山口周のレビュー一覧

  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    気になる二人の組み合わせだったので手にとってみた次第。後半は、ビジョンづくりの実務的な内容で今の僕にはあまり響かなかったかな。

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    2024年07月18日
  • 劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~

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    ネタバレ

    著者が示している三流に牛耳られている社会というのはよく理解できた
    一流と二流は互いの存在や能力を理解しているが、三流はそれらを理解できずに、低いレベルでのスタンダードを振りかざし、劣化した社会(組織)を作り出す
    また、ライフスタイルが、以前の3rdステージ制から4thステージに移行しており、それに伴って既存の年代への考え方を刷新していくのが自然
    チクセントミハイの挑戦とスキルの相関もとても興味深かった
    自分が不安→強い不安(→覚醒)を繰り返しているのは間違っていないと確認できた

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    2024年07月17日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    山口さんのWeb記事を読んで著作も手にとってみた。

    いろんな方との対談をまとめたものがメインの本書のうち、一番刺さったのは第6章「組織の不条理を超えるために」の菊澤さんとのものでした。

    自分は、この書籍で山口さんがまさに書かれているように リベラルアーツに関しては薄い理解しかなかったように思います。今思えばとても恵まれた環境にあったであろう 学部生のいわゆる一般教養科目群、もっとプロアクティブに向き合えばよかった...

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    2024年07月15日
  • 外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~

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    知的生産は、顧客がすでに持っている知識との差別化
    目の前の問題について、解けるのは直面してる自分だけという覚悟
    イノベーションは思いついた人ではなく諦めなかった人が実現
    ある分野について勉強するならまずは5冊
    レスイズモア
    ロゴス、エトス、パトス
    伝え方のアプローチの基準
    知的ストックの基本の14カテゴリー
    抽象概念のカラーバス

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    2024年07月11日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

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    問いのスタートはイノベーションを起こすには?ではなく、イノベーションが起きない原因は?であり、その理由を組織論・リーダーシップ論から論じている。そして、正に自分のいる組織や上司について言ってるかのような事例が散見された。イノベーションを起こすためには若手や異種混合が重要であることは理解はできるが、本当にそうだろうか?と思っていたところ、最終章で若手は自分の意見を持つ(ポジションをとる)ことが重要であると聞いて腑に落ちた。すなわち、ただ若手を集めたり、異種混合をするのではなく、しっかりポジションを取っている若手を異種混合させることが重要だと理解した。私の会社は年功序列で、自動的に偉くなっていく組

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    2024年06月29日
  • 劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~

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    そもそも組織は経年劣化するのがパレート分布と各層の思考で簡単に説明がつくのに驚いた。歳を重ねていっても、常に学び続けていくことでオッサン化しないように心掛けたい。特に社外活動は現在の職場環境では意識的に取り組まないと行わないことなので、定期的に振り返りたい。

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    2024年06月25日
  • ニュータイプの時代―――新時代を生き抜く24の思考・行動様式

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    内容はわかりやすいが、ところどころわたし程度のレベルでは辞書がないとわからない言葉が出てくる。もちろん意図的に使っているのであろうが…。それも頻繁に…。辞書を片手にお読みください。
    「VUCA」化している世の中では「経験の無価値化」「予測の無価値化」「最適化の無価値化」が進んでいるという話から始まり、終始納得できる内容であった。これからの社会を生き抜く上で必読であろう。

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    2024年06月23日
  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ

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    クリティカル・ビジネスとは、社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス。

    アムステルダムで創業されたスマートフォン「フェアフォン」がその一例。商品ライフサイクルを長期化することで資源・環境に関する負荷を低減するというビジョン。

    「フェアフォン」の存在を知らなかったのと、ビジネスにはとても大きな社会変革の力があるという指摘で、ワクワクしながら読む。前著『ビジネスの未来』で指摘のあった経済合理性限界曲線も無効となる。

    後半箇条書き項目が多く、生成AIのようで、正直ややうんざり。この本の発行日前後に、英国ザ・ボディショップの破綻の記事がでており、ビジネスは単純ではないと思いしられるが、社

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    2024年06月21日
  • ニュータイプの時代―――新時代を生き抜く24の思考・行動様式

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    これからの時代に必要な考え方、ニュータイプの思考について学べる本。自分自身がこれまで大切にしていた、価値観として適切だと思っていた考え方がオールドタイプの考え方になっていることに気づきがあり、自分の考え方の癖自体を否定して変えていく必要があると自覚できた。ニュータイプの施工としても納得できるものも多く、自分としては良書と感じる。

    学びメモ
    ・人工知能という汎用性が高いテクノロジーが実用になりつつある中で、問わなければならないことは、人工知能を人間が手にしたことで、私たちにどのような可能性が開けるのか、テクノロジーによって私たちはどのように人間を進化させられるのか、という問いである。進化するテ

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    2024年06月13日
  • 新装版 外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

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    ネタバレ

    プロジェクトの目的を明確化し、意義をメンバーと共有する

    チームの稼働に「遊び」を持たせる

    プロジェクトオーナーの期待値と問題意識を把握する
    期待値のコントロールでは「心理の影響」を意識する

    いつも上機嫌でいる

    一貫性をもつ

    メンバーを比較しない

    アクティブ・ノンアクションに注意
    忙しい、それなりの充実感もある、だけれどもどこかに虚しさを感じている
    怠惰な多忙

    個人として成果を出す責任(論理思考やファシリテーション、プレゼンテーションのスキルなど)
    →組織として成果を出す責任(プロジェクトマネジメントのスキル)

