【感想・ネタバレ】ばいばい、アース(1)のレビュー

あらすじ

生きていくには、理由がいる。人々が様々な動物の形をまとう亜人が住まう世界。何の特徴も持たない「人間」として生まれた少女・ベルは自分と同じ存在を探す旅に出る…冲方丁が描く「異世界転生」ストーリー!書下ろし特別編も収録!

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知る人ぞ知る名作コミカライズ

映画化された天地明察、SFではマルドゥックシリーズ、アニメ脚本ではPSYCOPATHで有名な冲方先生の初期作品「ばいばい、アース」のコミカライズ!

この作品は、読み進むほどに様相が変わっていきます。 独特な設定が多く、読み始めは少し辛いかもしれません。
しかし、最後まで読んだ時に明かされる真実は、きっとあなたを驚かせてくれます。

原作を読んだ方も書き下ろし小説や、文章では分かりづらかった描写を絵で楽しむなど、楽しめる要素盛りだくさんです。



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2021年02月17日

Posted by ブクログ

ふらふらと本屋さんで物色してたら飛び込んできた「ばいばい、アース」のコミカライズ。購入即決。
こういうことあるから、本屋さんでぶらりするのは楽しい。ステイホームの大きい味方です、読書。

小説の方は、15年ぐらい前かな?に読んでいるのですが、世界観に馴染むことが難しくて。独特の言葉使いが、この世界を構築しているのですが、そこに馴染むことができないというか。ここに馴染むことができれば、この世界へと没入することができるのに、なぜか飛び込むことができない、というもどかしさを感じて読み進めた記憶。

物語通してベルが感じてゆく、世界との距離、阻害感や孤独感。小説世界に飛び込めない、飛び込みきれないという点では、共感できたのかな、と思います。

ある意味「ばいばい、アース」へのリベンジのつもりです。漫画版を手がかりに、再度小説の世界へ。
冲方丁のファンタジーは、彼の小説の世界に入れないとしんどい。入れれば楽しいということが、わかってしまっているだけに、余計しんどいのです。好きな作家なだけに。

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2021年05月12日

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