山口周のレビュー一覧

  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    リベラルアーツを語るのに最適な人選に驚かされる。
    さまざまなコメントが、明日への活力になったりする。

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    2022年10月08日
  • 仕事選びのアートとサイエンス~不確実な時代の天職探し 改訂『天職は寝て待て』~

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    転職について語る前に、天職とは何かに触れる。「聖マタイの召命」というカラヴァッジョのバロック絵画、イエスが弟子として指名するシーン、その指先には金勘定をする収税人のマタイ。神による使命、つまり天職とは本来神に与えられるものだと。山口周らしく、浅い自己啓発本とは一線を画す出発点が知的刺激もあり心地良い。そこから、クランボルツの研究、キャリア形成の80%が偶然だという調査結果を引く。

    転職にどのようなイメージをもつかは、人それぞれの体験に依るだろう。ただ、それを歓迎せざる内在的論理は、企業側の事情に反して、一緒に働く側には共通するものがあるのでは無いだろうか。教育コストの削減、即戦力の確保、外部

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    2022年10月01日
  • 知的戦闘力を高める 独学の技法

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    読んでいてドキッとする内容が多かったです。特に教養が単なるコンプレックスの埋め合わせになっていないか、という指摘は正直結構身に覚えがあるので、知識がそれを得ること自体が目的になっていないかは常に自問自答が必要だなと思いました。

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    2022年09月24日
  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    ビジョンとは?
    ビジョンは会社が目指す最上位の概念。
    登山の山頂のイメージ

    ビジョンは背負えるギリギリの大きさにすること。
    あまりに大きすぎると、ボヤけてしまうため。
    例えば『日本のみんなを元気にする!』ではなく、『東京都のこの地域を元気にする』みたいな感じ

    ビジョンは
    会社の存在意義
    会社の力
    ブランド価値の時代変遷
    経営が楽になる

    WILL CAN MUSTが重なるところにビジョンがある。

    WILL
    熱い思い
    これまでの文脈を、汲み取る→過去を省みる
    お客様に媚びない
    テンションが上がる

    CAN
    動詞にする
    背負い切れるギリギリの範囲

    MUST
    社会課題と連結する



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    2022年09月17日
  • 劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~

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    50代を見据えて生きているワタシ、40代後半は100年人生に於いて“キャリアの折り返し点にも至っていない可能性あり”と知り、勇気がもらえました(笑)

    謙虚な気持ちで新しいモノゴトを積極的に学び続けたい

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    2022年09月07日
  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    • 問題を解く能力よりも、問題を提起する能力
    • 人のモチベーションはコントロールできる、という考え方はアリです
    • 「役に立つ」から「意味がある」へ価値変容している
    • 時代や社会への違和感を持つ
    • 言行一致は今重要。バレるから。

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    2023年01月24日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    この本の内容をありのまま捉えるのではなく、読んだ後に自分がどう思うか、意見を持つことが大切だと思った。

    今のシステムで恩恵を受けている人もいるので、今の現状を変えたいのであれば結局自分が動くしかないということを痛感した。

    社会で脇役だったとしても、自分の意見、存在を大切にしたいと思う。

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    2022年08月27日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    社会における教育の話など、すごく視野が広い(広がる)本という感触。

    読む人の視座の位置によっても、色々と気付きが変わりそうな本かなぁと思いました。

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    2022年08月26日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    1.上司に薦められたので読みました。

    2.経済成長に固執する現代に対して一石を投じる本です。経済成長に固執するあまり、人として大切な自己実現を忘れてしまっています。これにより限界にきている資本主義にさらなる負担をかけ、真の問題点を発見できなくなっております。
    本書では「高原社会」と定義づけ、これからのあるべき未来が何なのか、どのような対策が必要なのかわ述べています。

    3.私自身、特に不満があって今を生きてるわけではないので、所得を上げることについて躍起になっておりません。ですが、周りの人は所得を気にしすぎるがゆえに不満が増えてく一方です。
    金に気を取られてしまい、大切な自己実現が年々失われ

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    2022年08月26日
  • 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~

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    ■ 1. 経営を「全て数値で管理する」は幻想
    •「ドラッカーが『測定できないものは管理できない』と言った」とよく誤解されるが、これはドラッカーの言葉ではなく、エドワーズ・デミング博士の誤解された引用。
    •実際にはデミングは、「測定できないものも重要であり、むしろ測定できないものにこそ注意を払うべきだ」と主張していた。
    •経営を「定量的・論理的にすべて管理する」ことは現実的ではなく、またビジネスの本質を見誤るリスクがある。

    ■ 2. ビジネスとは「人と人とのコミュニケーション」
    •ビジネスは、人間の集合的な活動であり、単なる数値の集合体ではない。
    •数値化できない要素(信頼、感性、価値観など

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    2025年05月18日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    「生活に必要なモノをあまねく行き渡らせることで幸福な社会をつくる」という戦後からの目標のもとそれを測る指標としてGDPは有効だった。

    現在はモノむしろ溢れかえってるくらいで、戦後の目標は達成された状態。

    それなら目標は変えるべきだし、
    戦後の指標を追いかけて、日本はダメだと自虐するのはおかしくないですか?

