冲方丁のレビュー一覧
-
購入済み
ヒロインのイメージが違う
原作は冲方丁のSF傑作3部作『マルドゥック・スクランブル』
原作を夢中になって読んだのでこのコミック版にも期待した。
激しいアクションシーンを「絵」で見ることができるのはとても楽しいが、どうにもヒロインのイメージが違う。
原作者は本コミックの作者 大今良時を気に入ってコミカライズを依頼したとのことだが、ヒロインがどうにも幼すぎるような気がする。
私が抱いているヒロインのイメージは、原作文庫本のカバー絵のような、冷徹なイメージの美少女である。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『マルドゥック・アノニマス3』を読んだとき、“ようやくガス室での再会に追いついた”と思った。
あれから2年。まだ、本当の意味で追いついてはいなかった。そこへ追いつくのは、おそらく次巻になるのではないだろうか?
この『5』の主役はバロットだ。
少しさみしいことに、ウフコックはほとんど喋らない。
『マルドゥック・スクランブル』は、バロットというひとりの少女がウフコックと出会い、殻を破り成長する物語だった。少し哀しい結末を迎えるが、それはバロットの心を描いていたからだ。
その意味で、『5』は正統な続編だ。
まだまだバロットは成長する。ウフコックが不在の間に、ウフコックが不在だから、大人になる。
もちろん、バロットとウフコックの二人を見ていたい。
けれども今は、次巻、バロットがどう対峙するのか楽しみでならないのだ。
そう。これはガス室までのミッシングリンクなのだ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ苦手だった時代小説のイメージを著者である冲方丁「天地明察」で変えられ、読んでみようと手にした一冊。
清少納言「枕草子」の物語であるが、読後の感想としては実に深い物語であった。
読め始めてからは私自身の無知さ故に時代小説特有の言葉遣いや登場人物の名前、相関関係等、やはりとっつきにくさもあり世界観に引き込まれるまでに3日を要した。
清少納言が生きた平安時代中期(藤原氏全盛の時代)に帝位にあった一条天皇とそのきさき中宮定子の愛の物語なくして「枕草子」が誕生する事はなかった事に気づき、定子の人生をかけた愛の物語が本作により深みを与え、一途なまでに定子に仕え、時代に翻弄され続けた清少納言の存在を際立たせている。
私自身、本作ではもっと「枕草子」について深く掘り下げた内容になっているものだと思い込み読み進めたが、あくまでも個人の感想としては時代に翻弄されながらも愛に生きた2人の女性(中宮定子と清少納言)の物語であった。
説明
内容紹介
なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのか――。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて……。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説!
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ彼女は、『枕草子』を書いたのか―。28歳の清少納言は、帝の妃である17歳の中宮定子様に仕え始めた。華やかな宮中の雰囲気になじめずにいたが、定子様に導かれ、その才能を開花させていく。機転をもって知識を披露し、清少納言はやがて、宮中での存在感を強める。しかし幸福なときは長くは続かず、権力を掌握せんとする藤原道長と定子様の政争に巻き込まれて…。清少納言の心ふるわす生涯を描く、珠玉の歴史小説! -
購入済み
周辺人物の話が面白い
書きつくされたテーマであるだけに、主役の信長.光秀以外の周辺人物の話が面白い。
特に意外な視点から描かれた宮本昌孝の作品が気に入った。 -
Posted by ブクログ
まだSTAND ALONE COMPLEXしか観られていないけど大好きな攻殻機動隊のアンソロジー。
面白かったです。
バトーやトグサ、荒巻がアニメの声で喋って、楽しい読書でした。
作家さんは5人ですが、それぞれの攻殻機動隊の世界でした。
一番好きだったのは朝霧カフカさん。
笑い男が出てきて嬉しかったです。島での戦闘は映像で観てみたくなりました。
セリフで、中原中也など文学作品を引用するキャラがいるのが朝霧先生っぽかったです。
この世の全ては電気信号が作り出した虚像で、(本物だと思ってる)その誤解が「心」や「意識」なのか…?ううむ。ぐるぐる。
三雲岳斗さんのお話の、少佐に会いたいが為にテロリストになる元SPみたいな人、サイコパス診断でこういう問題あったな…と思いました。
少佐の義体って高価で高性能なのですね。兵器並みとは。。
楽しい、攻殻機動隊の世界。途中で止まってる攻殻機動隊の続きが観たくなりました。
てか笑い男事件まであと5年くらいなのですね。。