山口周のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これからの時代に必要な考え方、ニュータイプの思考について学べる本。自分自身がこれまで大切にしていた、価値観として適切だと思っていた考え方がオールドタイプの考え方になっていることに気づきがあり、自分の考え方の癖自体を否定して変えていく必要があると自覚できた。ニュータイプの施工としても納得できるものも多く、自分としては良書と感じる。
学びメモ
・人工知能という汎用性が高いテクノロジーが実用になりつつある中で、問わなければならないことは、人工知能を人間が手にしたことで、私たちにどのような可能性が開けるのか、テクノロジーによって私たちはどのように人間を進化させられるのか、という問いである。進化するテクノロジーを用いることで現在の社会が抱える課題をどのように解決できるかを考える。
・ヒトの能力はそれを導くリーダーの意味の与え方によって簡単に増減する。意味を与えることで、ヒトというリソースから大きな能力を引き出すことができる。
・努力すれば夢は叶うという価値観は危険性を孕んでいる。努力原理主義のような主張には注意する。努力だけに依存して状況を打開するのではなく、どうやっても成果の出ない場所で不毛な努力をするのではなく、柔軟に機動しながら常に自分の価値が相対的に高まるポジションに居続ける行動様式が必要。 -
Posted by ブクログ
プロジェクトマネジメントというよりは、リーダー論に近いなと言う内容です。
著者がプロジェクトを動かしてきた際のノウハウが詰め込まれています。
PMPの取得や、プロジェクトマネジメントの理論を学習したい人には向いてません。
一方で、プロジェクトマネージャーやリーダーとして何かを動かす人が、ノウハウを知りたい!と読むのであれば学びはかなり多いです。
学び
・プロジェクト開始前に、リーダー抜きでリーダーについて話す時間を設ける。言い合える関係性を早めに作るため。
・トラブル時のリーダーの人間性がすべて。いたずらに責める・犯人探しをする等はNG。
・プロジェクトの成否がリーダーの評価になるので、成功させるために必要な事柄は全部声に出す。遠慮してプロジェクトが失敗に終わると、結局それがリーダーの評価に反映されるので。 -
Posted by ブクログ
⚫️分からない他人との出会いは、まだ知らない事象を
分かることへの契機。分からないこと・人はラッキーと思う。
⚫️疎外の話にて、目的を達成するための手段がいつのまにか目的になってしまい、振り回されるのはNG。
⚫️ロジックも大事だが、それによって毎回最適解を出せると驕らない。経験則による直感も大事にする。
⚫️パラノ(一貫していて分かりやすい人)とスキゾ(考え方やアイデンティティが他所から影響を受けて変わりやすい人)
自分自身は軸がないスキゾ型の人間。自分の価値観が他人に影響されコロコロ変わることが最近の悩みだった。
しかし、今は社会人3年目のペーペー。価値観が目まぐるしく変わるのは当たり前だ。もとよりスキゾ型の人間と分かっているなら尚更。
ただ、ベースのところである『人として正しいことをする』だけはぶれないで生きていきたい。 -
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リーダーとしての振る舞い方、考え方をまとめた本。
喋り言葉のようで平易な文章と、様々な事例や例え話でイメージを湧かせてくれるので、かなり読みやすかった。
フレームワークやTipsの紹介というよりは、「リーダーはこうするべきだよね」という説明をいかに腹落ちさせるかという主旨だと思った。
「手段に口を出さず、目的を伝えよう」「いつでも上機嫌でいてコミュニケーションを取りやすくしよう」「ビーイングを変えるにはドゥーイングを変えよう」など、読者自身が(確かにそうした方がいいかも...)と思うような説明で、イケてる先輩からアドバイスを貰っているような学びがある。
とはいえ、事例がこじつけに感じたり、表層的なエピソードを都合よく使っていないか?など感じる時もあるので、やはり先輩のアドバイス程度に受け止めるのが丁度いいかもしれない。
プロジェクト(=なんらかの計画)を立てて、マネジメント(=管理して上手く進める)するという行いに課題を感じている人にはおすすめ。仕事をする人や、学生でもチームをまとめるような立場ならイメージが湧きやすいと思う。 -
