山口周のレビュー一覧

  • 仕事選びのアートとサイエンス~不確実な時代の天職探し 改訂『天職は寝て待て』~

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    大手広告代理店からコンサルタントを経た著者の書くことなので、どこか遠い世界の話にも感じました。
    しかし、これからの時代、倒産や合併が多く出てくることを考えると、誰にとっても転職のような体験は避けられない時代です。
    そういう意味でも、誰が読んでも参考になる部分のある本だと思います。

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    2024年08月20日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    科学の勃興によって宗教という規範の解体が進み、人々が意味の喪失という病に
    問題とはありたい姿と現状の姿とのギャップとして定義
    経済、物質に代わる新しい価値観、新しい社会ビジョンを再設計しなければならない段階に来ているのではないか
    複雑な問題を解決する時、自分自身が解決しようとしている問題を引き起こすシステムの一部であることに気づく必要がある
    システムの中で自由にコントロールできるのはシステムではなく自分自身
    革命もまたいまここにいる私から始めなければならないという意識を持つ

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    2024年08月19日
  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    本の中で色々書いてありましたが、自分の中のなにがやりたいかというところを探すこと。雇用されるならそれと企業のビジョンが一致する部分があるところで働くこと。ビジョンは大きくしすぎても具体がなくなるし、具体的すぎると行動が制限されてしまう。大きいものとべつに分社、部署ごとに作るなどが良いと感じた。

    読みながら考えたこと

    ビジョンがない職場で働くのつらい。
    金儲け、経費を下げる、売上利益を出す。それしかありません。創業者はなにがしたくて会社を作ったのか、志がないのでしょうか?
    あったとしても現場社員どころか本社勤務の社員にも伝わっていません。
    だから離職率が非常に高い。辞めたら代わりを採用すれば

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    2024年08月14日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック

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    スライド作成。特に顧客やエグゼクティブに判断してもらう必要がある場合避けては通れない。
    結論としては、判断する人にとってわかりやすいものにする。それがこの本が述べていることだ。
    経営者たるもののものの見方。それを理解したうえでそれにスライドの方を併せていく。
    経営者には説明責任が必ず生じる。それは株主に対してのものだったりする。その時のコミュニケーションで重要なこと。それは合理的であること。ある状況において適切な合理的な判断ができている。これが説明責任の基本だろう。
    この書籍の23のテクニックも最終的にはそこにいきつく。23もあるのは人間の認知の限界に合わせるとそれぐらいの工夫は必要だというこ

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    2024年08月10日
  • ChatGPTは神か悪魔か

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    同じ題材に対して、やはりその人の個性というのが、それぞれの文章に出ていて面白かったです。
    上から目線で言えば、示唆深いと思えるようなものあれば、浅いなと思ってしまうようなものもありました。

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    2024年07月27日
  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ

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    ガソリン車はCO2の排出で環境に悪いのはわかっているが「仕方がない、そういうものだ」
    スマホの画面が割れたりバッテリー交換の修理代が高いが「仕方がない、そういうものだ」
    安いしデザインも良いファストファッションは大量生産でCO2の排出も多いし児童労働問題もあるが「仕方がない、そういうものだ」

    「仕方がない、そういうものだ」が世の中たくさん溢れていて、毎日当たり前のこととしてそのままスルーしていました。

    そんな中、アムステルダムのフェアフォンはiphoneとは違い誰でも液晶画面が割れたり、バッテリー交換したいときは自分で交換することにより、同じスマホを使い続けることでサスティナブルなことにつ

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    2024年07月08日
  • ニュータイプの時代―――新時代を生き抜く24の思考・行動様式

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    これからの社会で活躍できる人材の要件をまとめた本。
    現代社会に対する洞察や、対応する人材の要件については確かにそうかも?と思わされます。
    ただ、内容が広く浅く、意見の根拠まで書いてあるわけではないので、さらっと読んで、気になった部分は自分で深堀りしないといけないと思いました。
    内容的には、ビジネスマンとして評価される人材像という感じなので、そもそもそこに価値を置かない場合読む必要性は薄いと感じました。

    6つのメガトレンド
    飽和するモノと枯渇する意味
    問題の希少化と正解のコモディティ化
    クソ仕事のまん延
    社会のVUCA化
    スケールメリットの消失
    寿命の伸長と事業の短命化

    内容で刺さったのは、

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    2024年08月30日
  • ニュータイプの時代―――新時代を生き抜く24の思考・行動様式

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    2024.06.25 久しぶりの山口周氏の本。読み終わりましたが、基本的には同意です。この本に関しては少しモリモリな気もしますが、個々の指摘は相変わらずおっしゃる通りで興味深い。

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    2024年06月25日
  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ

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    クリティカル・ビジネスは①あるべき世界を定義し、②共感の力を利用し、③ビジネスとして行うことが重要。その理由としては、①現在の問題は変わらないので、どうありたいかが重要であり、②コンセンサスが取れていない少数のコアの力が推進上重要であり、③ビジネスとして行わないと広まらないからである。
    特に、③のビジネスと社会運動的要素のバランスを取ることが重要であり、それには個人・会社の思想・哲学が必須であることを再認識した。

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    2024年06月23日
  • 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

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    悪の陳腐さ:悪とはシステムを無批判に受け入れること
    悪魔の代弁者:多数派に対してあえて批判する役割
    解凍=混乱=再凍結:先ずは「終わらせる」必要
    パラノとスキゾ:パラノ型は環境変化に弱い

