山口周のレビュー一覧
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内容、主張、具体例、の一部は、同著者の『自由になるための技術 リベラルアーツ』と重複している。よりハウツー的な要素を知りたい人は本書の方がオススメだと感じた。
以下は本書の内容の解釈。
Q:独学の戦略の本質は何か?
A:自分の本性や興味関心を起点として、自分らしい「問い」や「論点」を持つこと。
Q:アウトプットを極大化するためのインプット(読書)技法の本質は?
A:日常の疑問を捕まえて「問い」を持って読書する。長期的視点よりむしろ偶発的な興味関心で関連分野もまとめ読みすること。古典作品を深く繰り返し読むこと。
Q:本質を掴み生きた知恵に変えるにはどうすればよいか?
A:得られた知識を抽 -
Posted by ブクログ
タイトルが象徴するように、未知なモノに対しては、どうしても「敵か味方か」を分けたくなる。その後、敵でも味方でも自分と比較して能力を識別する。それは、社会性生物が個の生命を守るための本能みたいなものだろう。ChatGPTに関してもこれ。だからよくある議論は、ChatGPTが仕事を奪う(悪玉説)、でも新規性は無いしハルシネーションもある(悪の弱点)、故に最終判断や更に創造的な活動は人間が担う(正義は勝つ)みたいなパターン化したもの。そういう話でも良いのだが。
何冊か読んできて、そこに書かれている内容では無いが、私の思考は次の通り。今のAIの弱点は、ある段階の哲学や価値観によるものである事と、個人 -
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問いに答えるためにインプットをする、という部分がとても参考になった。自分で情報収集するときももちろんだが、部下に仕事を振るときにも良いやり方だと思う。
目的型でのインプットも大事だが、定常的に・乱読的にインプットをする習慣もまた大切とのこと。そして、インプットした情報は検索可能にしておくこと。得た知識をいったん忘れるために、ノートを取るのもしっくりきた。
断片的な知識や知恵の羅列のような印象の本だが、それでいいと思った。自分の経験や立場と照らし合わせて、取り入れられそうな知見があればそれを活用すれば良い。しばらくしてからまた読んでみたい。 -
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ところどころ著者特有の論理の飛躍や論理の一貫性の欠如に基づく批判があったりして首を傾げる箇所はありつつも、新たな知見がテンポ良く得られて有意義な書籍だった。
以下、心に残った箇所。
【人】
多少理不尽が混じっている方が人は動く(カルバンの予定説からの論理的発展として)。
報酬連動じゃない方が成果は上がる(デシ)。
人々の妬みややっかみを刺激することでブランドは成り立っている(ニーチェのルサンチマン)。
自由とはあまりにも苛烈な責任を伴う(フロム、サルトル)。
悪とはシステムを無批判に受け入れてむしろ真面目に働く者によってなされる(アーレント)。
人が良心と道徳に従って行動できるかは、同じ道徳に -
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著者山口周さんは「人文科学と経営学の交差点で仕事をする」戦略をとる。過去作も世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?など印象的な作品が多い。
本書には今ビジネス社会におきている新たなパラダイムの台頭について書かれている。多くの人が「そういうものだ」「仕方がない」と甘んじて受け入れている現状に対して批判的な考察を行い、現状とは異なる「あるべき姿」を提示することで、多くの人が共感する「新しい問題」を生成してビジネスを生み出すのがクリティカルビジネスであると。
そういえばSDGsがどうだと騒がれ出して久しいが、身の回りを見渡せば、ランニングシューズの生地に再生材が使われ出すとか、ストローがプラか -
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これからのビジネスの主流と目されるクリティカル・ビジネスの解説書。
成熟社会において、批判的考察を通して、遠くの・未来の他者への共感から、「歓びに充ちた節制と解放する禁欲=joyful sobriety and liberating austerity」(イヴァン・イリイチ)の実践(この言葉が個人的には一番気に入った)など、
社会とビジネスの課題を解決を目指すための、実例とアプローチ方法が多数述べられている。
これからの社会人だけでなく、これまで既に会社人人生を送ってきた壮年層含め、今後の生き方を見つめるのに最適なボリューム感の著作。
まずは行動から。 -
Posted by ブクログ
◾️目的
おっさん化する自身についてセルフチェックするため。最前線に居続けられるおっさんになるためひ。
◾️本質
学び続けよ
◾️感想
おっさんが暴走する理由について構造的に紐解かれていたのは、なるほどであった。そして、なぜ組織が劣化していくかの考察も納得感のあるものであった。
◾️ポイント
・年齢だけでリスペクトするのはNG
・自らの真善美を持つことが大切であり、それを磨き続けることも大切。
・オピニオンとエグジットを使い分けて、闘争する。特にエグジットは明確に有用
・転職などを踏まえた自らをストレスフルにする環境を作ることによって成長できる。 -
Posted by ブクログ
メモ
日本は権力格差指標が高い
リーダーシップは、文脈に照らし合わせる必要がある。フォロワーとの、関係性、もしくは周囲の環境との関係性の中で成立する概念。
6つのリーダーシップスタイル
指示命令
ビジョン
関係重視
民主
率先垂範
育成
是非は文脈=コンテクスト次第
いのべーていな組織はビジョン型が多い。
リーダーの仕事はビジョンを示すこと。
ビジョンに求められるとこ。where、why、how。換気力のあるwhere。共感のえられるwhy。納得できるhow。
イノベーティブな組織
人材の多様性。
常に自分の意見を持ち、口に出すこと
人に意見を求めること。指示待ちと嘆く前に、意見を