    少ない時間でたくさんものを生み出す力をいつまでも追いかけても仕方ないですよ。

    前提から疑う考え方に、確かにそうかもなあと思うところがあった。、

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    2022年08月21日
  • 仮想空間シフト

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    世の中はIT技術の発展により変わってきているが、コロナを契機にさらにそのスピードが加速している。物理空間から仮想空間での生活が中心の世界にシフトし、それによって、仕事が変わり、暮らしが変わり、社会が変わり、人生が変わり、国家が変わりと言った流れができている。この環境の変化に合わせて、自分自身の意識を変え、働き方や生活の仕方を変えていくことを前向きに考えさせてくれる本。

    学び、気づきとなったメモ
    ・仕事はミッションへの共感ややりがい、好きであるかというのが大事に基準になる、Z世代のモチベーションは昔と違うところにあることを理解すること
    ・モチベーションを高める仕事を見つけるためには、イシューを

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    2022年08月21日
  • 劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~

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    学びを止めてはいけないこと、常に謙虚に逞しく生きるコツを面白く教えてくれる一冊でした。
    社会に出て暫く経つと、幼い頃の、または学生の時のピュアな心を失いそうになる瞬間が何度もある。
    だけど、あの頃みたいに学びたい、常に新しいものを、と枯渇した心を満たす泉を探す冒険心こそが人生を輝かせてくれることを思い出させてくれる。
    どんなに学んでも世界は広くて、まだまだ学び足りないことだらけ。
    日常に慣れることは簡単だけど、いくつになっても常に新しいことに挑戦しつづけたい、そう強く思える勇気が湧く本。

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    2022年08月18日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    どの方の対談も知らないことばかりで勉強になりましたし、山口さんの引き出しの多さは流石でした。対談という形式だからこそ、よりリベラルアーツの重要性を感じることができた気がします。

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    2022年07月31日
  • マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

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    私の価値観のトップに「美学」があるためまずこのタイトルに惹かれた。
    そして私が苦手としている論理的に考えることが今後、超前提になりその先の美意識で物事が進んでいくことの重要性を理解した。

    学びとなったのはBCGのようなコンサルタントには、今までは論理的に考えていく資質が求められていたが、そうすると人が変わってもたどり着く解は同じになるためロジカルに考える事は今後AIに置き換わっていく可能性もある。

    では人間は何ができるのか…そのロジカルで考えた先にある説明のつかない「何となくこれが良い」と感じる感性というか美意識が非常に重要になってくる。

    まずはそのベースとなるロジカルな思考を私は身に付

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    2022年07月29日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

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     WMACにおいて、「最もイノベーティブな企業」に共通して見られる特徴のひとつに「多様性の重視」が挙げられます。しかし、一体、人材の多様性とイノベーションにはどのような関係があるのでしょうか?
     カギは「多様性がもたらす創造性への影響」にあります。

     つまり最終的に重要なのは「意見の多様性」であって「属性の多様性」ではない、ということです。多くの企業が取り組んでいる「属性の多様性」に関する向上は、それはそれで否定しないものの、それが最終的に組織内における建設的な認知的不協和につながるかどうかは、「属性の多様性」がしっかりと「意見の多様性」につなげられるかどうか、という点にかかっています。
     

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    2022年07月02日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック

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    具体的な作成方法はないが、デザインの心構え、ラフの作成、ストーリー作りによる「美しいスライド」作りを目指す本。

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    2022年06月23日
  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    ビジョンを掲げることの効果、またリーダーの役割を定義しつつビジョンに囚われてしまうことの危険性についてもわかりやすくまとめられていて、とても読みやすい

    これからの自分に必要なことだと感じる

    繰り返し読みたい

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    2022年06月17日
  • ハーバードの美意識を磨く授業

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    ネタバレ

    ハーバードでは、美意識に基づくポーリーンブラウン教授の美意識の授業がある。モエヘネシーの北米代表など、マーケ絡みの責任者を歴任してきた著者の経験からくる論理でもある。ビジネスの世界にある意味対極的と過去から思われてきたアートの重要性、美意識というものが介在しているのか、そしてそれを活用することがいかに大事なのか、を説く。
    筆者は、美意識をビジネスに活かすスキルをAesthetic Intelligenceと呼び、頭文字をとって第二のAIと名付けた。テクノロージーと美意識、人間にできることで、経済と社会のサステナビリティに貢献できると。シャンパーニュ、ロゼを生み出したマダム・クリコは。製品や経験

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    2022年06月01日
  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    全ての出発点、全ての拠り所、ビジョン。
    これが不明瞭、もしくは無いのは辛い。
    必要に迫られたり、どこかから指示を受けたりしてどうにかこうにか仕事を繋いで来てしまった会社。
    進むべき道、向かう先を自ら考える機能が欠損している今、余計に強く響く。

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    2022年05月30日