Posted by ブクログ
落合陽一氏をはじめ、他の著名で学識の高い人たちがChatGPTについて論じている一冊だが、落合陽一氏が圧倒的に先を行っていて他を周回遅れに引き離しているというか、他の御仁達と次元が違い過ぎて面喰った。
落合氏の研究・活用実績の充実度、現在進行形のアプローチの深度、そして大局的見地からの抽象度の高さが群を抜いていてインパクトが非常に強いだけに、2章以降が補足や前置きのような形になってしまっている。ただ僕は率直にそれぞれの意見に興味深い点や参考になる点があったので、総合的に見ても面白い本だった。
微分可能オントロジーとしてのポテンシャルを活用したり、共感覚が如くマルチモーダリティを活用したアウトプットを生み出そうとすると、ChatGPT単体として使うのでは足りなくて、LangChainやLlamaIndexやプラグインを活用したり、組み合わせたり、エンベディングのチューニングなどが必要となるため専門家でないとまだ厳しい。
とはいえ日々新しいサービスが生まれているため、自分なりの目的を持って新しいサービスを常に探し続ければ自分の生活を飛躍させるような出会いがきっと見つかるだろう。
「論文を書いているうちに新しい論文が生まれる」ほどのスピードなのだから、もはや全体像を把握できなくなっている。個人的にこれはもう充分シンギュラリティと呼んでいいと思う。
本書のタイトルに立ち戻ると、「ChatGPTは神か悪魔か」というものだが、本書で皆さんがいうようにChatGPTは使う人によって神にも悪魔にもなる、というのが結論だ。
見る人、活用する意思、自分で考える力の有無。こういったものによってChatGPTが素晴らしい相棒や先生になることもあれば、それを使う者に振り回されて職を追われたり恐怖を抱いたり支配されてしまう人からは悪魔と見える。
二極化が進むのはかなり確度が高く思われる。
少なくとも「何が起きているか分からない」では遅いし、文句すらいえない。使ったことがない人、知らない人は、少なくともこれ一冊くらいは読んでおく方が、実用面でも心理面でも有益だろう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1900年から2000年の期間があまりにも変化の激しい時代だった。だから僕らはこの期間を生きているためにこれがずっと続くだろうと思っている。しかし、僕らの普通はほとんど起こりえない時代を生きたためにおかしくなってしまってる。変化の激しい時代も終焉を迎え、資本主義から新しい時代へと移っていく。公正と安定がより増す時代である。また今まで起こったようなとても大きなイノベーションはもう起きない。これから起きる変化は起きても小さな変化である。変化が小さいために、人間は退屈になってしまう。だから、娯楽やスポーツ、音楽、芸術がより発展していくように思う。そこにITは大きな役目を果たすだろう。消費資本主義は終焉を迎え、これからは競争ではなく協調が尊重されていく。そんな社会の中で主役となるのは、男性ではなく女性である。今まで求められてきた男らしさやリーダーシップではなく、女性のような協調性が求められていく。今まで人間は外部環境を変えることに努力してきた。しかしこれからは、内部(人の考え方や態度)を変えていくことになる。
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Posted by ブクログ
総評
プロジェクトマネジメントというビジネスにあける汎用的なスキルについて学べる。プロジェクトの目的に立ち返って考えていくことが重要だと感じた。
要約
1. プロジェクトは始まる前に全てが決まる。
勝てないプロジェクトはやらない。勝てないと思うなら、期待値を下げたり、人員リソースを増やしたり、納期を遅らせたりするなど勝てるプロジェクトに調整する。
2. プロジェクト序盤に注意すべきこと
期待値をコントロールして、できるだけ低くすること。
目的に都度立ち返ること。
情報の流通量を増やすこと。
3. プロジェクトをうまく「着陸」させる
何かおかしいと思ったらすぐに共有する。
FBする文化を作る。
行動ではなく目的を伝える。
変えることを恐れない。
4. 計画を成功に導くリーダーシップ
嫌われることを恐れない。
いつも上機嫌でいる。
犯人探しよりも原因探し。
一貫性を持つ。