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    2024年06月17日
  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ

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    ビジネスの未来で言われていた高原社会でどんなビジネスが起こってくるのか、そんな内容を期待していたがそこまでは行かず。社会課題の解決とビジネスの良いとこどりはどう成立するのか知りたかった。

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    2024年06月05日
  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ

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    サブタイトルの「社会運動とビジネスの交わるところ」が本書をうまく言い表している。これからの始めるビジネスはそのとおりだと思う。では既存のビジネスはどう在るべきか、考えさせられた。

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    2024年06月01日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック

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    下記点は納得感があった


    ・情報を元に示唆を言い切るのは勇気がいる
    ・示唆や解釈を提示しないということは解釈を相手に委ねる
    ・解釈を委ねると摩擦は避けられるがメッセージが伝わらない
    ・自分はこう思う、というポジジョンを取ることが重要
    ・分析はできるけどポジションを取れないと、次に必要なことが見えてこない
    ・戦いに勝とうと思うなら主張をシャープにする努力が生まれ、ポジションを取るというのは、アウトプットクオリティに関わる

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    2024年02月12日
  • ニュータイプの時代―――新時代を生き抜く24の思考・行動様式

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    近々講演があるので事前知識として手に取った。分かり易いが、実際どう行動すればいいのか?腹落ち度が中途半端なので、講演も含めてもう少し考える事にしよう。

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    2023年12月18日
  • 思考のコンパス ノーマルなき世界を生きるヒント

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    ネタバレ

    ・個人を偶像化すると、どうしても変容してしまう

    ・人言中心主義vs生命中心主義

    ・仕事はバーチャル、私生活をフィジカルにする生き方

    ・知識だけでは伝わらないことも、すきまをうめることで途端に伝わることがある

    ・与えられていることに気付くこと

    ・人生とは不確実なもので、努力が必ず報われるとは限らないし、予測できないこともたくさんある。だからこそ面白いし、他人を受け入れ、自分が受け入れられる余地もある。そんな価値観に身を投じることができたら、生きやすい世界になるのではないか。

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    2023年12月08日
  • 知的戦闘力を高める 独学の技法

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    両学長のおすすめ書籍にあったので読んでみた
    この本を読んでの気付きは
    ◯読書してもほとんど記憶できない
    ◯何をインプットするかより何をインプットしないかが重要
    ◯本はすでにテキストが入ったノート
    ◯アンダーラインを9箇所程度により抜き、示唆、行動をセットで転記する

    今まではアンダーラインを引いたほとんどを転記していたが
    それは止めようと思った
    選り抜き箇所はアンダーラインの色を変えて再読しつつ数を絞っていき
    10箇所程度になったらスプレッドシートに転記する

    選り抜き箇所と一緒に「示唆・行動」をセットで書くというのは難しそう

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    2023年11月28日
  • ChatGPTは神か悪魔か

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    ChatGPTがどうこうというよりAIが人間にとって脅威となるのかどうかを各論客が考えを述べる形式となっています。脅威の意味はどちらかというと職業を奪われるかどうかにフォーカスがあたっています。

    面白かったのは第1章の落合陽一さんだけだったかなぁ。

    芸術作品をベクトル化してしまえばある時代とある時代の間で作品がどう変化していったかを学者の思い込みや予想だけに頼らず定量的に表せるのではないかという直観。それが本当に実践可能となるのかどうか興味深買ったです。

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    2023年10月22日
  • 新装版 外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

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    プロマネの方法論というより極意。プロジェクトに臨むスタンスやポジション取り、マインドセットなどプロマネとして研鑽を積んだ著者ならではの視点や動き方が豊富。プロマネ自体は速筋と遅筋を組み合わせた総合芸術なので、ある程度運動神経ならぬプロジェクト神経を鍛えないと本書の語る内容を具現化するのは難しいが、先人の知恵を先に学ぶという観点では良い本である。

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    2023年10月18日
  • ChatGPTは神か悪魔か

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    ネタバレ

    AI、chatGPTについて、各々の考え方を述べられた本。
    使い方次第で神にも悪にもなる。個人的にはchatGPTにより、人以上に適正なアウトプットが出せる場面では使用して、効率化を図り、その時間を違うことにまわせばよい。

    chatGPTは過去データをもとにアウトプットだすから、指示次第。人は考える事をやめたら成長しない。

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    2023年10月17日
  • 新装版 外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

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    プロジェクトマネジメント/リーダーについてポイントを記した図書。読みやすい。

    ▼リーダーとは
    ・最初に意見を発する人
    ・小さなリーダーからリーダーの輪を広げる
    ・嫌われて当然
    ・目的を明確にする人

    ▼良いリーダーとは
    ・一貫性がある
    ・嫌われることを怖れない
    ・トラブルを自分の責任と考えられる
    ・いつも上機嫌
    ・変なプライド無く方向性の修正が出来る
    ・助けてくださいと言える
    ・上位役職者と生意気なやり取りが出来る
     ┗こっちの方が出世もする
    ・とにかく話を聞く

    ▼プロジェクトを上手く進行させるには 
    ・勝てるプロジェクトを選ぶ
    ・勝てるメンバーを選ぶ(リソース込み)
    ・稼働の遊びが大事

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    2023年09月13日