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    2024年06月07日
  • ハーバードの美意識を磨く授業

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    とにかく仕事だけすれば仕事ができるようになるのではなく、人間としての経験が創造的な仕事を作る、ということに気づかせてくれだ。
    ともすればワーカーホリックに陥りがち?な日本人が読むべき一冊だと思う。

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    2024年06月01日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    論理破綻や矛盾しているところがあるが、筆者の本気度がありありと伝わる血の通ったビジネス書を久しぶりに読んだ。
    いい本です。、

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    2024年05月31日
  • 知的戦闘力を高める 独学の技法

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    独学システム
    1戦略、2インプット、3抽象化・構造化、4ストック
    ✔︎テーマが主で、ジャンルが従
    ✔︎テーマは5つくらい(私はコンサルスキルをどのように上げるか等)
    ✔︎深く読む本を見つける 
    #山口周

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    2024年05月28日
  • 新装版 外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

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    プロジェクトマネジメントというよりは、リーダー論に近いなと言う内容です。
    著者がプロジェクトを動かしてきた際のノウハウが詰め込まれています。

    PMPの取得や、プロジェクトマネジメントの理論を学習したい人には向いてません。
    一方で、プロジェクトマネージャーやリーダーとして何かを動かす人が、ノウハウを知りたい!と読むのであれば学びはかなり多いです。

    学び
    ・プロジェクト開始前に、リーダー抜きでリーダーについて話す時間を設ける。言い合える関係性を早めに作るため。
    ・トラブル時のリーダーの人間性がすべて。いたずらに責める・犯人探しをする等はNG。
    ・プロジェクトの成否がリーダーの評価になるので、成

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    2024年05月25日
  • 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

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    ⚫️分からない他人との出会いは、まだ知らない事象を
    分かることへの契機。分からないこと・人はラッキーと思う。

    ⚫️疎外の話にて、目的を達成するための手段がいつのまにか目的になってしまい、振り回されるのはNG。

    ⚫️ロジックも大事だが、それによって毎回最適解を出せると驕らない。経験則による直感も大事にする。

    ⚫️パラノ(一貫していて分かりやすい人)とスキゾ(考え方やアイデンティティが他所から影響を受けて変わりやすい人)
    自分自身は軸がないスキゾ型の人間。自分の価値観が他人に影響されコロコロ変わることが最近の悩みだった。
    しかし、今は社会人3年目のペーペー。価値観が目まぐるしく変わるのは当た

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    2024年05月14日
  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ

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    クリティカルビジネスパラダイム→→
    社会運動・社会批判としての側面を強く持つビジネス。

    昨今、日本でも会社のパーパス、社会貢献などが
    持て囃されているが本書はその一歩先をいっている内容に感じられた。

    読んでいて、こういう事って日本は苦手だなぁと
    思っていたら、案の定、逸脱が許容できない日本社会にはクリティカルビジネスは育ちにくい土壌と書かれている>_<

    だからこそ、今の日本を脱するためには最大のチャレンジだと述べているのには共感する。

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    2024年05月11日
  • 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

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    何か考えるに当たってのキーコンコンセプトがたくさん紹介されており、(本書の場合は哲学)、とてもおもしろかった。BIBLIOTHECAで山口周さんがお話しされる内容が、詳しく述べられていて、理解が深まった。

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    2024年05月11日
  • クリティカル・ビジネス・パラダイム――社会運動とビジネスの交わるところ

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    ◾️目的
    山口周さんファンとして、新著だから。

    ◾️本質
    社会運動・批判としての側面を持つクリティカル・ビジネスを通じて、経済、社会、環境問題を解決できる

    ◾️感想
    過去の作品から同様の主張で一貫している。
    パタゴニアなどをはじめてとする、「利潤追求目的型の企業ではない企業」がむしろ、市場において独自のポジションを得て、利益追求できている事実などはクリティカルビジネスの可能性を感じさせる事例として非常に納得感が高かった。著者もクリティカルビジネスを推進する立場から後半から、クリティカルビジネスに関わる方法論的な記載をしてくれている。ただし、今の日本の現状を踏まえるとすでに非常に

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    2024年05月06日
  • ChatGPTは神か悪魔か

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    流し読み。AIによって脅かされるのはブルーカラーではなくホワイトカラーなのは視点が欠けてた。
    GPTといい付き合いができたら生産性の良いこと、時間かけて考えたいことに回せられることは非常に大事。

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    2024年04月21日
  • 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

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     ビジネスパーソンが「哲学」を武器として使いこなすための案内書。著者は、ビジネスパーソンが哲学を学ぶ理由を大きく4つ挙げている。
     ①状況を正確に洞察する。
     ②批判的思考のツボを学ぶ。
     ③アジェンダを定める。
     ④二度と悲劇を起こさないために
     以上のような観点に立って、著者にとって有用性があるかどうかという基準で選択した50人の哲学者(思想家)とそれに関わるキーコンセプトが、人について、組織について、社会について、及び思考についてという4つの使用使途別に整理、紹介される。
     
     取り上げた哲学・思想のエッセンスが簡潔に紹介された上で、それらの考え方がいかに私たちの生き方や仕事に活かすこと

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    2024年04月15日