。じわじわ捲られていく真実(かも知れない)、狂気と現実を行き来する主人公、謎のままの地下、カタルシスかと思いきや、現実の虚いの中に都会はある。地鎮祭の意味も考えさせられる。神が祟るのに理屈はないとは、最近読んだ本もそうだった。

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    2025年08月04日
  • 骨灰

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    面白かったー!
    前半はゾクっ、ビクッとなって夜読むのは少し怖かった…
    後半にかけてどんどん不穏な感じになり、見えないものが迫り来る恐怖にかられた…
    心臓がバクバクしていた。
    最後までハラハラドキドキしながら読めた作品。暑い夏だからこそ少しひんやりと感じるホラー小説もたまには良いかも?と思えた。

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    2025年07月27日
  • 天地明察 下

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    大人になってから細々と宇宙の勉強をしており、その過程でこの本を知った。
    テキストの中では渋川春海が改暦をしたという簡単な説明でしかなかった部分が、壮大な物語となって現れたことでこの改暦がいかに凄いものであったのかを、実感を伴って感じることができた。

    人生のすべてをかけて、何かを成し遂げるということが、私にもできるだろうか。

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    2025年07月27日
  • 攻殻機動隊小説アンソロジー

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    攻殻機動隊SAC前後の世界観に幅と厚みを加えてくれる良作

    わがままを言ってよいのならテーマを決めてみるとよかったかな!

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    2025年07月26日