山口周のレビュー一覧
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『武器になる哲学』は、山口周による実践的な哲学入門書。ソクラテスやカント、ニーチェなどの古典的哲学者から現代思想家まで、ビジネスや人生の課題に活かせる“思考の武器”として哲学を紹介している。特徴は、抽象的な概念をビジネスシーンや日常の判断にどう応用できるかに焦点を当てている点。たとえば「正しさとは何か」「幸福とは何か」「自由とは何か」など、複雑なテーマに対し、哲学者の考えを“道具”として使う姿勢を学べる。
感想としては、哲学が「役に立つ」ことを鮮やかに示してくれる一冊で、思考力や視野を広げたい人にとって格好のガイドブック。特に若手ビジネスパーソンや自己成長を求める人には刺さる内容で、「迷った時 -
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現代において、「美意識」を鍛えることをしている人はどのくらいいるのだろうか。
本著は頭でっかちで生き残るには限界があると示唆しており、新たな生存戦略として私たちに備わっている「五感」を鍛え、「美意識」を研ぎ澄ませよと述べている。
そもそも、普通に生きていれば学歴関係無しに、美意識という言葉を知らない人は多い。小中高では美術の教育はあるが、そこでの経験だけでは美意識は得られない。
本著では、美意識を鍛えることで、コモディティ化(商品やコンテンツなどの差別化ができなくなる現象)を避け、創造性や革新性を得られると主張している。
さて、一都三県に住んでいれば、美術館での鑑賞や美意識を鍛えるのには、足を -
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ネタバレ自由になるためには、さまざまな視点で物事を見て感じて考えて思索して想像して考える教養と行動力が必要である。
難しいことではない。善い人と会い育み、古典名著や近代、現代にいたるまで読み継がれている本を読み思索する。そして、自分が知らない場所に行って五感で体験をする。
それだけだ。その数が多い程、人生は濃く深みが増して豊かになる。
まずは自分の中にある偏見というコレクションから向き合うところから、多様な視点で物事の世界の解像度が見えることだろう。
テクノロジーがいくら発展しようが、様々な思想や考えを学び、自分で考え学習を止めずに思索し、五感で感じる体験を自分の糧とすることが重要であることを教 -
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センス⇄スキルの対比について描かれた本。
センスは人生のインプットの蓄積であり、事後性の高いもの。
最初からこれと決めつけて磨きにいっても(磨き方に型がないが、、、)、それが自身の本質に根付いているとは限らない。
それでも試行錯誤する中で、自らの内から生まれてくるのがセンス。
そのセンスで仕事の方向性を決めていくことでしかよい仕事はできないと、この本では説かれている。
スキルは体系化された、あくまでも具体的な、ある種の答え。
ただ、体系化されている時点で少し古い。
目の前の現象に対しての答えにはならないし、あくまでも応用する必要がある。
その応用のためにはセンスで方向性を決めてあることが大 -
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2023年末に出た、ChatGPTのこれからを論じた本。
1年経ってみると、日常的に使う人とほとんど使わない人に別れてしまったなと言う感じ。ハルシネーションや知識が不足している話については、1年経った今も状況はあまり変わらない。というかこの時点でGPT-4まで出ており、2024年末現在ではo1 Proなので想定できる範囲の進化だなあと感じる。
内容は、ベーシックインカムと絡めて論じている人が複数人いるのが今となっては懐かしい。初期は仕事が奪われるというところからこう考える人が多かったイメージ。初期の粗削りな議論を見て理解できる今にこそ読むのがおすすめです。